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ネオコのブログ一覧

2020年01月04日 イイね!

1DINは宇宙だ

1DINは宇宙だ今年もよろしくお願いします。
ハスラーが四角くなりましたね。この調子で次期アルトも初代の如く四角くなればAピラーも立って運転しやすい素晴らしい車になるのではと考えながら新年を迎えた。

・年末にオーディオ換えた
アルトワークスにはステアリングリモコンが標準装備であるわけだが、前任アルトバンから引き継いだいにしえのカロツェリア(貰い物DEH-350)にはそんなハイテク装置は無かったのでずっと持て余していた。今回ソレを有効活用すべく晴れてデッキ交換である。

さてデッキは何にするか。求めるものは
・ステアリングリモコン対応
・1DIN
・イルミ発光色をアンバーorオレンジにできる(エアコンパネルの発光色と合わせる)

この際カーナビにしたろかと悩んだが、どれがいいのか今一ピンと来なかったこともあり、ほんとはダイアトーンのナビが欲しかったんだけど結局また1DINオーディオにすることに決定だ。
1DINのほうが好きなんだ俺は。1段余ったあのスペースを何に使うか、何を入れるか考えられる楽しさと夢がある。容積は有限だが可能性は無限なのだ。

私は音の違いが分からないことには自信がある為、最重要事項はインターフェースデザインとなる。いにしえのDEH-350も本来はイルミの発光色が赤だったが「旧き良き20世紀軽ボンバンの内装に合わない」とわざわざ緑色に塗った電球色LEDにチマチマチマチマ打ちかえたという当時相当気合い入れて古臭くカスタムした代物である。そして現行アルトのエアコンパネルの発光色はアンバーなのでずっと気になっていたのだが、それ以外にも色々気になっていたので後回しにしていた。(車高とサイドステップ)

選んだのはコレ

カロツェリアDEH-970
音の違いが分からないことには自信がある私がオーディオ機器に求めるものは要するに「どことなくその気にさせる雰囲気」だ。コンポでいうとパネルのデザインとか電源スイッチのカチンという押し心地とかそういうの。その点このデッキは操作感はまあ・・・カチンどころかカッパカパで今一つだが、デザインがとりあえず落ち着いていて触らない限り問題ない。液晶のグラフィックも写真のメーター風からお馴染みの棒グラフみたいなやつ(ドッチキドッチキ系)から時計、表示無し等々いろいろ選べてよい。イルミは色々選べるがアンバーよりオレンジの方が夜間は色が合っていた。選択肢が多いことはいいことだ。

ちなみにCD挿入時は下側のヒンジでミウラのカウルみたいに開くタイプなので、

ミウラの例えは別に要らないんだけどそういう感じに開くので、HA36の場合DINスペースの下段に付けるとボリュームのツマミがパネルと干渉する。上段なら問題なく付くが、どうしても下段がいいという方はパネルの干渉部分をカットする必要がある。スマホを上段にセットしたかったので本当はそっちがよかったのだが、パネルを切るまでの気合いが無かったので私は妥協した。

ちなみにDEH-970をHA36Sに使う場合
・ステアリングリモコン対応の20P変換ハーネス
・ステアリングリモコンアダプタKK-S201ST
が要る。
リモコンアダプタはミニ羊羹を2つ重ねたような大きさの箱で案外大きい。
接続はデッキへピンジャックで1本、20Pハーネスへギボシで2本、そしてアースとなる。
ダブルミニ羊羹アダプタ本体は

ビビリ防止にスポンジ貼ってグローブボックスの上あたりに縛っておいた。
デッキのUSB差し込み口は2口あるがどちらも裏側にあるため、付属のケーブルで表側まで引っ張ってくる必要がありインパネ裏の配線地獄に拍車がかかる。ケーブル先はエアコン下のスイッチホールまで持ってきたがそれでも存分に長いので、有り余るケーブルが許せないタイプの方は適切な長さのケーブルを別途用意することをお勧めする。買いに行く気合いが無かったので私は妥協した。

夜間はこんな感じだ。雰囲気はよい。

肝心の音質云々は前述の通り、私は音の違いは分からないことには自信があるので「ちゃんと音はでてるよ」という感想だ。なんか色々設定出来るので頑張って調整すればさらにいい感じになるだろう。


少なくともステアリングリモコンは大変便利だ。ミュートが特に。
Posted at 2020/01/04 06:38:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | アルト(ワークス) | 日記
2019年12月21日 イイね!

