hikobonのブログ一覧

　前線が南下して、熱帯雨林気候特有の、体にまとわり付くような湿気が嘘の様に無くなった。前日と比べると温度が10度以上低下している。いよいよ秋だ。
　
　そんな中、東の方にめったやたら賑わっているパン屋さんが有る事を聞きつけた。
我が家は市内でも西の方角にある、東のほうは未開発地帯ではある。
　さっそく出かけてみた。いつも側は通っているが立ち寄ったのは初めてだ。行ってみて驚いた、何しろ駐車場が広い！イートインコーナーはテラスで、小さい子供向けにちょっとした遊戯スペースまで設けてある。イートインスペースは若い家族連れでほぼ満杯だった、楽しそうにパンをほおばっている。
　車を止めて店内へ、なんと満杯、大行列。人気の明太フランスはお一人3本までの数量制限だ、おまけに待ち時間２０分と・・・・。そこまでして買うのだからさぞかし美味しいに違いない。と思った。
　商品の値段は随分と格安だ。200円を越えるものは少ない。これも人気の秘密なのか。
追い立てられるようにして数種類、買ってみた。明太フランスが出来上がるまで、呼び出し用の無線端末を渡される。サービスの紙コップ珈琲を手に車に戻り出来上がりを待つ。
　珈琲のお味は、無料だけに茶色のお湯だが不味くはない。無線端末が無粋な音を立てて出来上がりを知らせてくれる。焼きたてのフランスパンの香りと明太子のやや生臭い香りがミスマッチではある。熱々を車の中で頂いた。不味くはない。でも・・・・。
　値段的には大手量産メーカーと変わらない。随分とリーズナブルだ。この値段で焼きたてが食べられる所が、このお店が支持されている理由なのだろう。

　あれだけの混雑の中、待たされ急かされてまで買い求める理由は私には見当たらない。

　秋分の日、先月お盆でお墓参りをしたばかりなのにまたまたお墓参りだ。
蒸し暑い、未だにツクツクボウシが鳴いている、それどころか今朝なんぞ、我が家の部屋の中で飛び回っていた。先月はクマゼミ、今月はツクツクボウシ。よほど間抜けた連中だ。

　原油先物相場が急騰している。折角100ドル以下に落ち着くかと思われたのに、リーマンやAIGなどに流れていた資金が再び原油市場に戻り始めたのだろうか。先行き関心事ではある。民主党が政権を取ると、ガソリンの暫定税率が撤廃され２５円安くなる。高速道路は無料だ。じゃアー、ETCの設置料も返してくれ・・・・・・・。

　ともあれお墓参り、墓は糸島二見が浦にある。海が見える心地よいロケーションだ。
ただ、お墓は日差しを遮るものが無い。暑い！その中で草むしりだ。またまた日焼けしてしまった。
　此処まで来ると、お昼ご飯は陶翠苑、炙り鯖鮨だ。時刻は2時過ぎ、お客は他に居ない。写真の品を注文し美味しく頂いた。

　帰路、田園喫茶ワイルドベリーに立ち寄る。クロワッサンセットを注文。かなり大き目のクロワッサン１ヶと珈琲のセットだ。これで500円は安い。窓からは刈り入れを待つばかりの田んぼが見渡せる。

　おはぎを買わなくては、平尾の石村萬盛堂に行く。このお店は博多土産「鶴乃子」で有名だ。併設のトレボンで、パンも購入。
　
　いつもの穏やかな休日が暮れた。

　目の前におはぎが２個ある。今日の夕飯代わりか、もうお腹一杯。

　昨晩、全国区のTVで、ギャル曽根が選ぶ全国ハンバーガー食べ比べなる番組を放映していた。
　あの大食い女に微妙な味の違いなど分かってたまるものかと思いつつ、見てしまった。
　そこで福岡県代表だったのが、鮮玄海バーガーの鯵海バーガー。鯵のフライとイカのフライをメインにし、チーズとトマト、レタスを挟んである。どんなものかとでかけてみることにした。

　ハイオクタンを給油したベルQはいたって快調、心なしかトルクUPを感じる。R3号を宗像大社方面に左折し、そのまま道なりに進み神湊入り口交差点を目指すと鮮玄海バーガーがある。駐車場は広い、数店舗あるお店の共用だ。
　テレビ放映のせいか、それとも元々お客が多いのか数組待っている。鯵海バーガーを注文した。注文を聞いてから、フライを揚げている、良い姿勢だ。夫婦と綺麗系の娘さんとの3人でこなしている。おそらく親娘だろう、顔立ちが似ている。

　待たされること15分ほど、以前佐世保で3時間待ちのバーガーを買ったことがある。それに比べれば15分なんて、待つ内に入らない。但し美味しければ。
　
　隣にジェラートだか、ソフトクリームだかのお店がある。老若男女、店内に吸い込まれている。そんなに美味しいのか？待ち時間を使って隣のお店で買ってみた。
　お店の名はらく農家。不味くはない。でも美味しくない。400円は高すぎる。「一見さんいらっしゃい」のお店だ。これではリピーターの確保は難しい。

　で、肝心の鯵海バーガーなのだが、一口食べてやはり生臭い。鯵は青魚だ。新鮮ならば生臭くないはず。お腹が空いていたので、完食したが、後口が良くない。フライの油が古かったのかそれとも、鯵の鮮度が落ちていたのかのどちらかだろう。
　これが福岡県代表のハンバーガーなら、福岡県の名折れだ。

