雨が続いたこの週末、日曜日、上の子小学6年生、初の英検挑戦ということで、試験会場である立命館の衣笠キャンパスに連れて行った。
わが母校衣笠キャンパスに訪れるのは多分20年ぶりくらいかな。なんかオサレなキャンパスになっとった。僕が現役のころ、立命館といえば関西私立大学の関関同立の中でお金無が行く大学として、他に比べてやぼったいキャンパス(と安い授業料)が売りだと思ってたけど、変わってた。中央グラウンドがあったところは芝生とレンガを敷き詰めた通路のある憩いの広場になってたし、薄暗い校舎の中は明るい空間に変わっとった。初めて大学のキャンパスに足を踏み入れた息子は「思い描いていたイケテル大学生活を送れそうでいいね」と言うとった。
平成24年にできたらしい図書館。立派な建物でんがな。
立命出身のニチコン元社長の方(が亡くなったあと家族が教育支援のために設立した財団)が寄贈した図書館らしい。
コロナ禍において、ヘルスチェックを事前に実施しなさい、と主催団体の英検協会から指示あったので、朝、家出る前にヘルスチェック実施。
受験会場の教室では、張り紙に「長机は席を開けて着席」と指示あったが、監督している方(バイトと思われる)が詰めて着席をさせるので、「張り紙に指示あるのになんで?」と文句言ったら「そうなんですけど、受験者が多くて間を開けると着席しきれないんです」というので、バイトに文句言ってもかわいそうと思い総合受付のほうに文句言いに行ったら本受験会場の責任者に「すいませんが、ご理解ください」と謝罪された。「会場の収容人数と、受験者の数は事前にわかってるんだから、準備ミスやろ。どないなっとんねん」と文句言って(ここでゴネても改善する術がないから)引き下がったけど。英検協会、やるべきことをやりなさい、まったく。
試験中は保護者の付き添いはもちろんできないから、キャンパス内と周囲散策。僕がいた理工学部は敷地奥のほうの建屋だったけど、建屋自体はそのままだった。でも、メインの通路はやっぱりレンガが敷き詰めてあったり、新しいガラス張りの建屋ができてたり、やっぱりオサレに生まれ変わっとった。
キャンパス散策の後は南側にある等持院に。
こちらは足利将軍家ゆかりのお寺(?)で、歴代足利将軍の座像の展示とか、きれいな庭園とかが見学できる。参拝客は僕のほかに4人だけ。ほぼ貸し切り。
池にはカモちゃんが。写真を撮りそびれたけど、「えっカワセミ?!」と思ったカラフルできれいな鳥もおった。
昼休憩をはさんで午後も試験があった(今回、4級と5級を受験)ので、お昼はマクドマクド金閣寺店に。ほんとはハイライト食堂に行きたかったけど、日曜定休日なんだよな。
その後は平野神社散策。参拝客は僕と息子だけ。貸し切り。

ここは境内に桜がたくさん植えられている。種類も色々あって4月末まで楽しめるみたい。春になったら行きたいと思う。現役時代はいつでも行ける近所に住んでたくせに全然行かんかって、もったいないなと思ったけど、アホの若者だから猫に小判だろうな。当時興味もわかんかったし。
午後の試験が終わった後、金閣寺がこないだ屋根の葺き替え終わったところだったのを思い出し、息子を連れて金閣寺へ。

参拝客はさすがに世界に名だたる金閣寺、我々のほかに、年配女性2人組、年配夫婦、若いカップル、中年夫婦、の4組を見た。普段ではありえへんくらい閑散としていた。駐車場なんか、こんくらいガラガラ。定常円の練習余裕でできるくらい。

僕は入り口に一番近いポールポジションに誘導してもらった。
その後、下宿してたアパートの様子を見に行ってみた。当時のまま残っていてびっくり。

そしたら、なんと帰ってきた車から現れたご夫婦が、なんと大家さんの息子さん夫婦でしばしお話。2年前までアパートとしてやってたけど、立命の琵琶湖キャンパスができたことにより学生が減ってきて商売をやめることにしたそう。そんな風に会話して車に乗って帰路についた。そしたら30年前に、父親と2人ここに引っ越しして、父親の帰りを送っていきながら、初めて一人暮らしでミョーにさみしい思いを覚えたのを思い出したりして懐かしみがあふれ出してきた。そしたら当時とかわらん「いちご大福」の看板が目に入ってきてテンション上がっていちご大福をお土産に買って帰った。

当時とかわらん状態を続けていたってことは少なくとも30年以上商売しているってことで、すごいよな。
で、週末のプハーは近所の酒屋さんで売ってた「メーテルのヴァイツェン」

おいしゅうございました。
Posted at 2021/01/25 17:28:38 | |
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