
12月も後半を迎え、やっと冬らしい気温になってきました。
阿讃サーキットは高所のコースらしく、
冬場には雪が降りやすく、また、一旦雪が降ってしまうと
完全なドライになるまで時間がかかります。
低気温、勿論ドライ、そして週末…
そんな好条件が重なるチャンスがなかなかに少ないんですね。
そんな好条件が重なった先日の25日(日)、
そして、阿讃サーキット年内最後の営業日となる29日(木)は阿讃サーキットへ。
先ずは25日(日)の阿讃サーキットです。
GVBでは通算33回目の登山となりました。
8時半過ぎに到着してみると、既に0枠(8時30分枠)を走っている車両が☆
紅い方が青いGC8でアタックされていました。
ご本人曰く 『 もう終わった感じ 』のZESTINO GREDGE 07RRにてベスト更新された様子。
おめでとうございました! でも、もう少し足踏みしておいてください (マテ
尚、当日は早朝こそ数台が来場するのみの状況でしたが、
お昼前くらいには 『 走行会ですか?! 』 って思えるくらいの来場台数になっていました。
さて、ベスト更新への翼を授かるべく、れいのオマージュを済ませてコースに出ます。
(今回はエアインテークの上に置いた儀式としてみました)
今回もZESTINO GREDGE 07RS 265/35R18を履いての走行となりますが、
冷間内圧は、フロントを1.90、リヤを2.05としてあります。
3周くらい流したところでアタックに入りますが、何とも乗れていない。。。
一昨年も昨年もそうでしたが、シーズンに入った直後の阿讃走行にあっては、
コース攻略というか、攻め方を思い出すまでに時間がかかってしまいます。
M字部分なんて、『 あれ? あれれ?? 』って感じで。。。
おまけに、『 なんで? 』って思えるほどにABSが介入しっ放しになってしまいます。
私の普段のブレーキは、制動開始時にガツンとABSを作動させて、すぐに抜いていく感じなんです。
それが、抜きにいっても長々とABSの介入が継続してしまって。。。
まぁ、そんな感じでのアタックですから、自己ベスト更新なんて全く見えない感じで
44.1秒台が精一杯でした(^^;
尚、走行終了後の温間内圧は、フロントが2.4~2.5、リヤが2.3~2.4という状況に。
走行終了間際、フロントの内圧が上がり過ぎてアンダー傾向が強くなっていましたから
温間内圧としては 2.2~2.3 くらいが適正な様子でした。
先の2回のタカタ走行では、温間内圧を2.5~2.6くらいまで高めてやらないと
初期反応がダル過ぎる印象を受けていたんですが、今回は特段のダルさを感じず。
タカタと阿讃とではタイヤへの熱の入り方が全く異なってきますので、
そこらへんの事情もあるのかもしれません。
一度でもキッチリと熱が入ってしまえば、その後は2.2~2.3キロくらいが美味しいのかな。。。
う~ん、難しい。
また、上の画像は走行後のフロントタイヤになりますが、
先のタカタ走行と同様、タイヤ表面がドロドロになるような事態には至りませんでした。
初めて本格的に熱を入れた時のあの 『 GSコンですか?! 』 って状態は何だったんでしょう。
他の方の07RSインプレを拝見しても、あそこまでの状況には至っていないみたいですし。
う~ん難しい。
ちなみに、ドロドロ状態ではないものの、次の画像の通り、スロープのあとはクッキリでした(笑)
さてさて、続いて4日後となる29日(木)、阿讃サーキットの年内最終営業日にも登山してきました。
8時過ぎに到着、それに前後して阿讃な方々が続々と登山して来られます。
4日前にお会いした方(車)もチラホラと…
人のことは言えませんけど、皆さん本当に好きですね(笑)
とまれ、0枠(8時30分枠)を走る白い方を横目に走行準備をします。
当日の温間内圧は、先日の状況を考慮、フロント・リヤ共に 2.2~2.3キロを狙っていくことにします。
ベスト更新を祈念、れいのオマージュも忘れません。
(今回はGTウイング上に置いての儀式としてみました)
ちなみに、走行直前になって置きっ放しのショート缶に気付いて焦りました(^^;
さてさて、1枠(9時0分枠)からコースに出ます。
3~4周を流してグリップ感が出てきたところへアタックを開始。
気温が約3~4℃と良い感じに低く、久々に冬トルクを感じることができました。
間をおかずの走行ですから、コースの攻め方についても少し勘が戻ってきてくれた感じも。
細かいところでは結構なミスもしながらでしたが、何とか 43.833秒が出てくれまして
2月に記録した自己ベストを3/100秒ほど更新することができました。
当日ベストの車載動画は次の通りです。
後でログデーターを確認してみましたが、
2月の(旧ベスト時のデーターと)比べ、ストレートが2~3km/hも遅かったんですよ。
1コーナーと最終コーナーを失敗したのが響いたんだと思いますが、
その遅れを07RSのグリップでもってM字やコークで取り戻した… そんなラップでした。
今シーズン中にもう少しタイム更新できるように頑張りたいと思います。
以上のベストラップの後、フロントの内圧が上がってアンダー傾向が強まってきたのでピットイン、
内圧チェックをしてみると、フロントが概ね 2.35キロ、リヤが概ね 2.30キロになっていました。
ベストを記録したラップの内圧は2.2キロ前後だったと思いますが、
特に初期応答のダルさは感じられませんでしたので、
少なくとも当日の温間内圧としては、2.2キロ前後が適正圧だったようです。
初期応答性の問題から当初は内圧高めが良い… と思っていたんですが、
よく分からなくなってきました(^^;
引き続きグリップ&初期応答性と内圧設定の関係について観察していきたいと思います。
尚、ご参考までに、タカタを10分×5本、及び阿讃5枠走ったタイヤの状態を貼っておきます。
走行日毎に前後でタイヤを入れ替えていますので、
助手席側2本、運転席側2本は各々同じくらいの摩耗状態になっています。

【新品時の参考画像】

【助手席側 その1】

【助手席側 その2】

【運転席側 その1】

【運転席側 その2】
尚、ZESTIONO GREDGE 07RSの特徴として(おそらく07RRも同じと思いますが)、
タイヤのコンストラクションが強くて殆どヨレない点が挙げられると思います。
例えばDUNLOP DIREZZA ZII☆は決してコンストラクションが弱いタイヤではありませんが、
それでも、フロントに履かせて攻め込むと外側のブロックが変形してすぐに角落ちします。
外側のスリップサインマーク(△マーク)まで削げ落ちる事も珍しくないと思います。
ネガキャン4度程度の設定でタカタや阿讃を走ると、間違いなく外側から熱が入っていくんですね。
ところが、ZESTINOですとヨレが出ずに外側の角落ちを起こしません。
街乗りとサーキット走行とで接地面が殆ど変化しないんですね。
また、ネガキャン4度程度でタカタや阿讃を走ると、ガッツリと内側から熱が入っていきます。
とまれ、今後も引き続き本タイヤのレビューを続けていこうと思います。
さてさてさて、ホームコースでのベスト更新という実に気持ちの良い走り納めができました。
25日(日)に29日(木)、現地にて絡んで頂けた皆様、ありがとうございました(^^)
このブログを書いている現在、2016年も残すところ3時間足らずとなっています。
2016年もカーライフを通じて沢山の方々と知り合うことができ、
また、多くの皆さんにお世話になり、楽しく絡んでも頂けました。
来年も引き続きカーライフを楽しんでいきたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

【29日の自分的ベストショットで〆ます】