かの・・・・・。

（す）氏（すしぢゃナイ）のブログを拝見し、思い出しました。


「今月２３日、姉ちゃん（俗世間でいう、オネイちゃん、ではなく実姉ですが）の命日だった・・・・・・。」


あっしには９歳上の兄、８歳上の姉がいたのですが、二人共「ファロー四徴症」とかいう先天性の心臓病であったんですが、まぁ、今だと７割弱くらいの割合で助かるらしいのですが、当時はそうでなかったらしく、兄は小学校に上がる歳の冬、１月３１日に、ランドセル背負うの楽しみにしながら・・・・、て聞いた話ですが。
て、いうのもあっしはその２年後に、両親はまた「弱い子だったら・・・」と躊躇したそうなんですが、周りに「今度は丈夫な子かもよ、ひとりくらい産んどきなさい」で生まれたわけで・・・・・、兄は写真でしか知りません。

両親曰く「お前、兄ちゃんと同じ顔だけど、兄ちゃんの方が鼻高くていい男だったわ」・・・・・・、あ、そうですか・・・・・・。

姉は、２４歳まで生きてたんですが、医者には「持って２０歳まで」と宣告されてました。で、兄のころより、延命の技術はあったみたいですが、兄が病院でいろんな検査とかしてるの見てて「絶対病院はイヤ」と、で、近所のかかりつけのお医者さんが「いずれにせよ、限られた命だろうから、本人の好きにさせたら？」で、
ずっと家にいました、そして、家で息をひきとりました。

「なんで病院にいれなかったんだ」とも言われましたが、なかには「最期はオウチでよかったね」といってくれた人も・・・・。

で、姉もあまり学校には行けなかったんですが、葬儀の際には同級生の方から心遣いいただきまして・・・・・・・。

そのとき、率先していただいてた方の一人が、現在の私の直属の上司です、今でも
「お前の姉ちゃんと同級生だったんだよなぁ」と覚えていてくれてます。

本当は、こんな時「将来、医者になって人の命を救うんだ」とか、「死んぢゃった兄姉の分、がんばって立派になるんだ」とか、あるんでしょうけど、


どれもあてはまるワケでもなく（爆）



なんとなく、のほほんと生きてきましたが（笑）。


両親曰く、

「おまいは末っ子の出がらしのアメリカンなんだから（笑）普通に社会人になって、欲をいえば　新聞の三面にだけは載らんような生き方を」

と、ありがたい言葉を頂戴（笑）し、

兄貴がいたら、とっくに楽になってるはずなのに、バカ息子のせいで、高齢にもかかわらず心配の毎日・・・・・・。

すいませんねぇ・・・・・・・。

ただ、「一応、本家だし、家族持たないで死んだおまいの兄弟も入ってるんだから、仏さんの守だけはしてくれ」、とオヤジには言われてます。

暫定長男（爆）

あ、そういえば、

初代愛犬？「ボン」の命日は６月だったけど、忘れてた・・・・・・。

なぜか、「ボン専用仏壇」があったりして・・・・・・。

はたして、他のみんなのように、立派な社会人として、残りの人生（笑）まっとうできるんだべか？・・・・・。


普通がいちばん難しい・・・・・・・・（笑



辛気臭い長文、スマソ・・・・・・・。