よたよた111Sのブログ一覧

以前から走行時息継ぎ症状が出て、スロットルを煽らないと走れない友人のNA8Cの修理を手伝いました。

前回、エアクリーナーのスポンジが劣化して粉が出ていたため、エアクリーナーを交換しエアフロも清掃しようとしました。
ところが、一方のエアフロの取り付けねじが供回りして取り外すことができず、仕方なくBOXに取り付けたまま清掃を行いました。
→多少改善したものの、根本的解決にはならず。

ECUの点検をしたところコンデンサの液漏れが見られたので、コンデンサを3個ほど交換。
→変わらず。


ダイアグでもエラーが出なかったため、クランク角センサー交換。
→状況を得ず。

〇ディーラーで点検も受けたそうですが、ダイアグで異常が出ないためわからない。修理不能と言われたそうな・・・仕事しろよｗ

コイルを外してテスターでざっと調べたところ、抵抗値に大きなばらつきがあったため純正新品に交換。
ISCVの固定ねじの固着がひどく、前回は外せませんでしたが、気合を入れて潤滑剤とショックドライバで何とか取り外し、内部を清掃して取り付けました。

→エンジンの回り方はスムーズになったものの、まだ息継ぎが出る。

念のためエアフロのコネクタを外して走行したところ、フケは悪い物の息継ぎが出なくなったため、原因はエアフロと推定。
（もっと早く気がつけばよかった、反省）

念のため中古品のエアフロをオークションで落札してから、破壊上等で片方の供回りして外れない取り付け部をドリルで削り取り、なんとか取り外しに成功。

内部を覗いてみると、一方のワイヤーに溶けたプラスチックのようなものが付着していました。
クリーナーとドライバーを使ってそっと清掃して、片方しか固定できないものの、試しに車体に取り付け。
試運転してみると息継ぎが出なくなりました。・・・これだったか・・・

『原因はエアフロの異物付着』

予備品がなかったので、破壊覚悟での作業ができなかったのが泥沼の原因。


ダイアグモードにして点火時期とアイドル回転数を調整して終了。

頼んだ中古品のエアフロは予備品として持っていてもらいましょう。

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古い車だとダイアグだけでは判断できない故障も多い。
整備解説書が欲しいところ。

エアクリーナーはコットンか紙製がよい。特にスポンジ製はこまめに点検しないとトラブルの原因になりかねない。