201系。
関東地区ではとうに卒業していますが、関西地区でもついに卒業すると、JR西日本が発表しました。
現在は吹田総合車両所奈良支所(昔で言う奈良電車区)に配属され、関西本線(JR大和路線)、おおさか東線などで走っています。
その代わりに、225系の新製配置で追われる221系を網干総合車両所から奈良支所に転配して充てるそうです。
ブラックフェイスを採用した(当時は労組のスローガン書き用かと揶揄されたそう)斬新な前面と、省エネを図るべくチョッパ制御を採用して、台車も新設計と
昭和50年代中期の疲弊していた国鉄で力のいれようが違うものを投入したものです。
当初は(東京の)中央線で走り、後に関西でも東海道・山陽線各駅停車向けに投入されました。
関東はとうの昔に卒業していて、関西ではまだ奈良地区を中心に走っていましたが、いよいよ卒業の時を迎えました。
とはいえ、あと3年位は走りますので、急いで撮るみたいなことはないでしょうけれど。
(葬式鉄よ、まだ早いぞ←どういう視点から言ってるんだ?)
やはりチョッパ制御が徒になってしまったのでしょう。
実際に手がかかる割に・・・でしたので、後に(国鉄末期~JR発足当初)投入された車両は総じて抵抗制御を改良したモーター(いわゆる添加励磁制御車)が採用されていました。
で、台車も軽量化を図るべくいわゆるボルスタレスタイプになりました。
(とはいえ、京急が201系タイプの台車を今でも採用していますが)
奈良支所に配置されている205系や221系はちょうどその時代の車両になりますし。
で、じゃぁ221系だって・・・というやっかみがネトでも少数有りますが、221系も大規模改良が施され、オリジナル車もほぼ無くなります。
何より添加励磁制御車ですから、奈良支所的にもほぼ揃えられてメンテナンスが楽にはなることでしょう。
201系も車両自体は大規模改修を施して使えるのでしょうけれど(オリジナル感どこやねん?と突っ込みたくなる位の変貌ぶり)、「足元」に手がかかるので・・・というのがすべてでしょうか。
そうなると加古川線と播但線、山陽本線和田岬支線でまだ走っている103系もそう遠くない将来に・・・となるでしょうか。
(加古川線と播但線のもオリジナル感皆無で、和田岬支線のが若干あるわねという感じ)
そういえば、201系のトップナンバーはよく乗ってたものです。
青梅駅構内での車両故障にも立ち会ったことも懐かしい思い出です。
もっと余談ですが、小学生の頃、青梅駅構内で脱線して斜めに傾き、フェンス(いわゆるスタンダードなタイプ)に寄っかかっていた103系なんてのも視たことがあります。
InstagramやらTWに載せたら、アクセス凄かったことでしょうね。
これが分かる人は「あの」小学校に在籍していたヒトでしょうけれど。
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Posted at
2020/02/20 07:35:25