
3月中旬ながら寒さが少し戻った感じの先週末(昨日)、
予定通り登山(阿讃)して参りました☆
今回の登山(阿讃)の目的は2つ。
かなり久しぶりに登山(阿讃)してくれることになった
N野くんとその後輩くんの道案内。
そして、DIREZZA ZII☆ と NANKANG NS-2Rとを
履き比べてみることでした。
最寄りのコンビニでN野くんたちと落ち合い、2台の道案内をしつつ8時過ぎには阿讃に到着。
そこには既に(特別な)8時半枠に向けて走行準備をしているエイトの姿が(笑)
何年ぶりかの阿讃だったN野くん(阿讃は2回目とのこと)、
そして、サーキット初走行の後輩くんの受け付けをしていると
見慣れた白のZN6(トヨタ86)も来場してこられました。
てらってぃ~さんです(笑)
皆さん本当に好きですねぇ♪

▲ 相変わらず侮れないN野くんのNA8
久しぶりにサーキットをご一緒することになったN野くんの愛車を眺めたり、
若干19歳ながら高級車(Z34)を駆る後輩くんと談笑しながら走行準備をします。

▲ 大排気量NA(3.7リッター)って憧れてしまいますね♪
相変わらず侮れないN野くんと彼のNA8、
阿讃2回目ながら47秒フラットのタイムを出されていましたね(^^;
阿讃のコースレイアウトを考えるとNA8では凄いタイムですよ!
阿讃のHPに記録されているラップタイムだと、何とロードスターのトップタイムになっています☆
田中ミノル氏の道場破りのタイムも破っていますし、やはり侮れないなぁ(笑)
さて! コースは完全ドライ。
低気温ながら路面温度は低過ぎない感じの良コンディションでした。
◇ 走行1枠目 (タイヤ : DIREZZA ZII☆ 285/30R18、気温 約6℃)
先ずは、DIREZZA ZII☆ 285/30R18を履いて1回目の枠を走行してみます。
ZII☆でもって本日の基準タイムを確認、
次の枠でNANKANG NS-2R(TREADWEAR 80)の実力を検証してやろう… って感じです。
ちなみに、
このZII☆は阿讃やMLS(モーターランド鈴鹿)といった左回りのコースばかりを走った結果、
左の前後タイヤが概ね4~5部山であるのに対し、
右の前後タイヤは既に2部山程度にまで磨耗しており、
角もガッツリ削れてしまっている状態のものでした。
クーリングを挟みながら約10周をアタック、
気温の低さからエンジンはフケてくれたんですが、
既に終わりかけのタイヤってことで、縦も横もピークの頃に比べると今一つのグリップ感でした。
1コーナーやコークでは頭がなかなか入らないし、
早くにアクセルを開けてもリアが流れ気味になってしまってロスが出ます。
2コーナーやM字では全般的に横が弱くなってしまって、
かなり丁寧にステアを入れていかないとフロントがついてきませんでした。
それでも自己ベストの0.2~0.3秒落ちにとどまる44.135が出てくれて1枠目を終了。
尚、出走前の空気圧(冷間)をフロント1.9、リア2.0に設定しており、
少しグリップ感が弱くなった走行の直後(温間)、左の前後が2.35,、右の前後が2.45の状況でした。
◇ 走行2枠目 (タイヤ : NANKANG NS-2R TREADWEAR 80 265/35R18、気温 約9℃)
さてさて、ド新品のNS-2R 265/35R18に履き替えて2枠目の走行に出ます。
果たしてTREADWEAR 80の実力は?!
ちなみに、出走前の空気圧(冷間)は4輪全てを2.0に設定してみました。
皮剥き & 熱入れをすべく少し大人しめに走り出してみますが、
思った以上に熱の入りは良く、4周目には踏んでいける手応えが出てきました。
5周目にアタックを開始、先ずは44.643が出ます。
1周クーリングを挟み、アタック2周目で44.519。
とにかく縦が強く、1コーナーや最終でリアが出る気配が全く無く、前に転がってくれます。
縦だけなら、ZII☆の同サイズよりもグリップするかも?!って感じです。
一方、純粋な横についてはZII☆よりも若干弱い感じで、
各コーナーのクリップ前後で僅かに頭の入りが弱い印象でした。
ただ、深溝の割にはヨレ感が殆ど無く、ステアの入れ始めの応答性は良かったと思います。
このタイヤの走り方としては、
徹底してスローイン & ファストアウトを実践、立ち上がり重視で走ることにありそうでした。
とまれ、アタック & クーリングを繰り返しつつ約17周を走行(アタックは8周)、
ベストラップは44.392になりました。
このタイム、昨シーズンに265/35R18のZII☆で出した自己ベストを0.1秒ほど上回っています。
昨シーズンよりも僅かに自分のUDEが上がっている手応えもありますし、
新品同士でも同サイズでもないので単純比較はできませんが、
TREADWEAR 80のNS-2R、ZII☆よりも僅かに縦が強く、僅かに横が弱い感じで
ZII☆よりもメリハリのある運転を心掛ければ(同サイズのZII☆に)近いタイムが出せるのかな?
ってイメージを持ちました。
換言すると、ZII☆を上回る程のパフォーマンス!! とまでは言えないレベルかなと。
ただ、実売価格がZII☆の4割くらいなわけですから、単純に比べるのもアレなんですけど(^^;
あと、走行後の空気圧(温間)ですが、右の前後が約2.5、左の前後が2.4といった感じでした。
ラップタイムの推移を見てみると、2.3前後くらいがこのタイヤの美味しい空気圧っぽいです。
(ZII☆だと2.1~2.2くらいが自分の好みの空気圧になります)
さてさて、コスパを考える上で重要なのは実売価格だけでなくそのライフになりますね。
阿讃を気温9℃で1枠走っただけなわけで現状では何とも言えないわけですが、
その走行での磨耗具合をアップしておきたいと思います。
先ずは、自分のGVB & 阿讃の走り方だと一番磨耗しない左リアから。
一皮剥けただけ… って感じですね(笑)

▲ 阿讃1枠走行後の左リア
次は、自分のGVB & 阿讃の走り方だと左リアに次いで磨耗が少ない左フロントです。
角は少し落ちていますが、TREADWEAR 80って意識しなければ気にならないレベルの磨耗です。

▲ 阿讃1枠走行後の左フロント
そして、自分のGVB & 阿讃の走り方だとボチボチ磨耗するはずの右リア。
まぁ、そのまんまですがボチボチな磨耗状況と思います。

▲ 阿讃1枠走行後の右リア
最後に自分のGVB & 阿讃の走り方だとガッツリ磨耗する右フロント。
まぁ… これを見ると、やはりTREADWEAR 80なんだなぁ… って思いますね(笑)

▲ 阿讃1枠走行後の右フロント
この後でグリップ力がどの程度落ち込んでいくのか、
また、磨耗がどれくらい進行していくのか… は今後の検証課題ということで☆
自分の参考用に当日のZII☆とNS-2Rのベストラップを比較した走行動画を作ってみました。
興味のある方はどうぞ(^^)
さてさてさて、以前から話をしてきました阿讃タイムアタック記録会(略してATAK!)ですが、
この春より本格始動する見込みとなりました。
阿讃へ走りに来られる立地にお住まいの皆さん、
このホームページを是非一度ご確認ください。
後日、改めてATAKに関するブログを書きたいと思います(^^)