前愛車、VW イオス。
このクルマで最後の独身時代を過ごした。
ご無沙汰しております。
暫く更新が滞っていましたが、
前回のブログをUPして一区切りついたというか、ちょっとした
燃え尽き症候群に陥っておりました(笑)
(前回のブログでイイね!を押して下さった方、コメントを書いて下さった方ありがとうございました♪)
さて、こんな状態になった時の為に(笑)温めておいたネタがありますので今回はコチラをUPします。
それは、ブログタイトルの通り
オープンエアの魅力について。
今回はアテンザと関係の無い記事なので興味の無い方はこのブログを飛ばしちゃって下さい。
--------------------------------
僕は過去に2台のオープンカーを乗り継いで来ましたが、それは単に好きだから(笑)
スペックだけでは語り尽くせない魅力がたくさん詰まっていました。
。。僕がオープンカーに憧れたきっかけは二十歳くらいの時でしょうか。
新宿東口の駅前ロータリーで当時デビューして間もない
初代Z4を見たのが発端です。
ドライバーは
20〜30代モデル風の女性。
大きなラウンド型のサングラスをかけていたのが印象的でした。
Z4が僕の近くを通ると、聴いた事は無いけどセンスの良い音楽がさりげなく耳に届いて来る。。
人でごった返している街中を颯爽と駆け抜けるその姿に僕の視線は釘付けでした。
もちろん釘付けになったのはドライバーにだけでは、、ないですよ(笑)
自分もいつかこんな風にカッコ良く街中を走ってみたい。。
格好から入る、、、そんな不純とも言えるキッカケでしたが8年以上前の当時から現在に至るまでオープンカーに対する特別な想いや、憧れが色褪せる事はありません。
。。恐らく自分も目立ちたい、人から注目されたい、、という気持ちが強いのでしょう。
併せて僕の仕事が閉塞感のある環境下で作業を行うことがほとんどなので、潜在的に
非日常的な開放感を求めていたのも一つの要因だったと思います。
実際に購入に至るまで背中を後押ししてくれたのは
中古車の相場価格。
新車で手の出せるクルマはほぼ皆無に等しくまさに高嶺の花ですが、中古車市場に出回ると現実味のある価格帯のクルマが数多く舞い降りて来るんですね。
これは需要の少なさから来るものなのか、ある意味好きな人間にとっては追い風となります。
ですからこの手のクルマを購入する時は経済的な問題よりも、どこまで実用性を妥協出来るかが大きな壁となりました。
2010年撮影。
千葉県の九十九里有料道路にて。
当時の憧れに少しは近づけただろうか。。
さて、
欲しいクルマを手に入れる為に背伸びをした挙句、失敗してしまった苦い過去もありましたが、なぜここまでオープンモデルが好きなのか、、?
