
若干の寒の戻りはあるものの、
いよいよ春らしくなってきた今日この頃。
皆さん、カーライフを満喫されていますか?
春の到来に合わせてタイムアタックシーズンも終了ですね。
さて、3週連続で週末に阿讃を走ってきましたので
記録を兼ねてブログに残しておこうと思います。
先ずは3/3(土)の登山。
日当たり良好な春の阿讃… といった感じで路面コンディションは良好でした。
ちなみに、紅いけど青いGC8な人や白いAP1な方のお姿も。
走り出してみると、ZIIIはなかなか良好なグリップ感。
路面コンディションはかなり良かったと思います。
ただ… 気温も高くって今ひとつなパワー感でした。
アタックしていて暑いくらいでしたから。。。
とまれ、過去に無いくらい早めにアクセルを開けてもリアはしっかりグリップしてくれます。
クリップ付近での車体の安定感も高い感じで好印象でした。
新しい足廻りに換装してから、バンプ・リバンプの減衰を別々に設定できるようになりました。
路面の激しい阿讃だとバンプ側はかなり緩めないとトラクションが稼げないんですけど、
リバンプまで緩々だとクリップ付近でアウト側に荷重をかけ続けるのが難しいんですよね。
これは勿論、何よりUDEの問題でもあるんですが…
とまれ、新しいダンパーではリバンプ側の減衰圧だけを高められるので、
『まだ戻ってくるな~!(アウト側のタイヤへの面圧さん、もう少し高いままでいて~!』
って感じのワガママが通用したりします(笑)
そんな感じで気持ち良く走ることはできたんですが、何せ気温が高くって…
早めのアクセル・オンにも関わらず、ストレートエンドのスピードは従来程度にとどまり、
自己ベストの0.068秒落ちまでしか出せませんでした。
※ちなみに、↑のトップは紅いけど青いGC8な方、
2番手は白いAP1な方(ベスト更新、おめでとうございました!)、
3番手が自分です。
たまたまですが、
↑の 43"788 のラップの際、後方から紅い方が追っかけてくれていまして、
その時の動画をUPしてくれていましたので、(またも無断でこっそり)貼っておきます。
紅い方は私より0.6秒くらい速いラップだった様なんですが、
ドコがドウ違うのか、ドコで差をつかられているのか、ブログの後半で比較してみたいと思います。
ちなみに…
この登山の翌日(日曜日)、自宅でGVBのメンテをしておりましたら…
ホイールロックナットのアダプターが紛失していることに気が付きまして…
記憶をたどってみますと、どうも、アダプターを着けたままで帰路に就いちゃったみたいで、
下山途中の山道にて、そのまま落っことしてきたみたいだったんです。。。
(発見できる)望みは薄い… ながらも、結局は翌日も阿讃に行くことになったんですが、
なんと! 阿讃の社長が帰宅時にアダプターを見つけて拾ってくれていました(嬉)
そんなこんなで(?)、翌週3/11(日)も阿讃に登山。
前週よりも気温低めでした。
前週と同程度の走りができればタイム更新はできるはず!! と意気込んでいたんですが。。。
阿讃到着と同時に気になることが…
自宅を出た時にはキレイだったGVBのボディー表面があり得ないくらいに汚れていたんですよ。
この季節は花粉のせいもあって、到着時にボディーが汚れているのは珍しいことではないんですが、
それでもチョット汚れ過ぎ… でした。
とまれ、意気込んで走り出してみますと… 2コーナー以降があり得ないくらいにスリッピー(泣)
M字の最後の左では大カウンター大会。
コークでは頭が全く入らない。
最終にいたっては 『ドリフト禁止ですよ!』 って怒られそうなくらいのテールスライド状態に。
おそらく、とんでもなくホコリっぽかったんだと思います(砂か花粉か… 涙)。
結局、何とか43秒台に入った… くらいで終了になりました。
もう、シーズンも終了かな… と思いつつも、ベスト更新を諦めきれず…
結局は更に翌週の3/17(土)も阿讃に行ってまいりました。
気温は先々週と先週の中間くらい。
路面さえ良コンディションならチャンスはある!って感じだったんですが…
画像では分かりにくいんですが、1コーナーに散乱する親指大の石ころたちと砂たち… です。
強風なのか、雨なのか、はたまたイノシシやサルなのか… 原因は分かりませんけど、
