NOTEで。
あるものを観に諏訪のあるところへ行くことにしました。
最初は行きはJRの特急スーパーあずさ、帰りが高速バスという風に考えていて、実際に行きのスーパーあずさの予約を取ったのですが、せっかくNOTEに乗り換えたのだから・・・ということで、まず13日の奥多摩湖オフ会前の大月回りで色々と確認をした上でNOTEに行くことにして、予約をキャンセルしました。
行くのが土曜の日中と言うことで、行きも帰りも中央道は"いつもの場所"で渋滞するだろうと言うことで、往復青梅街道を西に進んで柳沢峠を越え、山梨県内で中央道に入って諏訪に行き、帰りはその逆目で帰ることにしました。
合計360キロのロングドライブを敢行しようというチャレンジを。
その前が遅番勤務でしたので、帰宅後早々に寝てその日を迎えました。
10時前に出発して、青梅街道を西へ、クルマよりもバイクが多い上に大きいのを良いことにまぁ・・・な感じでした。
道の駅たばやまで一息ついて、いざ柳沢峠へ。
遅いクルマにひっかかってしまい、ノロノロの上にバイクも入ってきて、しっちゃかめっちゃかな状態で山を上がり、柳沢峠の駐車場に着くと駐車スペースが無い。
とりあえず、ちょっこと停めてトイレを済ますと、前方の傾斜のあるところでバイクを起動しようとして横倒しになってしまいました。
ドライバーに怪我は無かったもののエンジンが中々かかっていないようでした。
素人目にもなんで安定していないところで起動させようとしたのだろうかと思ったものです。
柳沢峠を出発して、バイクを何台もやり過ごしましたが、合図をするライダーも、しない輩もいて、マナーがまちまちだなと感じながら急カーブをやりすごしていました
途中から東山広域農道ことフルーツラインに入り、甲府盆地を右に観ながら、ここで一息つきました。
牛奥みはらしの丘。
以前来たときには無かったなと思います。
しばし甲府盆地を眺めていました。
そして正午のニュースを聴きながら出発し、勝沼ICに向かい、中央道に入りました。
ここからは自らの運転では未踏の域に入ったのです。
中々なカオスぶりでポジショニングが大変でした。
で、こちらで休憩しました。
境川PA。
昼食にこちらをいただきました。
境川焼肉定食。
費用対満足度も高く、お腹いっぱいになりながら出発。
南アルプスや八ヶ岳を眺めながら、今度はこちらへ。
八ヶ岳PA。
ちょうど入ろうとしたら、その区画へ静岡ナンバーのVOLVOのステーションワゴンとかぶり、仕方なく後ろのエリアに停めたのでした。
ちなみにそのVOLVOはハザードランプを消さないままどこかへ行ってしまいましたけれど。
初めて見る南アルプス方面の景色を眺めながら、家族向けにお土産を買いました。
そして、中央道最高点を過ぎ、長野県に入り諏訪ICで降りました。
R20を西へ向かい、上諏訪駅前駐車場にNOTEを停めました。
上諏訪駅に向かうと、特急が運休しているというアナウンスが。
朝西国分寺~国分寺間で発生した信号トラブルの影響で、中央線快速電車の全線での運転再開が昼過ぎまでずれ込んでしまい、日中発着の特急に影響が出ていたのです。
最初に乗ろうとした特急は運休になったと境川→八ヶ岳間でYBSラジオの交通情報で知りました。
とりあえず、Suicaにチャージして、取引銀行のメガバンクの支店でログを残して、こちらに向かいました。
諏訪湖。
きちんと来たのは、間違いなく生まれて初めてだったりします。
しばし風に吹かれながら、湖畔で佇んでいました。
で、駅に向かい、入場券を買って構内に入り、こちらに来ました。
上諏訪駅名物足湯。
浸かってみると結構熱かった様に感じました。
1分くらい浸かって、下りホームに向かうとあずさ9号が3時間半遅れで到着して松本へ向かっていきました。
遅れを引きずっていたのか、普通列車が番線変更になり、そこに貨物列車が入りと混乱は引きずっていたようでした。
で、今日のメインイベントの開場時間が近づいていることに気がつき、大急ぎで駐車場に戻り、R20を西へ向かい、下諏訪町に入りこちらに着きました。
日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」
