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ナメタがれいのブログ一覧

2015年03月24日 イイね!

復興とは?

復興とは?先日 とある被災地の憂い感 のブログ記事に様々なコメントが寄せられたことに感謝しております

「初めて被災者の生の声を聞けたようだ」
「心温まる共感とねぎらい」
「私と同じく被災の辛い経験と現状でもがいている姿」
「風化はさせないようにしたいとの決意」
「タクシー相乗り提言についての業界の方からの回答」
「原発反対意見についての代替案の質問」
そして「復興とは?」
皆、真摯なコメントでずしりとした重みがありました。





今回は、『復興とはなんぞや?』という命題を問われた 

Forest-Shadow さんとのコメントのやりとりを中心に取り上げ、他の方々への返信も若干取り混ぜ、対談形式に編集してみました。





Forest-Shadow

『震災直後の貴重な体験談、私も体が冷えてくるくらい真剣に読ませていただきました。
私も阪神•淡路大震災を味わい、その日の夜はセーターとジャンパーを着て、足元に靴を置いたまま休んでたことを思い出しました。

きっと東北の方々一人一人に、震災直後の体験談があるのでしょうね。
私たちが知らないだけで…』


ナメタがれい

『Forest-Shadowさん、こんばんは。
コメントお寄せいただきありがとうございます。
巨大災害というものに直面することがどのようなものか、人の想像力だけで体感するには、おっつかないのだろうと思います。
経験せずに済むのが一番よいのでしょうが、備えるために、体験した者の提言に耳を傾け、自らの糧にしてほしいと願うばかりです。』





Forest-Shadow

『役人が会議室に集まって会議したり、復興の担当大臣が宮城県知事にサッカーボールを蹴ってる間に、4年たってしまった気がします。

今、あの日と同じ大規模な地震が来た場合は、おそらく4年前と同じ混乱がおき、避難所の環境も4年前と同じだと予想されますね…』


ナメタがれい

『この4年の間、貴重な電波では、相も変わらず視聴率や興味優先のスキャンダルなどの出来事やらが流れておりますが、ワイドショーの「今日は何の日」のコーナーで、大震災があった日、あれから4年が経つんですね…と取り上げられ、絶句しました。
~いつの間にか 完全に過去のものとして扱われているではないか。なんてことだ。~と。

名状し難い違和感に突き動かされてブログアップするに至りました。』








Forest-Shadow


『あまり長文になってナメタがれいさんの負担になるといけないので、一つだけ質問させて下さい。

ズバリ…「復興」って何なのでしょうか?

西日本に住んでる我々が東日本のことを思って使う「復興」という言葉、
東京のテレビ局が使う「復興」という言葉、
そして東北•関東で被災された方々が使う「復興」という言葉…

もう私の頭の中も混乱してきます。

「復興」のゴールって、どこになるのでしょうか…?

最後に変な質問をしてすいません(^^;)』


ナメタがれい


 『復興とはなんぞやという命題を問われるとは…
今回のブログをアップしてつくづく良かったと思います。』
 




『 私の捉え方は「復旧」と「復興」を明確に区別します。
結論からいきますと残念ながら真の「復旧」は無理です。

復旧は 「精神的な復旧」と 「物質的な復旧」から成るかと。


 「精神的な復旧」はあまりのことに麻痺し、憔悴しきった精神状態から日常の心の在りようを取り戻すこと。
 これは、全国から寄せられた皆様からの励ましの声や、寄り添って下さる方々の存在によりこれからも満たされていくものと思います。
 家族を失った悲しみからも個々人が立ち上がれる日が来ることでもあります。』





 『 次に「物質的な復旧」は、街が再興され、被災者が以前の若しくは新しき家に戻り、新生活を始めること。そして新たな雇用先を得て、再び働き始めることです。

 大雑把にここまでを「復旧」と考えています。』





『 但し、放射能に汚染された私たちの故郷は、数十年いや下手をすると数万年経たないと元の環境に戻らない。
 ですので、残念ながら真の「復旧」は無理だと申し上げました。

