バックドア　アクチュエーター　モーター交換

リモコンでドアロック解除した時に、リヤから異音がしました。
「チュイ～ン」とでもいうか、モーターが頑張ってるけど動きません的な音で、バックドアだけロックが解除できません。
噂に聞いていたアクチュエーターモーターの寿命が来てしまったようです。慌ててヤフオクでモーターを購入しました。「ホンダ　ドアロックアクチュエーター用モーター　FC-280PC」で1個680円でしたが、左右ドア用も予備で購入、送料込で2240円でした。
アクチュエーターの取り外しは他の方の整備手帳を参考にさせて頂きスムースに問題のブツにアクセスできました。

アクチュエーターを開けるとこんな感じです。モーターは所定の場所にはまっているだけなので、手で簡単に外れます。カバー側の黒い粉はモーターが焼けてススが出た跡のようです。
ウォームギヤとモーターを分解するとモーター側にアダプタが付いていますが、これを新しいモーターに移設します。

アダプタはプラスチック部品で、そのまま引っ張っただけでは抜けませんでしたので、おちょこに熱湯を注ぎしばらく温めてから抜きにかかります。ホカホカする手触りを感じながら、釘抜きにアダプタを引っ掛けてグイッと引っ張るとあっさり抜けました。
新しいモーターに付ける際は大した苦労もなく、打ち込むことができました。

届いたモーターをみて不安になっていたのが端子部分でしたが、古いモーターから端子部品をカポッと外して、新しいモーターにパチンとはめ込むだけでした。こんな部品も生産時の効率が考え抜かれているようで、感心しました。

モーター交換して、アダプタも付け替え、元通りにアクチュエーターのねじを締めたら、付いていたプレートにビス三本でセットし、キーホールとのコネクティングロッドを取り付けます。ここも黒いプラスチック部品を90°回すとロッドがフリーになる仕掛けでちょっと感動しました。

ちなみに上の古いモーターには薄いゴムのようなシールが張られていました。ユニットの中でガタつきが出ないようにするためのようです。下の新しいモーターには放熱用の箇所があるので、移設するか迷いましたが、ずっと回しっ放しになる訳でもないので、移設しておきました。先ほどの端子部分は横の短い個所を爪で起こしてやると簡単に外れますね。

設置後に作動テストで動作確認。気持ちよく「カシャッ!」と動きます。
あとは内貼りを元に戻して完了です。お疲れ様でした。