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　やはり紅葉狩りだろう。九州では一番最初に紅葉を迎える場所は久住連山だ。去年も10月末に訪ねている。あの時は雨だった、そして今日も空模様は天気予報に反して今にも降りだしそうな雲行きだ。

　それでも、この機を逃しては久住の紅葉を見逃してしまう。

　で、例によって遅発のお昼前、これまた高速使わない主義で下道トコトコ、太宰府、朝倉、日田、小国。
　小国では定点観測の銀杏の古木とご対面。やはり樹齢1000年の貫禄には毎年感服する。

　その古木の下では、杉の葉で加工した造形物がこの通り。

　出色はこの金運向上のフクロウ。無論、きんのたまを相方共々なぜなぜして、金運向上をお願いいたしました。もっとも、この玉どう見ても指穴を開ける前のボーリングのボールなのだけれど・・・。

　南小国で、ふとその昔パワースポットやらストーンサークルとやらに凝っていた頃に足繁く通っていた場所を思い出した。
https://minkara.carview.co.jp/userid/182161/spot/284306/

　押戸石！比較的アプローチが改善されていて、気軽に到達できるようにはなっていたけれど、最終の詰はまだこの通りの状況だ。


　なのに、今年から入場料を取ると言う。おひとり様200円也。いやはやご時世とは言えなんとも・・・。ただ、金を取るからにはとばかり遊歩道は整備され歩きやすくなり、仮設とは言えトイレも設置されている。おまけに得体の知れない竪穴式縄文風味の住居などが建設中。言ってみれば「いらんこったい」余計なことをするなと言いたいのだ。
　そんなちゃちい設備なんぞなくても、この阿蘇外輪山の原野に聳える富士山型の山頂から見える景色は、恐らく阿蘇地域では一番ではないだろうか。

　それに加えて、シュメール文字だの、ストーンサークルだのとパワースポット要素も多分に持っている。

　なんといっても、頂上に点在する巨石群の素晴らしさ。

　多少足場は悪いけれど、このスポットは絶対にお勧め処ろだ。






　阿蘇のやまなみハイウエーはさすがウイークデーで行き交う車もほとんどなく、快適なワインディングを道幅いっぱい使って独り占めだったのだけれど、行く手を阻む動くシケイン、赤いJRバス！仕方なくしばらくディーゼル臭を嗅がされながらの走行だった。

　本日の標高最高地点はこの赤さ。どうやら今年の紅葉は去年に比べると上々だ。

　久住から下山してきた方に聞くと頂上付近はそれはそれは・・・だそうだ。






　例によって、ここから九重町に向かって標高を下げいつもの貸切状態の温泉に。
http://www.miharashinoyu.com/

　帰路も下道トコトコ、玖珠、日田、朝倉、筑紫野、太宰府・・・・・。

　都知事が動いた。しかし往年の迫力は今ひとつ感じられない。確かに我々にとっては選択肢が増える事は良いことなのだろうけれど、我が選挙区にはその選択肢がまだ顕著ではない。

　しかし今度の選挙は、この国の行く末にとっては重大な岐路に立つかもしれない選挙になるのだろう。心して選ばないといけないのはやまやまなれど、さて立候補者の方々の資質はどうなのか・・・。

　三宅久之さんのブログでゾマホンさんの動向が紹介されていた、それによるとベナン共和国の初代駐日特命全権大使に就任されたとか、なんとなく良いニュースではないかと思う。

　で、本日の侘び飯は・・・ハヤシもあるでよーー。

　先日の残り半分の皿うどんに、今回は初挑戦でレトルトハヤシをかけてみた。カレーに比べるといささかミスマッチな気もしないではないけれど、食することはできる。どうしてもハヤシにこだわりたければ、麺はパスタだろう。ミートソーススパ風味になること請け合いだ。

　これらのお品、すべて頂き物。もっともコーヒーだけは自前だけれど、でも毎朝イレテいるドリップコーヒーではなく、ネスカフェーエクセラ。

　なんの工夫も調理もなく、ただ空き腹をなだめるだけの食事というのもなんだかなーという気がするけれど、ともかく食べないと生命の維持がおぼつかなくなる。

　今日も元気だ、食物は美味い！

この記事は、侘び飯コンテストについて書いています。

　先日の土日、北九州市で全国B1グランプリが開催され、なんと61万人の人出だったとか、この人数いわゆる主催者発表なので、相当数膨らんではいるのだろうけれど、出店された各ブースでは食に有りつけるまで一時間待ちなどはざらであったとか・・・。

　そこまでして食べるほどでもないかと思うのだけれど。

　で、その向こうを貼ってか貼らずしてか、先様がB級グルメならば、いっそC級グルメの祭典などと・・・。

　本日も早朝から３K激務に耐え、お昼の侘び飯は。必殺皿うどんカツカリー,デザート添え。

　材料はこちら、長崎皿うどん用の焼きそばを半分で64円、レトルトカレーが78円、冷凍一口カツ2つで46円。合計188円也。みかんは頂き物だからプライスレス。

　以外に美味しゅうございました。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高・漢の王莽・梁の周伊・唐の禄山、是等は皆旧主先皇の政にも従はず、楽みをきはめ、諌をも思ひいれず、天下の乱れむ事をさとらずして、民間の愁る所を知らざッしかば、久しからずして、亡じにし者ども也。
近く本朝をうかがふに、承平の将門・天慶の純友・康和の義親・平治の信頼、此等は奢れる心もたけき事も、皆とりどりにこそありしかども、まぢかくは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申し人のありさま、伝えうけ給はるこそ、心も詞も及ばれね。

其先祖を尋ぬれば、桓武天皇第五の皇子、一品式部卿葛原親王、九代の後胤讃岐守正盛が孫、刑部卿忠盛朝臣の嫡男なり。
彼親王の御子高視の王、無官無位にして失せ給ぬ。
其御子高望の王の時、始て平の姓を給ッて、上総介になり給しより、忽ちに王氏を出て人臣につらなる。
其子鎮守府将軍義茂、後には国香と改む。
国香より正盛にいたる迄六代は、諸国の受領たりしかども、殿上の仙籍をばいまだゆるされず。

勢いの盛んな者も最終的には滅びてしまう。
まるで風の前の塵のようなものだ。
遠く中国の歴史を見ると、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらはかつての君主や主人が行っていた政治に背き、好き勝手な楽しみにふけり、周囲が諌めるのにも耳を貸さず、天下が乱れていくのにも気づかず、民衆が嘆き悲しむことも知らなかったために、その権力は長続きせず、ほどなくして衰えていった。

で、本日のお昼はこちら、太巻きと野菜サラダ。これで合計496円也、某東国のみん友さんより高額な昼食になってしまったようだ。侘びめし友の会としては・・・。負けた！ってそんな会あったっけ？