 放射能…これは恐ろしいもの。得体のしれないものです。』






『 そして「復興」
これも「精神的な復興」と「物質的な復興」から成るかと。
私たちの生活は日常生活が失われ、人生が一変してしまいました。』







『 失ったものは『生き甲斐』です。個人が震災前に持っていた『生き甲斐』を何らかのものに再び見出せることができれば…
 私はそれが「精神的な復興」だろうと考えています。』






『 また、大震災前の東北太平洋側は、豊かな自然と旅情溢れる土地柄で、海の幸と山の幸が自慢でした。
 しかし、これはもう生半可な年月では元に戻らない。』




『 ならば、東北に何の強みがあるか?
 強固な地盤と豊富な水資源、地熱資源など。
そこから、価値のあるものを再発掘し、東北ならではの産業を興していくことです。

 難題ですが、私はそれが代替エネルギーの推進にあるものと考えています。』





『 原子力発電の代替エネルギーたる水素社会というフロンティアが私たちの目の前に広がっています。
 水素の長所はご存じでしょうからここでは省きますが、日本各地で、とりわけ東北各地では、水素の活用に前向きで、計画が進んでいるところです。

 水素社会の実現は、もはや夢物語ではなくなりました。
国内で新たな段階を迎えています。

 とりわけ水素を製造する拠点となり得る可能性を秘めているのが東北です。
これを推進していくことが、原発との決別、二酸化炭素を排出しない供給しないシステムの確立につながると思っております。
というわけで、それまでは今ある原発以外の発電に頑張ってもらわないと。』

 


『  「壊滅した中から、このような新たな強みを引っ提げて立ち上がってきた。」

東北人としての誇りと、 支援してくれた日本各地や全世界への恩義を感じながら。

 放射能汚染が残存していても、それを凌駕するほどの魅力を持つ故郷。

 それが「物質的な復興」です。

どうぞ東北へ移住されますように!と

自信を持ってオススメできる故郷を新たに生み出すこと。

そこが明確なる私のゴールたるビジョンです。』








この記事は、<a href='https://minkara.carview.co.jp/userid/1862686/blog/35232763/' target='_blank'>あの日から1461日…</a>について書いています。
Posted at 2015/03/24 22:15:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2015年03月14日 イイね!

国連防災会議 IN 仙台

国連防災会議 IN 仙台おはようございます。

いただいたコメントの返信をしたためている最中です。

この度は真摯な声を寄せて下さいましてありがとうございました。

とても励みとなりました。

咀嚼するようにありがたく読み進めておりますので、返信まで時間を下さい。
毎度遅くてすみません。

急ぎのテーマなので、アップさせて下さい。

ご近所で今日から国連の会議があるのです。





私も出席し、発言したい。そんな衝動にかられます。






以下、産経新聞からの抜粋です。


14日から国連防災会議 「安倍イニシアチブ」提唱へ

『国際的な防災戦略と行動指針を決める第3回国連防災世界会議が14日、仙台市で開幕する。約190カ国の首脳、閣僚級が参加し、日本で開催する国際会議としては過去最大級となる。18日の最終日に向け、災害による被害を減らす行動指針の取りまとめを目指す。安倍晋三首相は防災に関する「安倍イニシアチブ」を提唱し、防災先進国として議論を主導する考えだ。
国連防災会議には潘基文国連事務総長ら約20カ国の首脳級が参加。ロシア、韓国の防災担当閣僚も出席するほか、中国の閣僚としては約3年ぶりに来日する李立国・民政相も参加する見通しだ。』

今回の大震災での情報を世界に周知してもらい、
各国の防災戦略に活かしてもらえるよう有意義な意見交換がなされることを期待します。

仙台の道路は交通規制されて、ものものしい週末となりますが。


しかし…


安倍総理は、「安倍イニシアチブ」を提唱し、防災先進国として議論を主導する?


