アイドリング不調
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
冷間時には症状が出ないのだけど、暖気後はアイドリングが不安定になり、不快この上ない振動を伴ってエンジン回転数がガクガクと上下。
とくにエアコンを使用すると症状が顕著になる。ある程度の速度で走行している場合には症状は出ないけど、ごく低速で走行しているときにも症状が出るようになってしまった。
また、当初は停車時、Nレンジにしておくと振動が軽減されたものの、次第に症状がひどくなっていった。
とりあえず、まずはISCバルブが疑わしいと思い、ISC(アイドル・スピード・コントロール)バルブとアイドルアジャストスクリューをチェック。
かなり汚れていたので、洗浄。
結果、治らず。
*ISCバルブガスケット:18134-77E00(2枚)
2
ISCバルブホースからオイルが滲んでいたので、ホースを交換。
結果、治らず。
*ISCバルブホース:18141-77E01
3
エアフロセンサーを洗浄。
あわせてスロットルボディも軽く洗浄。
結果、治らず。
4
ISCバルブの抵抗値を測ってみると、基準値から外れていたのでISCバルブアッシを交換。
結果、治らず。
けっこう高い部品なのにムダな交換になってしまった。
しかも、新品を測定したら、これも基準値外だった…マジっすか。
かなり痛い出費(泣)
*ISCバルブアッシ:18137-77E00
5
PCV(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション)バルブをチェック。
クランクケースについているパッキン(シール)が劣化したためか、周辺にオイルが滲んでいて、焦げついていた。
高速走行後、オイルの焼ける臭いがしていたのだが、原因はこれだったよう(←実は他に原因があった)。
また、PCVバルブはひどく汚れており、機能していないようだった。
部品を取り寄せ、PCVバルブとパッキンを交換。
パッキンは完全に硬化しており、なかなか取れない…端をラジオペンチでつかむとボロボロと崩れてしまう有様。
カッターで切り込みを入れて外そうとしたところ、エンジン内に落下…!
くっ…奥には落ちない構造になっているのか、穴から近いところに止まっていたが、なかなか取れない。
先曲がりラジオペンチを使ってようやく取り出すことができた、ホッ。
苦労の結果、しかし治らず。
*PCVバルブ:18118-77E00
*PCVバルブグロメット:11198-58B00
6
PCVバルブが機能していなかったことと、劣化したパッキンから2次エアの吸い込みがあったのではないかと思い、エンジンオイルをチェック。
さほど走行していなかったにもかかわらず、予想を遙かに上回る汚さだったので、エンジンオイルを交換。
結果、ようやく復調し始め、ホッ。
とりあえず、アイドリング時の不調はごくまれに出る程度に。
しばらくはごく短期間でオイル交換をしてくつもり。
どうやらこれで一件落着。
7
その後、エンジンオイルを再び交換して、アイドリングはさらに安定。
ホッ。
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