有給休暇の消化を兼ねて北陸へ0泊2日(車中1泊)で逃避行してきましたので、数回に分けて記していきます。
本当は静岡へ墓参りに行くところでしたが、やんごとない事情でキャンセルになり、仕事帰りにスマホをポチッとしていたら、「かがやき号」と「グランドリーム金沢号」のチケットを衝動的にとってしまいましたので・・・。
まず、始発に乗って立川での乗換競走を経て各駅停車で東京へ。
その始発ではドアの半自動システムに不具合が出たようで、途中から全開閉にて運用していました。(運休せずに良かったですが)
東京駅で降りようとドアの前で立っていると、その横で窮屈そうに立つサラリーマソがいまして。
で、開いた瞬間に猛ダッシュをしていたので、こちらも負けじと進路に入らせないよう階段を下っていきました。
そのサラリーマソは、出張のようで乗換カツカツで新幹線乗り場方面に消えていきました。
事情は知らぬけれどそんなカツカツに組みなさんなと。
当人がそうしたのならばいざ知らず、会社が組んだとすれば、その会社は阿呆だなとは思いました。
で、チケットに引き換えて駅前の松屋で朝食をいただき、改めて入場し新幹線ホーム待合室でしばし待ちホームへ。
そして、これに乗りました。
かがやき503号金沢行き、W7系(W11編成)。
普通車に座ってみると、枕が動く優れもので、座り心地もまあまあだったかなと。
車内も半分位の埋まり具合で東京駅を定刻で出発し、次の上野駅から私の後ろの席に欧米系のガイジン2人が座ってきたのです。
車掌が尋ねると、ジャパンレールパス(JRP)を印籠みたくかざして英語でまくし立てていたのです。
どうも指定を受けずに勝手に乗り込んだようです。
かがやき号は全席指定ですので自由席は無いのですが、自由席のあるはくたか号と区別が付かずに乗り込んでしまったようで、車掌も埒が明かないと思ったか座らせてたみたいです。
その後来た車内販売で珈琲などを買ってみました。
そして埼京線沿いに北上し、大宮に着くと大量の乗客が。
くだんのガイジンはそこで本来座る客に席を追い出されていました。
ちなみにもう一人アジア系のガイジンが同じようにJRPをかざして何かやっていました。
これは考えないと行けないでしょうねとは思いました。
で、大宮で横の席に座った女性が即座にブラインドを下げてしまいましたので、車窓がろくに拝めませんでした。
Googleマップを睨みつつトイレで立つ度にドア越しに車窓を眺めていました。
ただ、トンネルが多いだけに通信もままなりませんでしたが。
で、長野、富山と停車して、定刻通りに到着しました。
金沢駅。
18年ぶりに足を踏み入れましたが、いつの間にかこういうのもできていまして。。
鼓門。
(どれだけ来てなかったんだと)
荷物を一時預かり所に預け、お土産を先に買いましたが、地ビールを買っていましたので、タッチ画面を見た際に、思わずセブン-イレブン化していたことを感じさせられました。
続いて、IRいしかわ鉄道のカウンターに行き、「IRいしかわ鉄道の」ICOCAを買おうとして、何を血迷ったのか「あいの風(とやま鉄道)のICOCA・・・」と口走り係のヒトを困惑させてしまいました。
改めてIRいしかわ鉄道のICOCAを購入し、手持ちのSuicaとPASMOにチャージをして在来線のホームに入りました。
サンダーバードやらしらさぎが停まっていましたが、私はこちらに目が向きました。
521系。
初期ロッドのはあいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道に譲渡しましたので、JR西日本所属車は比較的新しいロッドばかりなのです。
とりあえず、普通小松行きに乗り西金沢に向かいました。
降り立つと18年前とは全然違う綺麗な橋上駅舎になっていました。
次にこちらに向かいました。
北陸鉄道新西金沢駅。
駅舎も改札も昭和の地方鉄道感漂う駅舎でした。
で東急7000系の車体に国鉄101系などの廃車発生品で組成された脚回りの7000系に乗りましたが、上下左右にまあスウィングさせられました。
そして、こちらに着きました。
北陸鉄道野町駅。
(敢えてこう言いますが)昭和の場末のターミナル感を漂わせる駅舎でした。
大通りに出て、来たバスに乗り片町・香林坊と経て武蔵ヶ辻まで乗り、近江町市場に入りましたが、時間は折しもお昼前で、市場に面した食堂はどこも長蛇の列。
それを避けるべく横のビルに入り、空いてそうなこちらの店に入りました。
麺丼や。
これを発注しました。
ざるそば。
そばはまあまあで、付いていた炊き込みご飯が中々良かったです。
食べ終わり、近江町市場を逃げるように後にして取引銀行の支店で引出と両替をして(自動両替機でも新札がきちんと出る←わかるヒトにしかわからないと某メガバンクあるある)、こちらに行ってみました。
尾山神社。
神社とは思えない洋式な建物もありました。
旅の安全を祈願して、こちらに向かいました。
石川城。
そんなに大きい感じはしませんでした。
そして、石川門から橋を渡りこちらにやってきました。
兼六園。
趣深い・・・と言いたいところですが、なにせカツカツのスケジュールを組んでいましたので、慌ただしく見て回っていました。
そしてヒトも多くて、なぜか和風の装いのヒト達が多かったですね。(特に若者)
さらには自撮り棒を持っているのも多かったのですが。
その後次の目的地に向かうべく兼六園下のバス停に降りたのですが、どこから降って湧いたのかマイクロバス1台分の客が待っていました・・・。
しまいにはガイジンからJRPを見せられて、(金沢)駅にはどうやって行くんだと言われ、反対側のバス停に行くようジェスチャーをしましたけれど・・・。
それらは周遊バスが入線する皆乗り込み、すし詰めで向かって行く中、独り10分遅れで来た、西日本JRバスの「ひがし茶屋街シャトル」に乗り込みました。
このバスはSuicaが使えるのがポイントなのです。
で、橋場町停留所に着いて浅野川大橋を渡り、やってきました。
ひがし茶屋街。
これまた趣深い・・・と言いたいところですが、こちらもヒトだらけで、客層も兼六園のそれと同じでした(当たり前と言えば当たり前)。
早々に退散して、目に飛び込んだコカコーラの自販機でいろはすスパークリングのれもんを買って、浅野川を撮っていましたら、先ほど乗ったバス(今度は金沢駅行き)が来たので、迷わず乗り込みました。
そして、金沢駅に着き、荷物を受け取って(預かり所の空気がヤニ臭にまみれていたぞ)、何も考えず在来線のホームに向かうと、これがいました。
特急花嫁のれん号
キハ40系をベースに改造した観光列車です。
ホームにはきちんと暖簾がかかっておりました。
それを横目にコレに乗り込みました。
普通富山行き521系(IRいしかわ鉄道車)。
終点まで乗り通さない予定でしたので、通路側に座りましたが、結局窓側には誰も座りませんでした。
とりあえず、実質4時間半滞在で金沢を出発して次の目的地へ向かいました。
(2)へつづく。