
先日のブログを書いてから、『今の自分に何ができる?』かと色々と考えてみました。
今の仕事を辞め地元に帰り、元建築屋として復興に向けて協力したいとも考えました。
しかし『残された家族をどうする?』『収入もなくてどうやって生活する?』『これは自分勝手な独りよがりなのか?』などと葛藤しましたが、結局現実的には何もできない自分に腹が立ち、ただ無力さを感じただけでした。
あの地元の光景を映像ではなく実際目の当たりにしてしまうと、一日も早くこの町を元に戻したいという思いでいっぱいです。
所詮個人でやれることなど高が知れています。もちろんそれを承知でなんとかしたいと思っていますが、やはりそこには『現実の壁』があります。おそらくこれから先も、ずっと悩まされ続けるかもしれません。
それでも悩むより行動あるのみということで、できることから始めてみます。
まずはプレオ関係のことですが、もちろんこれからも地元に帰ったりの交通の『足』として活躍はしてもらいますが、今後メンテ以外のことは一切何もやりません。やりのこしたことは数知れずありますが、もうそんなことは言ってられません。
オフもおそらく参加することはないと思います。元々今の仕事が不定休なので、どっちにしても無理だと思いますので...
普段の生活もできるだけ節約しています。
『暖房は極力つけない』『風呂に浸かるのは2日に1回』『少し遠くても自転車を使う』など、もちろんその分の時間とお金などわずかですが、できる限り地元に帰り役に立てればと思っています。
大船渡にある祖母の家は、まだ水道も電気も復旧していません。祖母は心臓にいつ何があってもおかしくない病を抱えて暗い夜を耐え続けています。自宅があるとはいえ、逆に食料は避難所にいる方々より苦労しています。
連日テレビでも報道され続けていますが、この現実は実際に見た人にしかわからないと思います。
それに比べたら、自分は被災者でも何でもありません。普段の生活が不便になったと文句を言う人の気も知れません。
『がんばろう』という言葉も各方面で見聞きしますが、被災地では家族や友人を失った悲しみに耐えながらもみんながんばって生きています。自分にできることは限られていますが、微力ながらもがんばっていこうと思います。
とりとめもない内容になってしまいましたが、この決意が揺らぐことのないようブログに書きとめてみました。
『悩むよりも、まずは行動あるのみ!』
Posted at 2011/04/05 01:39:11 | |
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