現在持ち合わせている認識から整理し、紐解いてみました。
【オープンモデルはメーカー謹製のドレスアップカーである。】
オープンモデルの多くにはクーペのベースモデルが存在します。
わざわざ走行性能を犠牲にしてまで屋根が開閉するモデルを多くのメーカーが永きに渡って設定し続けていますが、多少の犠牲や対価を支払ってでもオープンモデルに乗りたいオーナーが沢山居るという事実があります。
一つの好例を挙げると
BMW3シリーズE92(クーペ)
とE93(カブリオレ)でしょうか。
E92(クーペ)
E93(カブリオレ)
E93はメタルトップを採用しており外見はほぼクーペそのものですが、走りに拘りのあるBMWは通常のクーペモデルであるE92も並行して販売し続けました。
事実上の後継となる4シリーズでもこの流れを引き継いでいます。
やはり価格の上昇であったり、ボディー剛性の低下、重量増など走行性能の面でネガな部分や余計な機能を嫌ったオーナーの事を考えた上で判断したのでしょうか。
しかし逆に考えればBMWほど走りに拘るメーカーでも、無駄とも思える手間やコストをかけてまでオープンモデルを作り続ける大事な
「何か」があったと思うのです。
勿論、オープンモデルをラインナップしている他のメーカーも然り。
当然どのメーカーも無駄の為のネガを極限まで減らす努力はしているハズで、普通に走行している限りそこまで違いは分からないと思いますが(笑)
まさにオープンモデルは
メーカー謹製の、そして究極のドレスアップカーと言えるのではないでしょうか。
【その路の主人公になれる。】
オープンカーには国やボディー形状によって呼び方が異なります。
主に、、
・Roadster(ロードスター)
・Cabriolet(カブリオレ)
・Convertible(コンバーチブル)
・spider(スパイダー)
、、、、など。
僕はオープンの中でも特に欧州車の4座が好きなので、ブログタイトルに「カブリオレ」を使用しました。
ところで、たまに日本人が間違えそうな
Road”Star”は綴りが違いますが、僕はこれでも結構イケるんじゃないか?、、と考えています。
。。和製英語になりますが。
上記で書いたE93の中にある大事な
「何か」に話を戻すと、それは
ドライバー(と乗員)に注目を集めさせる為の魔法だと思います。
特に屋根が開閉する瞬間は周囲の注目を浴びるのは間違いありません。
ましてや、オープンにして走っている時は当然外から丸見え。。
気分は映画の主人公さながらです。
、、、これは、おめでたい目立ちたがり屋の思考と言えるのかもしれません。
オープン状態では人から見られているという意識が強かったので自然と服装に気を遣うようになり、ファッションセンスに疎い僕には副次的な効果がありました。
だって、折角人目を引くクルマに乗ってても肝心のドライバーがヨレヨレのTシャツを着てたらガッカリですよね?(笑)
、、お陰でオープンカーを降りた現在はそこまで頓着しなくなりましたが。。
僕はこれまで、走りの内容に関して特に注視せずデザインやスタイルだけでクルマ選びをしていたので オープンカーが格好のターゲットになった訳です。
この点、まだオーナーとして相応しく無かったのかもしれません。
今まで乗って来たクルマに対して未練があるとしたら、愛車の内面的なモノとちゃんと向き合っておけばば良かった、、と後悔しています。
【風を味わい、音を共有し、非日常を愉しむ】
本当はこうした楽しみ方が本来の乗り方だと思いますが。。(汗)
屋根を開けて走れば当然外と車内は同じ空間になります。
海辺を走れば潮の香りが、、山を駆ければ森林の香りがダイレクトに入ってくる。
都会を周ればお店のBGMや歩行者の話し声までも直接耳に入ってきます。
エンジンの音・マフラーからの排気音もこれまたダイレクトに聞こえるのでエンジン音に拘りのあるモデルならば、より一層ドライブを盛り上げる事は間違いないでしょう。
このようにクローズドボディでは見えなかったり聞こえなかったりするものを乗員に教えてくれます。
やはり、ほぼ全方位で視界が広がる景色はいつもと違う非日常的な空間を演出してくれる。
それは3年間乗ってもマンネリ化する事はありませんでした。
トップを開ける時は、いつもワクワクしたものです。
個人的にこの手のクルマは
感覚的に愉しむ要素が多いと思うので、クルマそのものの性能よりも
自身のフィーリングにマッチしたクルマを選ぶと良いのかな、、と感じますね!
(もちろん、性能も大事ですが。笑)
---------------------------------
。。。ここまで個人的な想いを長々と書いてしまいましたが、まだまだ書き足りないくらい(笑)
ただし以前から何度も言ってきたように、現在も以前のカーライフに勝るとも劣らない充実した毎日を送らせてもらっていると言う事を付け加えておきます。
本当にクルマの楽しみ方は沢山あるんだなぁ〜と、日々実感する次第。
何年先になるか分かりませんが、いつかオーナーとしてまた乗れる機会があれば!
再び乗れる日をいつかのお楽しみとして、今回のブログを締めくくりましょう♪