アルトの車高を下げたんだ

アルトの車高を下げたんだなぜ車高を下げるのか。
車高は低いほうが格好いいからである。

そういう単純明快な頭の悪い考えで古今東西老若男女がいろんな車をシャコタン☆ブギしてきたわけだから僕が下げちゃうのも仕方がないんだ。
秋の初め頃は純正車高でもイイ感じにならんかとインチダウンしたりホイールハウス内を黒くしてみたが解決には至らなかった。

わたしのアルトワークスの用途はスポーツ走行ではなくトランポである。MTBとキャンプ道具を積んでバイパスと高速と山坂道を走るのが主な用途だ。マウンテンバイク積んで行く先は山ですからね。
前任アルトバンのときは高速走るにはフワフワだったので脚を換えるのにまだ説得力があったが、アルトワークスは最初っから存分に硬いんである。
そんな存分に硬い脚だから標準車同等の車高でもロールはするがふらつきはせず山坂道はたいへん調子が良かった。本栖湖畔の国道300号とか良かった。

ということで今回下げる理由は前述の通り、見た目である。
ちなみにアルトバンの時も勿論、見た目だ。

ターボRSもワークスもスポーツ風味のグレードなんだからサイドステップつけるついでに車高も下げてくれれば余計な事せずに済んだのだがこればっかりは仕方がないといえる。素人の想像だが、標準車と車高が同等なのは実用性云々よりも車高を変更した状態での実験やら評価やらを行う時間とコストを省かざるを得なかったからというのが大きいんではないかと。そのまま下げたんではロールセンターの具合も変わればブレーキホースの具合も変わる。それで問題が出るかは分からんが駄目だったら設計変更で仕事追加でコストも増だ。なので車高の設定値は同一でセッティングのみ変えて試験しようとかそんな事情ではなかろうか。素人の想像だけど。
多分メーカーの人間も思っただろう「30mm位下げるとイイ感じだろな」と。

※今更追記(2024/3/19)
ロールセンター云々の話を忘れてた。いや忘れてたというか”何度聞いても今一つピンとこないランキング”の上位に来るワードなので触れなかったと言った方が正しい。
かつてのワゴンRあたりのスポーティグレードが標準車より-10mmローダウンだったりすることを鑑みると自動車設計者的にはそのへんが許容できる限界なんだろうと思う…が、今回は標準車もターボRS/ワークスも地上高155mmですべて同一(カタログの諸元曰く)だから、今回は専用の脚にしておきながらも車高は変えなかったということである。最適のジオメトリだから見た目なんぞの為に変えたくない(下げたきゃ勝手に下げろ)というエンジニアの信念があったのしれない。

ワークスの脚が存分に硬いのは標準車と同じ車高でターボRSと同じばねを使うという条件で、なるべく山坂道を調子よく走らせられるようにギリギリ我慢できる位まで減衰を高めた結果だろうというのが私の推察だ。たしかに硬いと思うが後席でも「これならまあ普通に座っていられるレベル」の快適性は少なくともあった。だってこれスポーツ風味のグレードの軽自動車だしそんな贅沢言わない。
そもそもハイブリッドやら自動運転やらで忙しいご時世に大して売れもしない3ペダルマニュアルトランスミッションのワークスをわざわざ作ってくれたんだからそんな贅沢言わない。下げたくなったらこっちで勝手にやるから。
ロールセンター変わってもブレーキホースの具合代わっても少なくともHA23Vは10万キロ走った時点では不具合は感じられなかった。HA36型は分からんけど。

さて、勝手にやるにあたって頭を捻って考えるわけだ。
「高すぎず低すぎず、だがトランポだから乗り心地は可能な限り犠牲にしないにはどれを選べばいいか」と。それなら下げなきゃいいのにな。
クスコの車高調の高い方か安い方か、カヤバのローファースポーツのセットか、もしくはローファースポーツでバネだけRSRのTI2000か(ローファー付属ばねよりやや硬い)。散々行ったり来たりした結果、KCテクニカの非車高調のほうのサスキットに。バネレートはTI2000より硬い。

撮り忘れたのでジャッキアップ

バネレートが高い奴の方がMTBとキャンプ荷物を積んでも尻下がりにならんだろという算段(純正だとわずかに尻下がりになった)だが、「公称45mmダウンだがそんなに下がっているように見えない」というレビューにも期待できる。低いより高い方がサスストロークが多く取れて乗り心地の面では都合がいいはずだ。下げなきゃいいのになホントに。