　若干重い胃袋を抱えながら帰路に着いた。途中、前から気になっていた、お菓子工房、福津市光陵台のキャトルQに寄って見た。ケーキやパン、福岡標準よりやや安めだ。今回は数種類のパンを買い求めた。ケーキは東区のオペラで買う予定だ。
　そのパンを今食べ終わった。不味くも無く、取り立てて美味しくもないと云うところか。お値段なりと云うことにしておこう。わざわざ遠くから買いに行くほどでもない。おそらく私はお店の前を通りがかっても、立ち寄らないだろう。この程度でよければどこにでもある。

　どうやら今日は裏切られの一日だったが、オペラの栗純生ロールだけには裏切られなかったようだ。

　

　うきは辺りを巡ってみた。例によって午後の出発、目的地は別に何処でも良かった。
行けば何とかなる。とりあえず何時ものルート、大宰府、山家、朝倉だ。
　大宰府を抜けるとき、若干の渋滞があった。おそらく国立博物館の篤媛展だろう。
なんとマスコミに乗せられ易い人々なのだろうか。混雑した中では展示品を鑑賞するゆとりなんてありゃしない。「立ち止まらないで下さい」と監視員の声。そんな中での鑑賞が如何ほどの事があるのか、疑問だ。
　おそらくそこに行った事が満足に繋がるのだろう。

　朝倉辺りからうきは方面を見渡すと黒雲に覆われている。間違いなくゲリラ豪雨だろう。目的地が決まった。イビサにしよう、何年か前に一度行った事がある。スペイン料理系でハムやソーセージが美味しかった記憶がある。GPSに頼るまでも無い、数年前の土地勘がある。
　豪雨の中、山の中に分け入っていく。そろそろあるはずだとの期待も空しく、峠を登り詰めてしまった。このまま進むと星野村だ。どうやら道を間違えたようだ。
　元々優秀でもない我が頭脳も劣化の一途を辿っているのか、最初からGPSにセットしておけばよかった。
　登ってくる途中、調音の滝の表示があった。おそらく過去に訪れたことがあるはずだが印象に残っていない。雨は止んでいる。豪雨の後だ、さぞかし豪快に流れ落ちているだろう事を期待して駐車場に車を止め、歩いてすぐ滝はあった。ただの滝だった。これでは印象に残らないはずだ。
　お腹もすいた、早々に引き上げ山を下る。下ったところに以前紹介した「たねの隣り」がある。オーガニックカフェだ。ここでは何度も食事をしそこなっている。
　今日こそはの願いも空しく。
　無常にも、本日のお食事メニューは売り切れましたとの看板。仕方が無いので、シフォンケーキセットを注文。深入り珈琲の香り爽やかに頂いた。
　今回も食事は振られた。時は４時を回っている。売り切れで当たり前か。
　帰路、田主丸に回りシェ・サガラでパンを購入。何時も売切れのリバーワイルドハムファクトリー製のソーセージを挟んだパンが２ヶ残っていた。

　今日はお盆。お墓参りに行かなくては・・・・。
我が家のお墓は糸島二見が浦そばにある。万物を焼き尽くすかのようなギラギラした日差し、突然のゲリラ豪雨。今年の夏はちょっとおかしい。
　雨が上がっても、まるでサウナのように暑い水蒸気が体にまとわりついてくる。
しかしお盆だ、お参りに行かなくては。

　お線香の用意もできた、昼過ぎの一番温度が高い頃に出発。エアコンはフル運転だ。
道路は普段より空いている、他府県ナンバーも目立つ、さすが盆休み。
なんと札幌ナンバーまで走っている。お疲れ様。
　霊園近くの路側にお花の無人販売スタンドがある。いつものパターンでお供えの花をゲット。広大な霊園の７０％近くはすでにお参り終えたのか、お花が備えてある。鹿児島県では、これが１００％になるとか聞いた。いずれにせよ凄い事だ。

　我が家から1時間ほど、市街地半分、シーサイドコース半分。区間燃費17.89ｋｍ/L。
エアコン全開にしては上出来。磁石巻き12本も寄与しているか。
　いやいや一番燃費に寄与したのは交通量の少なさだ。

　夫婦岩前の海岸、泳ぐ人はチラホラ、大都市近郊ではまったく考えられない光景だ。
来る途中の大原海水浴場も閑古鳥。
もっと手前、生の松原海岸は去年から海の家が開設されていない。
海が汚いのではない、人が来ないのだ。

　お参りをおえて、以前から気になっていたカフェを訪れることにした。
志摩シサイドカントリークラブ入り口で、メインの県道をはずれ、半島の一番外周海沿いコースに入る。この道は地元の人でもあまり利用しない。ゴルフ場を抜け、山を登る。後続車は無論、対向車も無い。しばらく登ると右側に目指すカフェがある。
　お店の名は「陶翠苑」。辺りに建物は全く無い山の中の一軒店だ。ギャラリーも併設され、木の暖かさを生かしたインテリアや建物は素晴らしい。ここで営業を始めて７年になるとか、まだ若いご夫婦でやっておられるのだろうが、さぞかし大変だろうと察しがつく。
　カフェは２階だ、糸島の海と山が窓一杯に広がっている。大きな珈琲ゼリーを私が、相方はお抹茶セットを注文。窓と反対側のお座敷に、幼児が安らかな顔でお昼ね中。お客は私たちだけ、癒しの時間が過ぎていく。糸島でのお勧めスポット追加だ。結構本物のお店だ。この足場の悪い中で７年間も営業を続けられている事は、大変な努力があっただろうと察せられる。まだ生まれたての乳飲み子もいらっしゃる様子。大変だろうけれど頑張ってほしい。お勧めの「炙り鯖鮨」を購入した。まだ食べては居ないけれど、きっと美味しいに違いない。

　陶翠苑はここ　http://members.jcom.home.ne.jp/1638502102/taitol.htm