こんなに後手後手の対応をしていて

未だに汚染水を海に垂れ流していて

東京オリンピック招致の際に 安倍総理が世界に向けて行ったスピーチ

以下抜粋です。

安倍総理大臣は福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについて「状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない」と述べました。

 安倍総理大臣はこの後の質疑でさらに詳しい説明を求められたのに対し、「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている。福島の近海で行っているモニタリングの数値は最大でもWHO=世界保健機関の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ。また、わが国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しいが、被ばく量は日本のどの地域でもその100分の1だ。健康問題については今までも現在も将来も全く問題ない」と述べました。

(NHKニュース「首相 汚染水問題「政府の責任で対策」 」より 2013/09/08)


これは、どの口が言ったのでしょう?

汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている?

0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている?





それをはるかに越える範囲で、漁業操業ができなくなっているのですが。

私が近くで海釣りしてきて、お魚を食べても大丈夫だとおっしゃるのですか?

最近では、釣り船も操業を開始しておりますが、やはり放射能汚染の影響で

釣っていい魚種は限られます。

タコをはじめ、カレイ、ヒラメ、真鯛などは安全であるというデータが出ております。

そして検査基準をクリアした近海物の魚介類が店舗に並び始めました。

この点は喜ばしいです。


でも、「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている」というのは、言い過ぎでしょう。

原発事故発生からこれまで、そんなに事態が好転したことは一度もありませんでした。

しかも先日、高濃度汚染水の新たな垂れ流しが発覚して、

また海の状態がどこまで悪化するか予断を許しません。

今回の会議、安倍総理は、嘘を隠すための嘘は、もうやめていただきたい。

客観的な事実を世界に伝えて欲しい。

現地視察も日程に組み込まれている模様です。
ごく一部の復興が進んでいる地区をのみ厳選して、そこだけ案内するつもりなのでしょうが、
トップというものは、最もリスクの高い、業績の思わしくない部門をこそ視察して全体を把握するものでしょう。
そうして初めて改善するための方策を打ち出せるわけで。


手つかずになっている広大な更地。

住めなくなり無人と化した街。

4年経った今でも仮設住宅に住み続けざるを得ない方々の姿。

東京オリンピック準備のために人材や重機を割かれ、
減速を余儀なくされた復興作業。

東京オリンピック準備のために資材が被災地に入って来なくなり、資材の値段が高騰しているという事実。

5年後の東京オリンピックを仮設住宅の人々がその場にとどまりて観戦せねばならないかもしれないという信じ難い推測。

まさか、このようなところを素通りするおつもりではないでしょうね。


約190カ国の首脳、閣僚級のVIPは観光に来るわけではないので、

偏りのない真実を伝えるという最低限の責務を果たしていただきたいものです。

Posted at 2015/03/14 08:32:14 | コメント(11) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2015年03月09日 イイね!

とある被災地の憂い感

とある被災地の憂い感明日で東日本大震災、大津波から4年となります。

震災・大津波で亡くなられた方々とそのご遺族様に対し

心から哀悼の意を捧げます。



(3.11から一か月後の仙台市荒浜地区。 ここは住宅地だったのですが…
巨大津波により、ほとんどの建物が土台からえぐり取られていました。)





(3.11から一か月後の仙台市荒浜地区。 このように日常を失った荒野が延々と続いていました。)




(3.11から一か月後の仙台市荒浜地区。 
 空爆されたかのような惨状に言葉を失いました。)




(3.11から一か月後の仙台市荒浜地区。 
 電柱をへし折るような圧力が人体にかかった…どんなに苦しかったことか)




