のぞみ163号のブログ一覧

呑気に喜んでいる場合と思う。

来春、北陸新幹線が長野から金沢に延伸する。
富山及び金沢から東京に行くには便利になる。

片や、富山や高岡ユーザーには不便になる。
富山及び高岡から大阪・京都及び新潟に行くためには乗換が必要になるし（前者が金沢、後者は上越妙高）、高岡に至っては高岡駅に新幹線は来ず、新設される新高岡という駅まで城端線に乗っていく必要がある。

そして並行する信越本線及び北陸本線は第三セクター化されることから、運賃は上がると思われる。

特急列車がひっきりなしに走っていた金沢以東の北陸本線は、北陸新幹線開業を以てローカル線に転落することは間違い無い。

ここでひっかかるのは、信越本線及び北陸本線に接続する第三セクターに移行しないJR西日本および東日本の路線。
列車の大規模整備などの場合、どうやって車両を工場に送り込むのだろうか。
現実的には送り込めるところまで甲種回送になるのかなと。
あと、JR貨物の富山機関区は、路線がJRから孤立するだけに体制を維持できるのか。

新幹線ができたからって、呑気に喜んでいる場合では無いとは思う。
新幹線（とリニア新幹線）ってものは、東京一極集中を助長するツールでしか無いと私は思っている。

北陸新幹線ができてから、もう一度富山駅には行ってみたいと思ってはいるけれど。

今年最大規模で静岡県に上陸した台風18号。
午前中に静岡県と神奈川県に相当な大雨を降らせ、崖崩れや冠水などのダメージを残していったわけで。

東海道新幹線は、午前中はほぼ運転を見合わせ、高速道路も東名の静岡県内と新東名の全線が通行止めになるなどの影響が出たわけで。

今は、だいぶ通行止めの区間は縮小されたとはいえ、まだまだ完全に通れないのも事実。

多分、今問題になっているのは、東海道線の由比～興津間で発生した土砂流入。
国道1号線も走る、言うなればボトルネックの所で起きてしまったわけで。

テレビで現場を見る限り、相当時間がかかるとみています。
JR東海が社運をかけて復旧作業を行うでしょうが、これは物流に最大の影響が出るわけで。
特に貨物列車にとって要衝でもある東海道線をやられてしまったと言う事は、輸送力がダウンすると言う事にもなります。
日本経済にとっても、その影響は小さくないとは思うわけで。

問題は、次の台風19号がまた上陸する可能性が有ると言うこと。
果たしてどうなるのか。

1964年10月1日、東京～新大阪間に東海道新幹線が走り初めて今日で50年。
別件で公休を取得していたので、ふと思い立ち乗ってみることにしました。

とはいえ、時間が無いので品川→東京間で。
9時過ぎに品川に着いてみたら、記念入場券と思しき列が出来ていました。
通勤客はどんな感じで見ていたのでしょう。
そんな中で乗車券と特急券を購入して東京行きのホームへ。



滑り込んできた岡山発「のぞみ104号」に乗って、あっという間に東京に。

乗車券と特急券は自動改札に吸い取られていきました。

記念入場券には目も暮れませんでしたが、クリアファイルはもらってきたのです。



ちなみに、東海道新幹線に乗ったのは約7年ぶり。
そういえば、手持ちのスマホでwifiが通じなかったのは、何だかなぁと感じたものです。

来年の春に関西へ行こうと考えていますので、その時に乗ろうかなとは思っています。
エクスプレス予約とぷらっとこだまを駆使して。