2023年01月29日
痛勤・・・もとい通勤電車のシート。
いわゆる昭和世代のと比べて平成以降の車両ではシートの厚さが薄くなりました。
それがドメスティックに変わったのがJR東日本の209系およびE231系の0番台でしょうか。
余りの薄さに最初ビックリした記憶があります。
さらにはほぼ同時期に誕生した日立プロデュースのA-Trainと言われるのでしょうか。
西武で言うと20000系、東武で言うと50000系シリーズ。
これも座った瞬間に薄っ!硬い!209系とも大違いだ!と思ったものです。
JRのは後にモケットが少し厚くなり座りやすくはなりましたが、日立由来のは大して変わらずに推移し、それが東京メトロの川崎車両や近畿車輛製になどにも波及してしまっているのです。
ちなみに日本車輌製(京王で言う9000系やJR東海の313系や315系、名鉄の最近の車両など)はある程度きちんとした厚さはあります。
ただ関西の車両で関東のようにチープなシートを採用しているのは多くなく(大々的には最近の南海)、最近は日立製を採用している阪急でもシートはしっかりとした厚さがあります。
ただ西鉄の最新の系列は東京メトロの16000系ぽかったなと。
とはいえNYCの地下鉄など欧米のロングシート型の車両ではシートがいわゆるベンチタイプですし、そう思うとマシと思えば良いのでしょうか。
ただ硬いシートで1時間以上座るとなるとそれもそれで地獄ですけどね。
武蔵野線や八高・川越線なんかだと覚悟は要りますし。
ちなみに現在で言うE233系やE235系の旧東急車輌(現総合車両製作所)の流れが日本の通勤電車のデファクトスタンダードとなっています。
実際に明文化もされていますし。
それでも京急みたいに車体こそそちらに寄せてますけど、台車は従前通りコテコテのボルスタ付きの重厚なのを採用しているみたいなのもありますし。
どちらにせよ通勤電車に1時間以上座る想定にはなっていないのでしょうね。
実際に設計者の各位には80分以上座ってみろ!とは思いますけどね。
特にFライナーの東武車(それも50070系)で元町・中華街~森林公園を全区間座り通しで。
ギブアップは許しませんからね!と。
逆に昭和世代の車両のシートの厚さが・・・となるのでしょうか。
たまにバネが抜けてフニャフニャだったりしてましたけど。
(今でも地方のお下がり系では結構見かける様に思いますが)
そういうのを都会に住むZ世代の鉄ヲタ達は知らんのでしょうね。
少なくとも209系すら記憶に無い!というのでしょうし。
Posted at 2023/01/29 07:14:34 | |
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