クスコ車高調にしなかったのは安い方が在庫切れで、高い方は調整機構が自分にはオーバースペックだったからである。値段自体は実売価格なら大して変わらんかったのでこっちの方がよかったのかもしれんが、大して下げるつもりもないのでそれなら純正形状のショックのほうが構造がシンプルで信頼性が高いはずだというのもある。KYB製造らしいのでたぶんニューSR・ローファースポーツと同じようなものだろう。前任アルトバンはローファースポーツ+TI2000で10万キロ近く走って不具合は感じられなかった。
ちなみにこのサスキット、コンセプトは「本気で走るセッティングにすると普段使いがツライからそこそこそれなりにした。タイム狙うなら車高調のほう買ってネ(意訳)」の「街乗り&峠スポーツサス(公称)」だが、サーキットでも走って確認はしたらしく、開発風景の写真(と動画)があるのはやる気が感じられて好感がもてる。
なおこれをつけたデモカーが群サイでアタックし、「ひっくり返りそうでやだ」と土屋圭一が低評価をしている模様がYouTubeにある。"街乗り&”だから仕方ないね。


交換は車屋に頼んだのだが「なんかあまり下がった感じがしないんですけどこれでいいんですか?」と言われて心が躍ったがよく見るとちゃんと下がっていた。たしかに45mmダウンとは思えないがそれは元が高く見えるからである。測り忘れたからほんとに45mmかはわからんけど。

サイドステップ外したのは趣味である。車高下げたのはこれがやりたかったというのもある

肝心の乗り心地であるが、元が硬いのでそんなに硬くなった印象は無くむしろ良くなった?と思いかけたところ道路のギャップでドラレコが起動した。純正でもたまに起きるポルターガイスト現象だが発生する頻度が増えた。やはり硬いと評判の純正ショックは絶妙な硬さだったのかもしれん。
ということで「硬くはなったが乗ってる感じはべつに乗り心地が悪くなった気はしない」というのが感想だが、後日に4名乗車をした際「※ただし後席は別」という但し書きが追加された。純正の時の後席はギリギリ軽乗用車だったが、交換後はキャブオーバー軽トラック位の乗り心地になった。あきらかに突き上げが増えたがまあキャリイと同じぐらいの乗り心地だから許容範囲内だ。ちなみに純正時の乗り心地を知っている後輩は「思ったほど別に悪くない…いや変わりましたね」と言っていたが、軽自動車の後部座席自体そんな座ったことないであろう後輩は「こんなもんじゃないんですか?」とか言っていた。まあそんな軽自動車に4名フル乗車で国道1号・伊勢湾岸・市街地と走ったが、とりあえずバンプタッチは無く乗っていられない程では無かった模様。たぶん。

さらに後日、新車情報よろしくいつもの山坂道(芦ノ湖スカイライン&ターンパイク)を走った感想
「オールシーズンタイヤを履いていたので走行性能の変化は分からない。ロールは多分減った。そして写真撮る時に格好良くなったのははっきり自覚できた」

純正車高

下げた

古き良き軽ボンバン(下げてた)

車高は低い方が格好いいんだ。古事記にもそう書いてある
Posted at 2019/12/22 00:18:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルト(ワークス) | クルマ
2019年11月14日 イイね!

ホイールハウスを覗くとき、ホイールハウスもまたこちらを覗いているのだ

ホイールハウスを覗くとき、ホイールハウスもまたこちらを覗いているのだ梅雨明け頃になんか書こうと思っていたらもうすぐ冬になりそうな装いである。

冬支度としてアルトにスタッドレスタイヤ…の代わりのオールシーズンタイヤを消費税8%時代に用意したが、それはそのうち。とりあえずパターンが格好いい。





本題
HA36Sアルトワークスの車高が高く見える問題

実際にはそんなに高くない…かどうかはまあともかく、どうも高く見える。
脚がそれなりに硬いおかげで運転時においては純正車高に不満は無いため、今回は「高く見える」ことが話題の中心だ。そして勿論私も基本的に車高はそれなりに低い方が格好いいと思っているタイプだ。それなりに低い方が、だ。

サイドステップのない標準車のほうがまだそれなりに・・・と思って画像検索してみたががそうでもなかった。15インチ履くXグレードはやっぱ高く見えるな。それに比べると80扁平13インチのほうはいい感じだ。加飾のないシンプルデザインに高扁平タイヤとキャップらしいフルホイールキャップがマッチしておる。マッチのマーチはあなたの街に近藤正彦である。