みんカラは、皆さんが癒しを求めて集まってくる憩いの場

だから やはり このことは語るつもりになれなくて、 

以前ちょっと触れただけで、これまで封印してきました。

ですが4年という歳月が流れても、東北では相変わらず余震が続き、そして

広島での土砂災害  御嶽山の噴火  阿蘇山の噴火  長野白馬村地震

体験してしまうと、報道での痛ましい出来事が疑似体験され、他人事とは感じられ
なくなりました。

全国各地でも気候変動や地殻変動の活性化による災害が多発していることに憂いています。

いつまでも感傷に浸ってはいられないと感じています。

南海トラフ巨大地震だって予測されているわけですから、

次に備えねばなりません。

私たちの経験を教訓にして、どうか被害を最小限に食い止めて。

皆さんにとってかけがえのない人々と故郷を失わないように。



私がお伝えしたいのは、命が危うくなったり、苦労したわりに

報道で指摘されなかったようなコトです。あるいは、私がその報道を見逃しただけかもしれません。




『 上着と鍵は手の届くところに 』



仙台市内のオフィスビルにて被災。

職場のロッカールームが最上階にて損壊していたため立ち入れず、

家やクルマの鍵も取りに行けません。

この雪の舞い散る時期に

下着の上に制服一枚で街にさまよい出るしかありませんでした。

出勤時はダウンジャケットを着ていたのに…

暖房完備で薄着だったのが仇となったわけです。

どこかのコンビニででも合羽を買ってやり過ごせるかとも思いましたが、読みの甘さを知ることに。

あっという間にデパートからコンビニまでシャッターを降ろしてしまいました。

公共交通機関もマヒ。

家族の消息を心配しつつ、倒壊したビルの間を抜けながら

十数キロを雪の中傘もなく徒歩で帰宅することになりました。




(3.11 地震直後 N〇Tのビルが無残に倒壊し歩道に落下していました。 )

吹き付ける風雪に間もなく低体温状態となりました。
自覚症状から、暖をとらないと危険だとわかったのですが、その場所がない。

体温低下も限界でした。あまりの寒さのため、駐車していた車に

『凍えてしまいまして。一時でいいので車内で暖をとらせてもらえませんか?』
とお願いしたほどです。

まさに危機でした。しかし…

丁寧に断られてしまい立ち去りました。
仕方がなかったのでしょう。世の中物騒ですし。

それからとぼとぼと十数キロ歩いてようやく自宅アパートに到着。
鍵がかかっており入れません。がっくり…さっ寒い…
家族もクルマも姿が見えません。

『動いてる=生きている』 それでともかく妻の無事を確信できました。

その後、なんとか避難所に辿り着き 一枚の毛布をいただき

それにくるまって、なんとか最悪の事態を免れました。

上着を身近に置いておくべきだったと痛感したものです。

皆さんの場合も羽織る一枚の有無が生命線を決するかもしれません。そしてキーも。

企業の非常時のマニュアルにはそんな記述はありません。
自分で自分を守るしかないのです。








『 非常時のタクシーは乗り合いで 』




(3.11 地震直後の仙台駅。 駅構内にも入れず、押し寄せた人々でごった返しました。私はこの辺りから低体温症を発症。ガラケーだけは持っていました。カイロを持っていれば…それか「ぬこ」か…)



