石巻ボランティアⅣ

引きも切らない支援物資を前に感謝より恐れの感情が湧いてきました。こんなに頂いて当日は捌けるのだろうか？

　もう勘弁してくれよ～（心の声）

こうして満載の４トントラックとキャンピングカーの２台で出かけました。
キャンピングカーは外国製のキャブコン、６人乗りに乗員４人は快適に１０時間オーバーの旅を過ごす事ができました。床暖房のフローリングは裸足でくつろぐ事ができました。

一方トラックは満載の物資ゆえ坂はほとんど登坂車線を走り、急勾配の所は這うように走ったそうです。

１２：３０→２３：００で現着しました。街灯や信号だけが明るく輝いていました。空を見上げるとオリオン座がはっきりと見えました。

部屋に入ればさっそくミーティング兼飲み会開始でした。
受け入れはチーム神戸の皆様で一番奥にみえるご婦人がリーダーの金田さん。
圧倒される強烈な個性の持ち主でＮＨＫでも紹介されていました。

この事務所は天井まで津波の被害を受けたもと歯科医院。
電気配線はすべてアウト。仮設で給電していました。

１：３０ミーティング終了、皆ごそごそ寝袋に入りました。
デパスも飲んでおやすみなさい。
　畳敷の床は快適な寝心地をもたらしてくれました。

６：３０起床です。

外は当然氷点下、つららなんて久しぶりに見ました。

　朝食はコンビニのおにぎりを食べ、さあて活動開始です。

チーム中津川の名物「五平餅」を作っているところです。オレンジのチョッキを着てる人がわがチームの吉田さんと高橋さん。
手前の男性は現地被災者の方です。もくもくと９升ものご飯を団子に丸めていただきました。もうひとつのメニュー豚汁は一切合切現地の方が作って頂きました。ほんとうにおいしく頂きました。

　団子作り、私も丸めていましたが腰が痛くなって早々にリタイアしました。脱走お許しください。

五平餅を焼いている所です。Ｕ字溝に炭の本格焼きです。
ちなみにわれらメンバーは試食以外、食べる暇もありませんでした。

手前右は野菜コーナーです。大量の野菜も見事に消えてゆきました。
特に人参は奪いあうようになくなりました。

奥のトラックの荷台には使い捨てカイロと小分けした米が見えます。
米は７０～８０俵(大量すぎて数えられなかった)もの寄付が集まりました。多謝、ただただ多謝です。

こちらはプレゼントコーナー。
こちらも大量のプレゼントが集まりました。
ありがたいことです。

現地を出発したのは１６：００。
この交差点は河口より１．６kmの所にもかかわらず満潮による浸水をしていました。

地盤沈下は深刻でこの国道より左側は建築規制地域と決められました。

食事休憩と運転手(リーダー)仮眠などをしながら１２時間後、やっとの思いで中津川へ到着しました。

ほんとうにお疲れ様でした。
そして皆様のあたたかいご支援ほんとうにありがとうございました。


え！？来月は２２日だって？　勘弁してよ～（笑）。