南壽あさ子さんのライブを観に行ってきたのです。
実はこのイベントはファンクラブのバスツアーの一環で行われることになっていたところ、このライブだけ一般向けにも開放する旨アナウンスが有り行くことにしました。
その開演前にこちらに行ってきました。
諏訪大社下社秋宮。
鳥居をくぐろうとしたところで、大学生と思われるグループから写真撮影を依頼され、断らずに撮ってあげました。
帰りの交通安全をお祈りして、すわのねに戻りしばし展示物を眺めながら、2階のコンサートホールに向かいました。
だいたい50分くらいのライブで、自身の曲、カバー曲の他にも、展示されているディスク型のオルゴールでのコラボレーションなど普段とは違う趣きのものでした。
会場の屋根も高く、音の抜け方がライブハウスのそれとは違うなとも思いました。
で、2階の展示物を少し観ながら、列をなす物販をよけながら、すわのねを辞して、NOTEのステアリングを握り、17時過ぎに帰路に就くのでした。
R20を西へ進んでいると、途中で松本何とかサポーターと思しきワゴン車に小突かれそうなりました。(どうも西日が目に入って前方をよく見えていなかったような感じでしたが)
岡谷ICから入ると長野道もカオスな感じで、特にスイフト2台(グループと思われる)がグランツーリスモ的車線変更を繰り返して、岡谷JCTで名古屋方面に向かっていきました。
こちらは、東京方面に進路をとってこちらへ向かいました。
諏訪湖SA
エリアコンシェルジュで全国版高速道路地図を買って諏訪湖を眺めて、出発。
取り憑かれたように東へ向かい、中央道最高点をやり過ごして、こちらに着きました。
双葉SA
きつねうどんを夕食でいただいて、スマートICを眺めて出発。
さらにカオスな感じになる中央道を東に向かうと、夕焼けの甲府盆地とクルマのヘッドライトが幻想的に映っていました。
念のため予定していなかった境川PAに再び立ち寄ってトイレを済ませて、最近できたらしい笛吹八代スマートICへ。
こちらは一旦停車して精算するスタイルで、少しまごつきました。
県道313号に入ると、途中から山梨交通の路線バスが露払いの形で入りました。
で、進む道が1.5車線くらいの幅で途中から笛吹川沿いの河川敷を進んでいきました。
軽くカルチャーショックを受けました。
その後R411に入り、笛吹川を2度渡り、午後7時のラジオニュースを聴きながら、外灯の無いR411を進むと、右手にこれから挑む山々が目に入り、段々心のスイッチが入っていく感じを憶えました。
大菩薩峠登山口入口付近で"ペースカー"が外れた途端に、一気にノッチオンモードに。
NOTEのヘッドライトと脚を信じて、闇を切り裂くかのようにひたすら柳沢峠へ向かって上がっていくのでした。
ラジオの音も絞って、一心不乱に峠道を上がり、柳沢峠を越えて一気に下りモードに入ると時折カーブでライトが見外れる感覚を体験し、ひたすらエンジンブレーキを駆使して、外灯無きR411を東へ向かいました。
小一時間の闘いを終えて、道の駅たばやまで少し休んで、勢いそのまま東へ向かいました。
深山橋のライトアップを見て少しほっとしながら、いつも慣れた道を東へ向かい、古里から吉野街道に入って、21時前に家に着きました。
合計364キロ。
しかも夜の柳沢峠越えと経験値が一気に上がったような感じでした。
ただ、独り乗りだったから良かったのですし、柳沢峠から丹波山への一番キツいエリアで対向車がいなかったという幸運もありましたが。
それにつけても、NOTE凄いわと改めて実感させられました。
あれだけ走って、燃料計は半分くらいですので。
諏訪まで行けるもん!となるとだいぶ行ける距離が広がるかなとは思った次第です。
ただ「誰か」の乗せるとまた違うことにもなりますし、違う意味で疲れることでしょうね。
もし乗せるようでしたら、こんな無茶なチャレンジはせず、高速の渋滞に呑み込まれていたことでしょう。
それにつけても、家に着いたらカラダがバキバキになっていました。
昨年11月の夜行バスで大阪駅で降りて以来の感覚だったでしょうか。
腕もだいぶ痛みを感じましたが、気持ちは切れていませんでした。