
本日は午前中で仕事を切り上げて帰宅。
さぁ、車弄りしよう! って思ったんですが
お空は何とも中途半端な状況で…
いつ雨が降ってきてもおかしくない感じでした。
終了時間が見えない類の車弄りは突然の雨が怖い… ってことで、
簡単に出来る
温度センサーの精度チェックをしてみることに。
オルタネーターの脱着くらいで出来る作業ですので、雨が降ってきても何とかなる… ってことで。
尚、チェック内容は次の3点としました。
1. オイルブロックに設置予定の温度センサーの作動確認
O/Cの導入に合わせて油温センサーをオイルブロックに設置の予定なんですが、
Defiの温度センサーは接続カプラーまでの長さが短いので、オイルブロックに設置の場合、
ちょうどエキマニを超えるあたりでカプラー接続する必要があり、熱対策がやりにくい…
ということで、2mくらいの延長加工 & 断熱処理(センサーから70cmくらいの範囲)をしました。
一応は信号線になりますので延長加工による温度検出差異が無いことを確認しておきます。
2. 温度センサーの精度確認
精度確認といっても、そんなにエラそうな話ではありません(笑)
一般的なアルコール温度計と比較して、どの程度の検出温度になるのかを確認してやります。
アルコール温度計自体、決して精度の良いものではありませんが、その指示温度と同程度の
温度検出が出来ているのならば、所詮は車の水温・油温ですし、その検出精度としては問題無いことにします。
3. 設置済の油温用センサーと新設する温度センサーの検出差異チェック
先日のブログにも書きましたが…
O/C導入後、純正油圧スイッチ部とオイルブロック部とで検出される油温の差異を
リアルタイム計測、比較をしてみる予定です。
ただ、類似の条件で両センサーの検出値が同じにならないと比較も何もあったもんじゃないので…
両センサーが類似の環境で同程度の温度検出をすることを事前に確認しておきます。
さて、先ずはオルタネーターを外し、純正油圧スイッチ部に設置している油温用の温度センサーにアクセス、
そのセンサーをエンジンルーム内に引き出してやります。(↑の緑○部)
次に水温用の温度センサーを接続しているカプラーを外し、
新設予定の延長・断熱加工したセンサーを接続してやります。(↑の赤○部がそのセンサー)
これで、両センサーの検出温度が油温メーター & 水温メーターで確認できるはずです。
次にコーヒーカップ(笑)にアルコール温度計と上記の2センサーを取り付けてやります。
一応、アルコール温度計と両センサーとの距離が同じくらいになるように気をつけました。
このコーヒーカップに適量のお湯を入れて温度計開始です!!
計測開始直後、延長・断熱加工したセンサーの重みに耐えられず、コーヒーカップが横倒しに…
右往左往しているうちに、沸騰させてもってきたお湯がかなり冷めちゃいました(笑)
まぁ、それでも75℃くらいから計測できそうだったので、計測続行です(テキトーな性格です)。
アルコーコール温度計の読みが70℃になった際のメーター表示は…
元々の油温検出用に使用していたセンサー(油温メーター表示) : 約 69.5℃
新設予定の延長・断熱加工したセンサー(水温メーター表示) : 約 70.0℃
おぉ! なかなか優秀ですね。
次にアルコーコール温度計の読みが60℃になった際のメーター表示は…
元々の油温検出用に使用していたセンサー(油温メーター表示) : 約 61.0℃
新設予定の延長・断熱加工したセンサー(水温メーター表示) : 約 60.5℃
ふむふむ、十分な精度と思います。
最後にアルコーコール温度計の読みが55℃になった際のメーター表示は…
元々の油温検出用に使用していたセンサー(油温メーター表示) : 約 56.0℃
新設予定の延長・断熱加工したセンサー(水温メーター表示) : 約 55.5℃
予想以上の精度で温度検出がなされていました。
(計測結果)
1. 延長・断熱加工した新設予定の温度センサーは、問題無いレベルで温度検出をしていた。
2. 両センサー共に、アルコール温度計と同程度(Celsius表示で1%以内の差異)の検出が出来ていた。
3. 両センサー間の検出差異は1℃あるか無いか… のレベルであることが確認出来た。
とりあえず、温度センサーとして両センサーに問題は無いようです。
新設する温度センサーに施した延長加工にも問題は無さそうですし、
後日に行う予定の油温検出差異の確認も問題無いレベルで実施できそうです。
さて… 明日は晴れてほしいなぁ ヽ(`Д´)ノ ウォー