高い車高がイマイチに見えるのはフェンダーアーチとタイヤの隙間からホイールハウスの内部がすっごい見えるからではないか、それに55扁平あたりの薄っぺらいタイヤのスタイリッシュ的要素が追加されてよりいっそうイマイチさが加速する。前述のオールシーズンタイヤはインチダウンして14インチ65扁平にしたのだが、それだとそこまで気にならないのだ。

鉄チンだしな。鉄チンはいいぞ

じゃあ車高下げようぜ!となるのは自然な流れだが今回はそうではなく「じゃあホイールハウスをブラックアウトすればいいじゃない」という平和な話だ。アンダーコートスプレーを塗布したんである。
アルトバンの時もやった。車高下げる前に。

4輪外して水洗いして

てきとうにマスキングして(1か所あたり20分くらい)

塗装。それなりに重ね塗りしたが1本でギリギリ足りた。
前輪のインナーフェンダーは外しても外さなくてもマスキングの面倒さは大して変わらず。

スタビリンクのとこのねじ山が盛大に、笑えないタイプの錆び方をするのはこの車の仕様なので赤錆転換剤を塗布しておくことを強くお勧めします。
笑えないタイプの錆び方してるから。

完成図はこちら

たいへん代わり映えしない写真だが、実際はけっこう変わった。
「ホイールハウス黒いな」って思うくらいに。
「フェンダーアーチとタイヤの隙間からすっごい見えるホイールハウスの内部が黒いな」って思うくらいに。まあ要するにそういうことだ。

でもとりあえず引き締まった感じにはなったので満足だ。めでたしめでたし。
Posted at 2019/11/14 23:36:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | アルト(ワークス) | クルマ
2019年06月26日 イイね!

今日からお前の銘板はステッカーだ

今日からお前の銘板はステッカーだ土日ばかり雨が降っていますが皆様お元気ですか。
間欠ワイパーの時間調整が出来ないことでお馴染みのアルトワークス、私も御多分に洩れず気になったのでソリオのワイパースイッチに交換する運びとなりました。アルトバンの時は気にならなかったのはなんでだろうと思ったんですが現行アルトが3.5秒間隔であるのに対し前任アルトは5秒間隔だったんですね。正確には前任アルトではなく6ヶ月点検の代車で乗ったMC型ワゴンRで測ったんですけども。

そんな代車のMC型ワゴンRはRRのSWT仕様だったんだが、この後ろ姿を見ていただきたい。

バンパー下部のダクトがダミーでなくちゃんと抜けているのだ。素晴らしい。
…というのはいいとしてですね。

銘板がバッジでなくステッカーである。この時代のアルトとワゴンRはコレだ。
ラパンはちゃんとバッジだったし、泣く子も笑う79万円スイフトもちゃんとバッジ。
Keiもバッジだ…と思いきや1型までステッカーだったっぽい。
※当初「3ドアのみステッカーだった」とか書きましたが、どうやら間違いであったことが判明いたしました。お詫びして訂正いたします。
…パーツリスト見たので2型の3ドアがバッジなのは確認出来たが、1型の5ドアがステッカーであることの確証がちょっと曖昧だ。(グーネットに1台だけ載ってるけど)。知っている方いましたら教えてください。

ということでワークスのバッジを剥がしてステッカーに貼り替えたのであった。
(ゴールデンウイークに)

HA22型アルトワークスの純正。主張し過ぎずいい感じ。
そしてメッキだったテールゲートのガーニッシュはボディ同色にした。
写真だと色が違うように見えるが、実物見ても色が違うように見える。
同色に見えないが缶スプレーにはちゃんとZVCって書いてあったので同色である。
まあ缶スプレーだから仕方ないね。

というかこの車

牽引フックのとこの蓋が周りと色違うよな。別にいいけども。
まあZVCだから仕方ないね。

同時にSマークも剥がした。これもあの時代のスズキ車の特徴ですね。


(KeiとMRワゴンを見るとSの中が抜けてるタイプはリアがSマークではなくローマ字表記…だと思う)
ちなみにリアハッチにSマークがない5代目アルトもMC型ワゴンRも、OEMのマツダキャロル/AZ-ワゴンにはマツダのエンブレムが真ん中についていますね。
本家より豪華だったともいえるが、エンブレムを貼らなかったスズキはそれはそれで拘りがあったのかもしれない。

※6/28 Keiのエンブレムにおいての内容に間違いがございましたので訂正いたしました。Kei乗りの皆様すみませんでした。いつまでも乗り続けて頂ければ幸いです。

Posted at 2019/06/27 00:59:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルト(ワークス) | 日記
2019年05月26日 イイね!

