夏のボーナスの使い道は・・・
サイトウロールケージ!!
会津ロールバー推進委員(自称)としては、やはりフィットにも組みたい。
インプに組んで走りが激変したあの感動をフィットでも味わいたい。
インプ同様、クロモリ製6点式フロントエスケープ・定員変更無しタイプをベースに、オプションのリアバイザーバー+斜行バー追加で注文依頼したのですが、今回で2台目の注文ということで、当社オススメのBピラー留めを無料サービスしますと嬉しい回答が来ました♪(≧▽≦)
2週間掛からずサイトウさんからロールバーが届き、30・31日の土日を使って組むことにしました。もちろん、今回もDIY。
30日・AM6時から作業開始
作業に邪魔な前後シートを外す。
アシストグリップやサンバイザーもロールバーに干渉する(インプ経験談)ので、この時点で撤去。
中身をドンガラにして仮組みの準備完了。
初めからパッド巻いてそのまま組み付けではありません。製作されたロールバーが確実に車両に取り付け出来るのかを確認するために、仮組みをします。
初めに組むのはメインセンターバーから。次にフロント、次にリアの順。
Bピラー留めはシートベルト固定ボルトに共締め。
サイトウさんの最大の魅力は車体との密着性
その密着性が最高の剛性を生みます。極限まで密着させる為、このようにボルト穴にズレがあります。
マイナスドライバーを噛まし、フロントのバーを外側に寄せ、半ば強引にボルトを入れます。
フロント終了。
リアのバーのプレートは内張りと干渉する為、その部分をカットしなければなりません。
軽量化も兼ねて、トランク部は内張りレスにしようかと全部外してみたのですが、あまりにもみすぼらしくなり、これはイカン(-。-;)
プレートの大きさ+αで内張りをカット。ちなみに使っているのは玄関にあった枝切りばさみ。
こんな感じ。
オプション含めたリアのバーも終了。
準備から仮組み完了まで約3時間。かなりスムーズにいきました。インプで組んだ経験がモロ生きてますね(笑)
プレートとアンダーコートが干渉する場合、その部分を剥がさなければならないので、マーキング。
仮組み、マーキングが終わったら全てばらし、パッド巻き。
パッドの巻き方にはテープ留めや結束バンドでぐるぐる巻きとか色々ありますが、私は一番面倒だけど見た目が良いやり方の瞬間接着剤で繋ぎ目を留めるやり方。
インプの時は接着剤を丸2本使い切りましたが、今回はかなり長い約14mのパッドを巻かなければならないので3本用意。
洗面器に入っているのは石鹸水。パッドの滑りが良くなってやりやすくなります。
カッターも新品を用意したのですが、パッドの素材的に上手く切れず、結局はさみを使いました。
こういった真っ直ぐ1本のバーは楽なんですが・・・
プレートやボルトのステーが付いているバーはパッドを切らないと巻けません。
パッドの繋ぎ目に瞬間接着剤(ゼリー状)を塗り、一度分断したパッド同士を合わせていきます。これがかなり大変(^_^;)
組んだ時に繋ぎ目が隠れるような位置に合わせて巻いています。
全てのバーのパッド巻き終了。これだけで約4時間掛かりました・・・( ´△`)
用意した接着剤も3本全部使い切りましたw
仮組みの時にマーキングしたアンダーコートを剥がします。
アンダーコートにマイナスドライバーを当て、ハンマーでコンコンやっていけば剥がれます。
寒い時だとパリパリ剥がれたりするんですが、この時期は上手く剥がれにくい(^_^;)
リアプレートのボルト穴がかなり狭い位置にあり、バーを組んでからではドリルが入らないので、ここだけ先に穴を開けておきます。
いよいよ本組み。仮組みの時と同じ順番で組んでいきます。
組んでるうちに、外もだんだんと暗くなってきました(; ̄ー ̄川
初めに小さめの穴を開けてからボルトが通る大きさの穴を開けました。
当て板に塗る用のコーキング。
