
"歯車"が動き出したような気配です

この御仁の目指す先が「バラ色」だとは
これっぽっちも期待していませんが…
少なくても、長年与党での経験値がある分
ほかの政党よりは闘い慣れてるでしょうし
何事においても"対応能力"に優れている
かもしれませんねぇ
これは今後「絶対に必要」なスキルです
もはや、の〜んびり"ぬるま湯"のような
平和など一瞬で灰燼に帰すかもしれない
緊迫した状況が目の前に迫って来てる
のかもしれませんよ

オランダのハーグで開催された
「仲裁裁判所」で出された判決
近年、南シナ海で実効支配を進める中国
それに対しフィリピンが国連海洋法条約に
違反しているとしてフィリピンが提訴し
今回の問題に至ったものです

500ページに及ぶ判決文で司法は
・該当海域において支配していた
歴史的事実は認められず所有権は無効
・領土を主張する"人工島"は本来の
姿をとどめておらずに無効
・中国の行動はフィリピンの経済活動を
阻害するだじぇに止まらずサンゴ礁など
自然環境に多大な損傷を与えており
早急に改善されねばならない …etc
全面的に中国側の実効支配を否定する結果

紛争当事国以外の第三国の意見ではなく
仲裁裁判所が「国際海事法」に基づき
下した今回の判決ですが…
☝️の国は、一切聞く耳を持ちそうになく
そもそもこの裁判自体が茶番である!
な〜んて声高に自論を捲したてる有様で
波乱の火種はさらに勢いを増したような
もはや世界情勢を語る上で欠くことの
出来ないほどに影響力を増し続けるこの国
「米国がクシャミすれば中国が風邪をひく」
なんて言われたのは昔話で… 今となっては
"バタフライ効果」の波紋の中心は
この国に他ならないくらいだと思います
そんな国が"国際法"すら無視しての
傍若無人な振る舞いをエスカレートさせれば
この先、必ず修復不能な軋轢が生じるのは
誰の目にも明らかなコトだと思います
少し話題を変えますが…
今回、話題になった「仲裁裁判所」が開かれ
紛争解決の為に判決を下した事例は
スーダンから"南スーダン"が独立した
時にも有効に働いたそうですが
今、その"南スーダン"では大規模な
内紛が勃発しているようです
現在までに300人を超える犠牲者が出て
紛争ではなく内戦状態とも言える南スーダン
その事情を書き連ねると長くなるので
省きますが、現職の大統領と副大統領
それぞれの支持者同士が引き起こしたと
言われるこの内戦ですが、市街戦の様相を
帯びている首都中心部には日本の自衛隊が
PKO活動のための野営地を設けている場所で
現地で働いている邦人の数もかなりの
人数だそうです、今は一旦紛争は停戦合意が
効いていますが単発的な戦闘はあるようで
PKOで行動中だった中国軍の兵士にも
殉職者が出ています
この情報を受け政府は邦人を国外に退去させる為、自衛隊の輸送機を現地に向け
出発させました

もし再び戦火が激しくなれば、空港に
向かう邦人の警護の任務を自衛隊員が
担うことになるかもです
しかし、案の定「憲法」の重い鎖が
自衛隊員を縛ることになるかもです
基地から一歩も出られない自衛隊員の
目の前で現地の一般人や邦人に対して
銃口が向けられ引き金を引いた場合
彼らの憤懣遣る方無い想いは想像に容易く
現にPKFの野営地や海外の領事館などに
難民として助けを求め人々が集まって
来ているそうです
一応、先の法改正で「駆けつけ警護」は
可能ですが、迅速な対応や政府との調整で
被害が出なければ良いのですが…
「日本国憲法」は恒久平和を謳った
素晴らしいものだと思います
ですが…これまで記して来たように
半世紀前には考えられないくらいに
世界は混沌として来ています
対話と外交努力だけでは解決しない事態
世界情勢の中で確固たる日本国の立ち位置を
守るためには現在の憲法の範疇では
応じきれない瞬間が来ないとは言えません
今の自民党の「憲法改正草案」に満点を
与えるほどお気楽者ではありません
それでも、任務のため・自らが信じる正義の
ために現場で事態に直面する者たちが
帰国した時に"犯罪者"扱いされるような
事だけはあってはならないのです
「改憲」と口にするだけで拒否反応を
起こす人、"改憲イコール戦争"と盲信し
9条の死守と叫ぶ人も多いけど…
もう少し「憲法改正によって得られる
新しい平和のあり方」について、色々な
意見を出し合い、自分の子供や孫たちに
誇れるような新たな憲法を作りませんか?
先日結果が出た「参議院議員選挙」
18歳から選挙権が与えられた初めての選挙
なのに投票率が劇的に向上した訳でもなく
改憲の発議が可能になる2/3議席を与党が
得た事だけが話題になってしまい…
ついには
「憲法改正しそうな現与党は許せん!」
そんな理由で東京都知事選に名乗りを挙げる
本末転倒な某有名人が現れる始末
いくら首都"東京"の首長とは言え
国政に影響を与えようって…どうよ?
いよいよ四年後の「TOKYO五輪」へ向け
シフトアップを迫られる東京
他のどの問題を取っても、その規模は
地方都市とは比べものにならないスケールで
一度でも舵取りを誤れば取り返しのつかない
損出を出すかと思います
小さな国の国家予算に匹敵するぐらいの
財政を司る都知事を選ぶのは一大事です
人気や知名度だけでは決めてはならない
大切な役職、それですら政局の具にする
今の政治家の薄っぺらさには辟易します
せっかくの"国民投票"の結果が
予想外の失策で赤っ恥の英国のように
「蓋を開けたら"ハズレ"でした」
なんてことにならないように… ( ̄◇ ̄;)
アレコレと書き散らかした感がありますが
意外と全てが一本の線で繋がる「一筆書き」
だったように感じてなりません。
最後までお付き合いくださって
ありがとうございます ( ̄^ ̄)ゞ
Posted at 2016/07/13 19:10:55 | |
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