ATF交換 ② +ストレーナーばらし
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
1回目のATF交換から約一か月半が経ち約1000キロ走行しました。
本日は2回目のATF交換を行います。
13万キロ無交換から半量交換して1000キロ走行しましたが、何の不具合も変化もなく無事過ごせています。
フルードには洗浄効果があると言われていますが、半量の交換で1000キロ走行してどの程度AT内の汚れが洗い流されたのか調べてみたくなり、フルードを抜いて比較してみることにしました。
向かって左側のペットボトルにはATF交換後に抜き取ったフルード。
右は1000キロ走行後のフルードです。
二つを同じように前後に揺らして透き通り方や汚れ度合を見比べてみましたが、違いは見受けられませんでした。
ちょっと期待外れな結果となりましたが、半量交換の1回目ではまだ剝がれてくれないのか、それともストレーナー効果があるのか。
2
今回は車体を傾けてドレンプラグを外しフルードを容器に排出。4L抜けました。
3
ドレンプラグパッキンを新品に換えて締付けます。
指定トルク=49N・mで締付けを行いましたが、かなり強い力での締付けが必要なんだと今回も感じました。
他の車と比較しても締付けトルクが高いように思います。
どこかで指定トルクの改定があったのでしょう。
4
抜け出たフルードが4Lですが、今回はレベルゲージでフルードの量を決めました。3.8L入れて作業終了です。
フルードを3回に分けて注油しましたが、太いホースを選んだ甲斐があり1回あたり20秒ぐらいで入ってくれたので楽できました。
今回もAT保護のため半量の交換です。
ATF全容量8.6L
①回目 注入新油量4.5L 新油率52%
②回目 注入新油量3.8L 新油率72%
新油率が上がるにつれ劣化したフルードが減らせるのは嬉しいことですが反面、AT動作に不具合が出ないか心配です。
しばらくは走行距離に応じてATFを半量交換して、フラッシングみたいなことを続けていく予定です。
5
ATF交換 ①でストレーナーを交換しましたが、ストレーナー内部にどんな異物やゴミを捕獲しているのか気になって気になって仕方ないのでグラインダーで切り開いてみました。
6
白く見える物がアルミ片。ピンク色に見えるのが液状ガスケットだと思います。この様な異物があちらこちらに点在していました。
7
中央に見えるのが 黒い粒々の塊です。粗塩ぐらいの大きさで固くて非金属です。フェーシングの削れカスかなぁ?。
どの部分のフイルターにも相当な鉄粉が絡み付いており磁石でくっ付くぐらいでした。この様な異物をしっかりと受け止めてくれているので安心しました。
8
ストレーナーを切り開いて分かった事は、
ストレーナーのフイルターは内部で袋状になっているので1面メッシュ構造に比べ容量がとても大きいのと、不織布みたいなフイルターで厚みがあり段階的に異物を捕獲して目詰まりがしにくそうに見えました。
いい造りでよく考えられたストレーナーと思いました。
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