EP91復活!? (強化? エンジンマウント交換)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
エンジン、ミッションのマウントの納期があまりにも長いのでその間に前々から準備していたキャリパーに交換しておきました~
2
外したついでにローターとパッドの点検も。どちらもまだ交換は必要なさそうでした。
とは言えスペアの準備ぐらいはしておいたほうが良さそうかな。。。
キャリパーなんですが愛情を持ってOHしたばすなのに装着後にエア抜きしたらブリーダーバルブからオイルがダダ漏れ。。。(滝汗)
3
これがブリーダーバルブ
ブレーキフルードを交換した事がある人はお目にかかった事があるはずですよね。
以前からこの部分にオイル滲みはあったんですが今回のはそんなもんではありませんでしたからね~(汗)
画像でも分かりますがネジ先がテーパーになってて(勿論、キャリパーの受け側も)バルブ締め付ける事でオイルは出てこなくなる。
緩めるとテーパー部分の隙間を通ってネジに空いてる小さな穴へオイル流れて外へ出る仕組み。
で、なんでオイルが滲んだり、漏れたりするのか?って事なんですけど最初に疑ったのはブリーダーバルブのネジがバカになったのか?それともキャリパーのネジ穴がガバガバになってしまったのか?なんて思ってキャリパーも交換してみたんですがね、ネット色々調べてみるとまずブリーダーバルブのテーパー部分やキャリパー本体の受け側に傷があるだけでも漏れてくる事があるみたいです。
一応、確認してみる事に。
■ネジに目立って傷は無い。
■キャリパー本体
バラして確認したがそんなに気になる所は見つかりませんでしてた。
※因みに目立った傷があると即交換との事。
バルブ自体は数百円で安い物みたいだけどキャリパー本体の場合はね・・・(笑)
次に疑うは汚れ(特に砂や砂利)
コレこそ傷の原因になりますからね~
勿論、キッチリと清掃済みなので汚れの可能性も無。
■最後に疑うは締め付ける時のアタリ。
締め付ける時にコツがあり手で閉まる所まで確りと締める。次にレンチで閉めていくんですが一気に締めるのではなくキュッ、キュッ、キュッとテーパーをすり合わせて閉めていきます。何度か繰り返すとアタリがついてきます。
※コレが今回の漏れた原因でした。
30回以上ブレーキペダルを踏み倒しましたが漏れ、滲みは無くきっと解消できました♪
『そんもん事知ってるわい!』って方すみませんm(_ _)m 僕は初耳でしたっ
4
続いて注文してたマウント類が正月休みも明けて数日後やっと到着~
もうね…マウントがダメダメでコーナリング中のシフトダウンは全くダメ。この前のサーキット走行で完全にエンジンマウントが終ったようで現在、アイドリングでもかなりの震動と異音です(汗)
因みにTRDの強化マウントは廃盤なので強化剤『硬度90』で作る事に。
マウントはゴムで硬度は色々あるようです。
純正マウント 硬度60~65
無限やTRD 硬度70 (ただしブッシュ自体の隙間を無くしてる物があるので数字以上の剛性がある気もする)
スズキスポーツ 硬度70~75
ウレタン 硬度80~90
ジュラコン 硬度120
※あくまでネット情報なんで参考程度に。
5
強化剤を注入する前にしっかり脱脂する!
(コレをしないと剥離の原因になるみたい)
まずパーツクリーナをぶっかけます。
写真の右側のブッシュみたいに汚れ(離型剤?)が白く浮いてきます。
浮いてきた汚れたをウエスなどで除去。
(狭い隙間は歯ブラシや綿棒などを駆使してね)
キレイになったらもう一度パーツクリーナーをぶっかける。
(写真 左が脱脂完了したやつ)
6
養生はキッチリと!
底側をアルミテープ+マスキングテープで強化剤が漏れないように。
表側も念のためマスキングテープを。
★入れすぎて多少あふれてきても焦らず指先でへつれば大丈夫です。
★養生があまくて底側から漏れた場合は落ち込みましょうw こぼれた量にもよりますが綺麗にするのに丸1日かかりますよ。。。
準備ができたら いよいよ注入!
強化剤を8割ほど流し込んだら一度 手を止めて最後は慎重にすれば上手くいくはずですw
表裏、両側から注入すると仕上がりは綺麗にいきます、自己満ですがw
流し込んだらすぐにヒートガンやドライヤーで気泡を除去します。更にヒーターの前に2~3時間置く事で早く固まります。
放置時間は24時間みたいですが念のため72時間ほど置きました。
7
取り付けは画像を参考に。
取り付けの際、外しておくパーツ
右側のマウント
アンダーカバー、パワステのタンク、(エンジントルクダンバーやブローオフバルブ等)を避けないと脱着できません。
(赤丸のボルト2本はミッションオイルが付いていたので滲み防止に液体ガスケットを塗ってあります。)
左側のマウント
エンジンマウントのブラケット(インタークーラーパイプやインテークパイプ)
後側のマウント
スタビライザーブラケットのボルト4本
フロントパイプのボルト3本
ステアリングメンバーブレース外側左右のボルトは緩めるだけで大丈夫です。
リア側はエンジンマウントブラケットは装着したままで大丈夫です。
取り付けのポイント
ジャッキはエンジン、ミッションに1ヶ所ずつかける。(持ち上がらないぐらい)
新しいマウントに交換するとヘタリがないので少しだけジャッキを上げてボルト入る位置まで調整していく。
マウントのセンターボルトを最初に仮止めしておくと作業がスムーズでした。
8
交換後、アイドリング中の震動はかなり小さくなり異音もなくなりました。
しかし寒空の下ではあまりやりたくない作業でしたね~ いつまで持ってくれることやら。。。
取り外したマウントです。
画像左側から右側 左側 後側となります。
完全に剥離してます(汗)
これがトラブルの原因であれば良いのですが一度、走りに行ってみないのとなんとも言えないのて月末あたりシェイクダウンといきますか~♪
お・し・ま・い
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