WISHマスターシリンダーOH・流用
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WISH・10系のマスターシリンダーが流用できると聞きやってみました。
手が油まみれで少ししか写真撮れなかったf^_^;
オークションで走行距離5.8万kmのマスターシリンダーを落札。マスターバックまで付いてきたWWW
マスターバックはカローラとは品番が異なり流用は難しそう…走行距離少ないから使えたらラッキーなのに~
さらに、ディーラーでシリンダーキット、グロメットを購入。
ディーラーはマフラー戻さないと整備に出せませんし(笑)、流用は一切断ってるようです(-.-;)
私は中古だと状態が分からないから、ブレーキ系は必ずOHするようにしています(^_^;)。
2
マスターのOHは割りと簡単。仕組みが単純ですから。
面倒なのは、セカンダリーピストンのスナップリング脱着
と、プライマリーピストンの動きを規制するストッパーボルト取付。
いずれも、ピストンを押しながらやらなければ ならないので大変でした。
とりあえず、とれるパーツを取り外してブレーキクリーナーで清掃し、傷がないかチェック。
ピストンのゴム部分とグロメットにラバーグリースを塗布してから組み上げます。
また組み上げる際はシリンダー内壁にブレーキフルードを塗布するのを忘れずに。
写真は清掃後のマスター
3
左がカローラ。右がWISHのマスターシリンダー。
13/16インチ→14/16(7/8)インチにサイズUP。
リザーバタンクはWISH用が使えないから、カローラについているのを付け替えました。
4
車両に取付する前にマスターのエア抜きをやります。
これやらないとマスターから一切フルードが出てこない事態になりますよ。
やり方
車両に付けずマスター単体でやります。画像の向きでやると力が入りやすい。スプリングの反発が強いんで押し込みにくいです。
リザーバタンクにフルードを充填。
画像にはタンクついてませんが…(^_^;)
フルードの出口を自分に向けない←大事
そしてプライマリーピストンから出ているロッドを押し込み、そのままキープ!
その後、画像のようにフルード出口を指で塞いでからロッドを戻す!←コレが重要
ロッドを戻すときにフルード出口を塞がないと そこからエアを吸い込んでしまいますからね(^_^;)
指でココを塞ぐことで
ロッドが戻る時の負圧でエアではなく、リザーバタンクのフルードを吸わせる ということ(^w^)
この作業を繰返し、フルード出口から、フルードが噴出してきたら完了。
ここまでやると、マスターからフルードが出続けるから、フルード出口をメクラできるモノがあると便利。
しっかり、やっとかないと車両に取付てからマスターのエア抜きするハメになります。
そーなるとエンジンルームがフルードまみれになりますよ。
←実際、プライマリー側のエアが抜けきれてなく、車両に取付た状態でエア抜きして こうなった(汗)
5
画像は7年・5.8万km走行したWISHマスターシリンダー
から摘出したシリンダーキットのゴムシール部分。
エッジが多少丸まりつつあるが、問題ないレベルだろう。
ところが、触ってみるとゴムが固くなっており、柔軟性がイマイチ。
外側に広げるように曲げてみると、シワシワが確認できました。
5.8万km走行する位ではゴムシールエッジ部分の摩耗は少ない。
だが7年経つと、だいぶゴムの柔軟性が劣るようだ。
個人的にはそろそろOHしたいレベル。
やはりブレーキ廻りは、10年・10万kmを目安にOHしたほうが良さそうですf^_^;
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