水などが入ってこないよう、当て板にたっぷりコーキングを塗ります。
ボルト締めて、コーキングがはみ出るくらいがベスト。
リア、センター共にボルト留めを完了させたところで既に23時過ぎ。さすがにこんな夜遅くに外でコンコンやってたら近所迷惑なので、この日はこれで終了。
翌日・31日、朝6時から続き再開。
本組み自体は完了させてたので、あとは内装。
Bピラー留めですが、本来何も無い所にプレートが追加されたわけなので、このままでは当然はまりません。
Bピラー留めと干渉する部分をカット。
センターバーの両サイドも内張りと干渉するのでカット。
せっかく内装ドンガラだし、車内用クリーナーで掃除。ドリルで穴開けた際の削りくずも忘れずに吸い取る。
前後シートを戻して完了!・・・ではありません。
これは注文時から既に言われていたことですが、
フロントプレートはボルト留めではなく溶接留めなんです(-_-;)
フロア下の形状が平らでなく、形状的にどうしてもボルト留めが出来ません。
さすがに溶接は自分では出来ない。DIYマンとして全て自分で完成させたかったけど、ここだけはショップに頼むしか・・・
その時、ふと頭によぎったずっと前の会話。
ポン酢君「家に溶接機ありますよ」
ポン酢君の家で溶接出来ないかと連絡してみたら、なんと溶接機を私の家に持って行きますというありがた過ぎる回答を頂きまして・・・
待ち合わせ場所でポン酢君と合流。2台で私の家へ。
こちらがポン酢君が貸してくれた溶接機。100V仕様の家庭用です。
あ、溶接用マスクはコメリで1100円で買ってきました(笑)
使い方をポン酢君から教えてもらい、溶接にチャレンジ!
※撮影ポン酢君
工業高校機械科の実習でアークとガス溶接はやりましたが、社会人になってからは一切やってません。
それでも、感覚は覚えていたのか無事溶接留めに成功しました!(〃^∇^)ノ
とはいえ、ど素人溶接なので、隠し的な意味で周りにコーキング塗りましたw
一見ボルト留めのように見えますが、このボルトはプレートの下にある当て板に溶接されて出ているボルトなので、フロアに穴開けはしていません。
最大の壁・溶接も突破し、ついに完成!!
総作業約20時間。もう上半身も下半身もガタガタですw
溶接含め、完全DIYで組むことが出来ました。ポン酢君に大感謝です<(_ _*)>
内装加工や溶接もあるので、これをショップでやってもらったらとんでもない工賃取られるでしょうね
(^▽^;)
ターボとロールバー組んだフィットはなかなか見掛けないと思います(笑)
追加メーターとレーダーも色々移動しました。
まだ峠走ったりとか本格的なインプレはしてませんが、
家から道の駅往復しただけでもう違いが体感出来ます(^^)
きついコーナー曲がった時の踏ん張り感、ステアリング切った時のシャープさ・・・サーキット攻めてみたいですねぇ~(´▽`)
更に、足がしっかり動くようになったのか、乗り心地も良くなったような・・・
ボディ剛性って凄い大事。
それと、ロールバーを完成させた7月31日は・・・
フィットを納車した記念すべき日なんです!!
Goo-netでたまたま見つけて一目惚れしてインプかっ飛ばして販売店のブロス水戸まで行って即決して数日後にはHKS九州デモカーだったという事実を知って興奮して・・・
あれから1年後・・・
フィットを通じて新しい仲間も増え、車いじりの楽しさも更に上がりました。
普通車2台で税金74000円、そして来年は2台とも車検と決して楽ではありませんが、無理して買って良かったと本当に思います。
みんカラではフィットネタばかりですが、乗ってる時間が長いのは変わらず通勤車両のインプです。
フィットとはまた別の楽しさがあって、通勤だけは平日の楽しみですね~(*^.^*)
それにしても、メインカーもセカンドカーもロールバー組んであるとか、これで私もHENTAIの仲間入りかなぁ??