2007年07月31日
ナイジェル・ステップニーは無罪だ!
久々に長文逝くよ!苦笑
フェラーリのテクニカルディレクターだったナイジェル・ステップニーが、
マクラーレンチーフデザイナーのマイク・コフランに機密情報を横流しした、という
いわゆる『ステップニー・ゲート』事件。
私の見解。
99.9%、ステップニーは無罪だと思います。
マラネロに嵌められたんだと思います。
理由は簡単。
フェラーリの「純イタリア化」への野望と、
それに伴い流出する有能な人材の、他チームへの移籍阻止です。
他チームへの移籍を阻止したい人材は、具体的には、
ジャン・トッド
ロス・ブラウン
ナイジェル・ステップニー
ロリー・バーン
マイケル・シューマッハ
の5人です。
ジャン・トッドは、すでに次期FIA会長になることが既定路線です。
あとは、マックス・モズレーがとっとと引退してくれればいいだけ。
(これが粘ってるんだな。w)
ロリー・バーンは既にタイで飼い殺し中。苦笑
ロス・ブラウンも同じように飼い殺ししたいんでしょう。
ただ、本人が少し「他チーム移籍」を考えていることが気になる。
マイケル・シューマッハは、「アドバイザー」とかいうわけのわからない役職に。
閑職といってもいいポジションからすると、これも飼い殺しでしょう。
どれも、かなりの金額を払っているはずですけどね。
さすがフェラーリというべきか。
では、ナイジェル・ステップニーは?
彼は飼い殺しを拒否します。
その結果、イタリア国内にいられなくなり出国します。
なんかマフィア映画みたいですが。苦笑
そこでマラネロは手を打ちました。
ステップニーを産業スパイに仕立て上げ、
彼のF1でのキャリアを打ち切る。
これで頭脳の他チーム流出は完全に防げる、と。
で、もっというと、コフランはフェラーリに買収されたんではないか、と思っています。
というのも、ステップニーは機密文書を自宅に残して出国しているそうですし、
コフランはステップニーから得たとされる機密文書を、他のスタッフに見せています。
よりによって、マクラーレンテクニカル・ディレクターのジョナサン・ニールも含まれています。
さらにコフランの妻は、近所のコピー屋でこの膨大な機密文書をコピーしているそうです。
ステップニーは、産業スパイを行ったにしては、脇が甘すぎるし、
コフランに至っては、機密文書を、しかもスパイ活動で得た非常に危険な資料を、
わざわざ皆の目に触れるように扱っているのです。
さらにコフランは、フェラーリに対する宣誓供述書をとっとと提出し、
さらにさらにフェラーリは、
イタリア国内でこの供述を刑事訴追に使わない、とまでコフランに約束しています。
私にはどうしても、
コフランがマラネロに買収され、ステップニー・ゲートの片棒を担いでいる
としか思えないんです。
そして狙ったかのように「マクラーレンは無罪」というFIAの判定。
すべて、マラネロの思い通りに進んでいるとしか思えない。
マラネロは、ステップニーを排除できればそれでいい。
しかも、他のスタッフへの見せしめにもなる。
そこまで考えて行動しているとしか思えません。
でも、ステップニーの能力をこのままマラネロの思い通りに消し去るのは
非常にもったいない。
そこで・・・
ホンダよ、チームの成長の為には何だってする、と思っているのであれば、
あえて火中の栗を拾ってみては?
いまはまだカスタマーシャシー問題で
フェラーリの支持を失うわけには行かないだろうから、
2008年1月1日契約、なんてどうでしょう?
それぐらいやってみてほしいな。ロス・ブラウン獲得も含めて。
フェラーリとの長い蜜月関係には終止符が打たれると思うけど。。。
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Formula 1 | 日記
Posted at
2007/07/31 12:50:18
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