ホンダ除雪機 HS−55J キャブレターのオーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
冬の強い味方!かわいい除雪機「ホンダHS-55」。
しかし今イチ始動が良くなく、アイドリングは比較的安定しているものの、肝心の中〜高回転に息継ぎ状態で全く安定しない上、終いにはエンストしてしまう事が多い状態…。
と、いうことで今年は幸いにも今のところ雪がまだ少なく、本降りが続く前にキャブレターのO.Hを試みた。
タンク内のサビやキャブのストレーナー付近の状態からみて、間違いなくメインジェットまで詰まり気味であろうと推測。
早速、作業してみることに。
(分解を写真撮影しようと思って始めましたが、手がメチャメチャ汚れはじめたので、それどころではなくなってしまったので、今回は写真撮影を断念。。。)
2
よっしゃ〜!っと、まずは、エアクリーナーを外し、続いてキャブカバーを外す。続いて、キャブから燃料ホースを外して、アクセルバーとスプリングを外してー。ん〜順調、順調。
つぎに、キャブ固定用のボルト2本を外して、レバー関係をかわしながらマスクを外す。(ガスケットはそんなに痛んでいない様子)
よ〜し、いよいよキャブ本体の取り外し!っと思ったら、ハンドルステーにストレーナー部が干渉して引出せない...
奥側のガスケットへの損傷が気になり、一旦キャブ本体を戻して、ハンドルステーを干渉しないところまで分解。
再度、ガスケットに気遣いながら、本体の取り外しーーー成功。
3
ホームセンターで買ってきたキャブクリーナーでクリーニング開始。外観の汚れがある程度綺麗になったところで、ここからが本命のO.Hです。
フロートカバーのビスもサビぎみなので、余計な力をかけないようにCRC攻撃。(隣のガソリン&水抜き用にもシュ〜ッ)
ちょっと待ってから、ゆっくり回す…でも回らない。これほどサビているということは、中の状態はー?やばいくらい凄いことになってるかも〜〜っと不安ながら覚悟。
もう一度CRCしておいて再チャレンジ!さすがCRC!
くるりと回りましたー。
キャップをゆっくり外し、フロートの動作を一応確認。
フロートを外して、今回の大本命、メインジェットを外す。
んー汚れてる…。ニードル関係も気遣いながらゆっくり外して、本体の穴という穴にキャブクリーナーをぶち込み!
&浸し作戦。
4
まだかな〜。まだ落ち難いだろうな〜っと思いながら約1時間小休止。
大本命のメインジェットの様子を見てみる。んーーと思いながら、ウエスで拭き拭き。輪シミもとれて、ピカピカの真鍮色。これじゃ高速回転へはうまくいかないはずと実感。
本体内部と各部の動作確認後、各バルブと本体の穴という穴に、エア吹付け作業をし、パッキン関係を確認しながらゆっくり組上げし、O.H作業は完了。
ガソリン補給後、ガスケットやパッキン類からの燃料漏れを心配していたが、大丈夫。
本来、O.Hキットを準備しておいて、全てを交換したかったが、急遽の作業のため見送りに。シーズンオフ時に次回作業でやることにします。
5
さてさて、いよいよ車体への組込みも終了!
ガソリンが、まだ上がりきってないのはわかっていながら、調子の良い音で回ってくれよ〜っと、ワクワクとドキドキしながら、リコイルを引くーーーーーーー!
3回目で、少しかかった。
さあ〜次で行ってくれよーーーーっと、引く!
ブォーーーーン!お陰さまで無事かかりました〜!
アイドリングを調整して、いよいよスロット全開へ!
ブォーーーーン!こちらも無事にモタつくことなく吹け上がり、息つぎも解消!良かったです(^○^)
快調になった愛車を試したくて、道路脇の少量の雪山を崩し&飛ばしまくってしまいました。
大人げなくてすみませんm(_ _;)m
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