まぁ… 路面が良コンディションということはありませんでした。。。
(1コーナーは全然止まらなかったです 泣)
この日も何とか43秒台に入った… くらいで終了になりました。
そう… 結局は、2週間前に紅い方に追っかけられたラップがシーズン・ベストになりました(悲)
ZIII & UPDATEした足廻りでもって、タカタ & 阿讃のZESTINOで出したベストを更新する…
というシーズン目標は半分(タカタ)だけしか達成できず、阿讃の方はオアズケになりました。
とまれ、GVBのポテンシャルは上がっているはずで、来シーズンに再びリベンジしたいと思います。
さてさて、阿讃のコーナーはたったの6つ、コース長も1周あたり約1,000mしかありません。
まだまだ下手っぴな自分、そして(撃速な)紅い方の走りはドコがドウ違うのか比較してみます。
以下には、紅い方の他、速い方々の車載動画を無断拝借して作成した動画が出てきます。
無許可で車載動画を借用していますが、大マジメに比較していますので容赦頂けましたら。
先ずは、先述の追っかけ車載動画、そして、同ラップの自分の車載動画を比較してみます。
ちなみに、私のこのラップ、現時点での自分の走りとしてはベストに近いものです。
そこに約0.6秒差をつけられているわけですけど、ドコがドレくらい違うか分かりますでしょうか?
0.6秒ってアタック・タイムの差としては絶望的なレベルだと思います。
ただ、車載風景の差分としては分かり難いんですよね。
そこで、次は阿讃のラップを3セクションに区切って比較してみます。
第1区間は、スタートライン合わせで2コーナー進入まで。
第2区間は、2コーナーに向けたブレーキング地点あたりを合わせてコークを抜けたところまで。
第3区間は、最終手前のブレーキング地点あたりを合わせて最後までとなります。
けっこう違いが出る区間、そして、殆ど変わらない区間がよく分かると思います。
この動画の元データは29フレーム/秒なんですが、コマ送りで検証することで、
各ポイントでのタイム差が±0.03~4秒程度の誤差で比較できます。
コマ送りで検証した結果は次の通りでした。
第1区間 : 約0.4秒強の差(私の方が遅い)
第2区間 : 約0.0秒の差
第3区間 : 約0.2秒弱の差(私の方が遅い)
TOTAL : 約0.6秒の差(私の方が遅い)
私は紅い方と比べ、1コーナーが絶望的に遅いわけですね(書いていて悲しくなります)。
こうなると、阿讃ランナーの速い皆さんがどれくらいの速さで1コーナーを走っているのか…
がとても気になります。
紅い方の1コーナーが特別に速いのか、それとも、そもそも自分がダメダメなだけなのか。
そこで、阿讃の1コーナーだけをフォーカスして、速い皆さんと自分の違いを比較してみました。
ちなみに、これまでにも類似の比較は(こっそりと)してきていまして、
45秒をきってくる車両になると、ホームストレートエンドのスピードは各車違えど、
1コーナー進入時(クリップ手前で大きくステアを入れ始める直前まで)の所要タイムには
殆ど差が出ないことが分かっています。
車速・パワー・車重・ブレーキングの各差異が相まってそうなる様です。
次の動画ではそれを踏まえ、
1コーナーを抜けた直後に右手に立っている2番ポスト前のガードレール、
その1コーナー側端部に各車ノーズがかかるあたりまでのタイム差、
それを1コーナーのタイム差として評価しています。
※実際には2番ポストを過ぎるあたりまで、トラクション性能の差が出てることもありますので
1コーナーに絡む総合的な評価としては成立していない点も否めません。
また、車両は勿論、タイヤの銘柄やサイズ、走行した日(気温や路面状態)も異なります。
ちなみに、拝借した皆さんの車載動画は、
皆さんが現時点でラジアルのベストとしてアップされているものを使わせて頂きました。
紅い方だけは例外ですが、ご本人のベストラップと追っかけラップを比較したところ、
1コーナーだけはむしろ追っかけラップの方が僅かに速いくらいでした。
とまれ… やはり、私の1コーナーは遅いことがよく分かってしまいました。
今時の四駆に乗っているわけで…
来シーズンには1コーナーを(今より)0.2秒は速く走れるように精進したいと思います。