2021年10月21日
トヨタ自動車は。
世界はカーボンゼロへ向かっています。
この流れは抗えない処まで来ています。
そこで、電気自動車、いわゆるEVにトレンドが向いているわけなんですよね。
実際排ガスが出ないから二酸化炭素は抑制できるって。
ただ、これは坂道が少ない平野部だからできるはなし。
私が住んでいるところみたいに坂道がたくさんある所ではかなり厳しいでしょ?って。
しかも、EVのインフラになるべき充電ステーションは脆弱ですし。
恐らく青梅市内でバッテリー満タンにしても、青梅街道~大菩薩ラインを走って行くうちに減っていき、柳沢峠まで無充電で行けるかどうかでしょうね。
回生ブレーキをうまくつかいこなせなければ。
特に山梨県に入るとアップダウンがえげつないですから。
それはさておき、商業車のレベルではすでに佐川やSBSホールディングスなどの物流大手が中国製のEVを投入するようです。
ニホンのメーカーはそういう意味で出遅れてしまったみたいなのです。
トヨタも高尚な理想はあるのですが、EVではそれが仇になってしまってるようなのです。
一応水素エンジンを・・・となっていますが、それとてインフラが・・・ですし。
そもそも水素エンジンにしておかないと自動車産業のスキームが崩れてしまうからでしょう。
ただ日産は結構本気でEVを売ってますし、本田技研もクルマに関してはEVにするようなことになったようです。
ただ、自動車会社では無いメーカーでEVを稼ぎ頭にしようとしているメーカーがあります。
日本電産。
EVにおけるモーターの部分でトップシェアを取ろうとしているのです。
そしてその社長兼CEOが元日産の関さん。
元々日産の生産部門を率いていて、ファウンダーである永守氏みずからヘッドハンティングして、社長を任せた後に今度はCEOを譲ったのですからその本気度は・・・です。
まだ、インフラや性能、なにより価格を鑑みるとガソリン車が優位ではありますが、もしEVの性能が上がりインフラが整備され価格がそこそこ下がってきたときに、本当の意味でゲームチェンジになりそうな気がするのです。
そこに水素エンジン車が割って入れるのかも含めて。
その暁にはトヨタが完全に出遅れてしまっているのでは無いのか?と思ってしまうのです。
例えHVやPHVが認められているとしても。
あとEVの製造段階で二酸化炭素がたくさん出てるではないか!と主張しても伝わりづらい気はしますし。
ま、ど田舎ですと恐らくガソリン車がしばらく優位でしょう。
ただガソリンを入れられるスタンドが整理されてくるでしょうからそれが問題になるのでしょうね。
ちなみにEV先進国の中国では先の連休でEVスタンド渋滞が酷かったと聞きますし。
走っている時間よりも充電待ちの時間がべらぼうに長かったそうですし、少しでもバッテリーを持たせるために空調を切ったり・・・という話が漏れ伝わっていましたし。
Posted at 2021/10/21 21:14:01 | |
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