洗車におけるジレンマ

洗車におけるジレンマたとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私は洗車をする。
…マルティン・ルター(意訳)






大型連休はカブに乗ったりジムニーに乗ったりスーパー7に乗ったりエリーゼに乗ったりしたのだが、ちゃんとマウンテンバイクにも乗った。みんなが集結する常設DHコース、富士見パノラマのシーズン開幕だからである。
だがしかし今回の話題の中心は自転車でもコーリンチャップマンでもラダーフレームでも原付でもプロテスタント誕生の話でもなく、洗車の話である。パンツァーフォー。

富士見パノラマ(長野県諏訪郡)へは中央自動車道を使って行くことが多いのだが、おうち帰って車の前面を見ると走行中にストライクした虫さんの死骸がいっぱいでムシムシパニックである。虫目線だと阿鼻叫喚だが自分としても心が痛む光景だ。
ナウシカの世界だったらやばい。蟲笛でぶん殴られる。

虫さんもどうせならずんぐりした軽自動車じゃなくてスタイリッシュなスポーツカーで最期を迎えたかったんじゃなかろうか。そう考えながらずんぐりしたアルトを眺めていたのだがここで私は気付いた。空気抵抗係数Cd値が小さいスタイリング、もしくは前面投影面積の小さいシルエットの自動車なら中央フリーウエイ界隈の虫さんの被害が低減され、蒼い服を着た人に俺がぶん殴られるリスクも減っていいんじゃないかと。初代インサイトとかPFモデューロとかホンダトゥデイとかああいうやつ。カウンタックは前面クリアしても中間のエアスクープで吸い込まれそうだから置いておくとして。

だがしかし、対人間においてはボンネットの高いずんぐりしたデザインのほうがいいらしい。歩行者頭部保護基準というのがあるんですって。だからここ最近の自動車はどれもこれもボンネットが高いんですね。織り込まなければならん事がいっぱいで大変だな。

20世紀設計のダイハツの傑作デザイン軽自動車と比べると純正車高でもボンネット高がこんなに違う。そらレカロ座面も高くなりますわ。

ここまで書いたが今回の話題の中心は座面が高いと評判のHA36S純正レカロシートでもボディの見切りが抜群に良くて運転しやすいL700型ミラでも原作がバッドエンドではないがハッピーエンドでもない風の谷のナウシカの話でもなく、洗車の話である。宮崎駿の雑草ノートと泥まみれの虎はオススメだ。

風の強い日は洗車には不向きであると言われている。シャワーの水幕が風に乗って通りがかった近所のおばさんが水浸しになるからとかではなく、濡れたボディに埃が付着するので傷がつくとのことだ。水も滴るいいマダムになった近所のおばさんに説教されるとかそういう問題ではないらしい。

要するに「虫の死骸がいっぱいなので洗車したいが風が強い」というジレンマに陥った、という話だ。これが今回の話題の中心、所謂コワチューである。

最善案は「風のこない場所で洗車」だが、あいにくそんな気の利いた場所はない。屋根付きガレージがあれば…と思ったがガレージ内で洗車したら水浸しになるわな。風の吹いていない地域で洗車するという方法も思いついたがおそらく非効率的なので見送った。
ということで折衷案というか最初からそんなもん「後日洗車する」しかないんだが、今日は日曜日で明日は月曜日である。アフターファイブ洗車が出来ればいいがヘタすりゃナイト洗車だ。次の日も仕事なんだからクルマ洗ってないではやく風呂入って寝た方がいい。金曜日ならまあともかく。

結局のところ最小限、前面投影箇所だけ強風のなか洗車した。細かいスクラッチは入るかもしれんが、前任アルトバンも手放すまで少なくとも見た感じは綺麗だったし細かい洗車傷ぐらい大丈夫大丈夫。ペブルビーチのコンデレ出すような車じゃないんだから。
ヘッドライトだけは要注意だけれども。

あんまり気を使い過ぎると魂すり減る一方だからある程度は割り切らないと自転車積むトランポになんて使えない。走れば傷がつくが走らなければ意味がない。
そう自分に言い聞かせながら、飛び石喰らってちょっと凹んだボンネットをしょんぼりしながら眺めていたのであった。やっぱり前面投影面積は小さいほうがいいな。
Posted at 2019/05/26 20:51:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ブレーキキャリパーは赤かった http://cvw.jp/b/1784096/47942119/
何シテル?   09/01 22:32
ネオコです。 大衆車と70年代スーパーカーが主な趣味です。あとラリーカー。 大人になったらてんとう虫(ヤングSS)買うんだと言っておきながら現在、実用的...
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