電車も地下鉄もバスも公共交通機関は地震直後から使えませんでした。

バスは満杯でした。

大勢の被災した人たちが雪の中、重い足取りで家路に急ぎます。

その中で、自家用車とタクシーが颯爽と走り過ぎていきました。

そのほとんどが運転手のみで同乗者なしです。

タクシーもお客さんが一人というケースがほとんどでした。

何度も手を挙げて停まってもらおうとしましたが、

ヒッチハイクもできず、タクシーもつかまらず…。

同じ方向に行列を成して延々と歩いている人々。

多少の距離でもタクシーに同乗させてもらえたら、低体温症に陥ることもなかった。

どれほど助かったことかと思います。

あと3人は乗れるのに、一人だけ乗せて走っていくタクシーたち。

非常時は乗り合いで、同じ方向に行きたい人を募って同乗してもらう。

そのような配慮があればと思いました。
タクシー会社と行政に今後の検討事項としていただきたいです。



あと、ドライバーの皆様、確かに世の中物騒ですが、それでも 有事の際は、人命救助の精神で尽くされる名も無き良心を持つ方々がたくさんおられます。

『人間は悪意よりも善意が上回っている。』私はそう感じます。

ですので、どうでしょうか?『有事の際の助け合いヒッチハイク』というものは。

沈みゆくタイタニックから脱出したものの、

救難ボートに乗せてもらえず、無念に沈みゆく…そんな気分を味わいました。







『 早めの給油を 』






大震災の前日、燃料タンクの残量が3割ほどに減っていたのですが、
まだ大丈夫だろうと思い給油しませんでした。

思えばこれで苦しむことになったのです。

もしかしたら次の瞬間に大地震が発生して、給油できなくなるかもしれない。
そう考えた方がいいかと。

早めの給油は燃費を悪化させることになりますが、
大震災後、私は燃料が半分になったら給油することにしています。





『 高齢者を守ろう 』




食料がなくて、私は体重が落ち、いつも食べ物のことばかり考えていました。

『どこのスーパーで何時から食料品を売る』という噂を聞いては、

出かけて行って何時間でも並びました。

最低2時間は並んで食料品を確保しておりましたが、

70代以上の方々を見かけなかったことが気になりました。

高齢で何時間も並ぶのはキツイです。かと言って並ばなければ食料品は買えない。
高齢者だけのご家庭は少なくないハズ。

食べていけているのだろうか…と心配でした。

買える体力のある者だけが食糧にありつけることができるなんて、

私たちはそんな民族ではないハズです。

きちんと救援物資が一人暮らしのご家庭にも届くよう
各自治体の区長さんがガイドラインの作成を進められているところもあるようなので期待しております。

『お年寄りを大切にしよう』という当然のスローガンやCMやポスターが

テレビや新聞や街角から消えたと不思議に感じているのは私だけでしょうか?

こうした風潮、心配です。






『 原発は、まだ、使って良いテクノロジーにまで進化していない。 

 やめましょう 』










賛否両論の原発ですが、シンプルにそう思います。

恩恵は大きいものの、事故が生じれば今回のように国土を失います。

電力と引き換えにするには大き過ぎるリスクです。

原発を稼働させることは、
ブレーキの効かないクルマを運転するようなものではないでしょうか。

または、たき火を焚いて焼き芋を焼くのはいいのですが、

これは私たちが点けた火をコントロールできるからです。

焼き芋ができたら火を消して、焼いた落ち葉や木の枝は灰となりて土に戻ります。


これに対し原子炉はどうでしょう。


たき火みたいに点けた火を危なげなく消すことができるかといえば 否です。

暴走が起こり得るということは今回証明されてしまいました。

消すことのできない火は燃やしてはいけないでしょう。

そして燃えカスは土に還りません。

地中深く、貯蔵庫を掘って放射性廃棄物を地層処分しても

高レベルの廃棄物ですと管理期間が数万年以上となります。

処分方法が確立されないまま、原子力発電はスタートしてしまったわけです。

負の遺産を後世に残し続けることなど、私は賛同できません。

そんなご先祖様は迷惑千万でしょう。

そして こたびの福島原発による被害に喘ぐ福島・宮城と隣県の人々の苦悩。

現在でも汚染水は、世界へつながる海へと流れ込み…

地球規模の迷惑をかけ続けています。大好きな海に申し訳ないです。

この事実を以て、世界に対し私はとても肩身が狭い思いをしています。

原発を再度稼働したいのなら、

放射性廃棄物を処分する まともなテクノロジーを先に開発して下さい。

あと、今回のように放射能で深刻な環境汚染が生じた時のための

『放射能除去装置』の開発も不可欠です。 宇宙戦艦ヤマトですね。

発明できないのなら、原発は人類には扱えないテクノロジーなのです。

それが原子力の専門家でなくても、シロウトの私でもわかるリスク管理ってものです。




Posted at 2015/03/10 22:53:06 | コメント(17) | トラックバック(1) | 東日本大震災 | 日記

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何シテル?   08/11 18:21
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