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2020年12月31日 イイね!

2020年走り納め タカタサーキット(51回目)

2020年走り納め タカタサーキット(51回目)恒例の年末タカタ走行に行って参りました。
2020年の走り納めです。

当日のお世話をしてくださった、源さんや黄夏さん、種々のお手伝いをしてくださった皆さんに感謝です。



さて、自分にとってのADVAN A052シェイクダウンとなりました。
タイヤはNEWのA052 265/35R18です。

3年近く更新できていなかったタカタの自己ベスト 57"221 は、ZIII(285/30R18)で記録したものでした。
サイズ的(タイヤ幅的)には小さくなるものの、A052の投入により自己ベストを大きく更新できるはず… と、(思い返せば)けっこう気負っていたと思います(笑)

なお、11月にATR-K(265/35R18)で 57"587 を出していました。
※一発タイム限定ですが(←ここ重要)、同サイズであればATR-KはZIIIよりもタイムを出せます。
同サイズのATR-Kよりも1秒は速く走りたい… という気持ちから(お値段4倍ですし?)、当日の目標タイムを56.5秒に設定。

ちなみに、阿讃ではダルマさん状態な(手も足も出ない=全く勝てない)紅い方ともご一緒することになり、今シーズン最初の勝負@タカタにもなります。
タカタの走行回数については紅い方の2~3倍にはなるので負けられませんよ(フラグっぽい)。

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さてさて、緊張の1枠目(9時)です。
以下、ダラダラ書きますが、自分用の備忘録ですのでご容赦方。

ギリギリまでエア圧設定に悩みましたが、温間1.9狙いとしました。

気温:約3℃
路温:約5℃

冷間エア圧(( )内が走行終了後の温間エア圧);
FL 1.65(2.10) FR 1.70(2.10)
RL 1.75(2.10) RR 1.75(2.05)

A052経験者の皆さんから色々とお話は聞いていましたが、どれほどのグリップ性能なのかは正直なところで未知。
初めてのA052の実力を確認すべく、先ずはブレーキ・アクセル共にけっこう攻め気味に走ってみます。

取り敢えずの1周目が 57"114。
当日の目標まで 0.6秒。
明らかに攻め過ぎて色々とメチャクチャ。

クーリングをしながら『なるほどねぇ…』とA052のキャラを反芻。
先ずは色々と試すべき… との考えから、攻め過ぎモードで更に2周を走ってみることに。

2周目 57"159
3周目 56"918

初の56秒台(ただし、攻め過ぎてメチャクチャ)。
3周目の後半にはタイヤがタレました。
タイムが出せるのは1枠あたり2周までであることを確認。

2枠目までにタイヤ状態をチェックしつつ、A052のキャラを整理。

・めっちゃ止まる。
 ZIIIよりも車1~1.5台、ATR-Kよりも0.5台くらい奥にいける。

・高荷重でのターンインは苦手。
 ガツンとフロントを潰しにいくと止まって終り。横に繋がらない。
 早めの抜きが必要なので、それを見越したブレーキングポイントの設定が必要。
 けっこうZIIIやATR-Kに似ている。
 先日、テックワールドの佐藤さんから、ZIIIの高位互換みたいな感じ… と伺いましたが言い得て妙です!

・横はそこそこ。
 ZIIIやATR-Kよりチョット強いくらい。

・リアのトラクションは鬼強い。
 ここで踏んでも大丈夫か?と思える早さでアクセルを開けられる。

・エア圧(温間)2.0を超えるとドアンダー。
 温間 1.9 or Less が良いっぽい。



2枠目(10時)はアジャストにいきます。

気温:約3℃
路温:約6℃

冷間エア圧(( )内が走行終了後の温間エア圧);
FL 1.70(2.05) FR 1.75(2.05)
RL 1.80(2.05) RR 1.80(2.00)
※2周勝負を想定したエア圧。

1周目 56"927
まだまだ攻め過ぎ。
ターンインがまだまだ雑。
アクセルはもっと早く開けれるはず。

2周目 56"765
ターンインとアクセルのタイミングが少しマシに。
タイヤはまだいけそうだったのでもう一周。

3周目 56"638
1コーナーのコーンがコース側に転がっていました…
1.5mくらいクリップを外すことになりましたが、気温がどんどん上がってきてコンディションが悪くなってきているので、諦めずにアタック。
7コーナー(セナコーナー)あたりからタイヤがタレてきましたが、何とかタイム更新。
ちなみに、ギリギリですがインプ・WRXの最速タイムにはなりました。

もっともっと丁寧に走ればまだまだいけそうでした(まだまだ進入が雑)。
フロントのセンターグルーブが斜めに削れ始めていたので、前後タイヤを入れ替えて最後の3枠目へ。

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3枠目(11時)にて更にアジャストしていきます。

気温:約4℃
路温:約7℃

冷間エア圧(( )内が走行終了後の温間エア圧);
FL 1.70(2.00) FR 1.70(2.00)
RL 1.80(1.95) RR 1.80(1.95)
※2周勝負を想定したエア圧。

先の2枠目、タレが少し早くなってきていたので2周勝負を想定してコースイン。
何とか当日目標の56.5秒が出したい。

1周目 56"717
3コーナーで突っ込み過ぎ。
7コーナー(セナコーナー)でクリップ外し過ぎ。
スリバチも突っ込み過ぎ。
取りこぼし(ミス)が多過ぎる。

2周目 56"482
1コーナーでクリップを1mも外す。
ただし、タイムを出せる当日最後のアタックになるはずなのでアタック続行。
2コーナーが苦しくなること確定なので、敢えてドカンと加速して2コーナーを捨てる。
3コーナーは初期ブレーキが甘過ぎ。そこからアンダー。
S字は悪くない。
S字後の左コーナー出口でヒヨってアクセルオフ(馬鹿)。
7コーナー(セナコーナー)は自分的にはベスト。
スリバチ~最終はタイヤのタレでアンダー強め。タイムを出すなら1周目。

とまれ、目標タイムはクリアできました。
当日ベストとなった最終ラップの車載です。



まだまだ出せるはず。
後半のタイヤのタレが恨めしいですが、それ以外の部分についてもアジャスト不足ですね(UDEが足りていない)。
デジスパイスの仮想ベストについて後述しますが、56秒フラットくらいはいけそう。

GVBのセッティングとして、A052向けに以下の微調整をしていましたが悪くなかったと思います。
・強化スタビ → 純正スタビ戻し
・リア車高 → ATR-K向け設定よりも僅かにアップ
・リアキャンバー微調整

リアを弄ればもう少しアンダー傾向を軽減できそうですが、おそらくタイムは落ちるはず。
アンダーは走り方でカバー。
リアを弄るならキャンバーの微調整程度かなと。



ここからは、過去ベストとの比較です(まだまだ続くよ備忘録)。

先ずは、過去ベスト 57"221 (ZIII 285/30R18)とのログ比較。
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※ZIIIのデータは3年近く前のものでGVBの設定自体も大きく異なります(タイヤの性能差だけではありません)。

タイム差が右肩上がりに大きくなっていて、全体を通じて速くなっていることが分かります。
A052の後半はタイヤがタレておりタイム差がつかなくなります。
タイム差のカーブが谷になっている部分は、まだまだ修正の必要あり(前述の取りこぼしポイントと合致)。


次に、先月に出したATR-Kでのベスト 57"587 (ATR-K 265/35R18)ともログ比較
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タイム差の推移はZIIIに類似。

※ATR-KはZIIIとキャラの似た一発タイヤと思っています。
 タレの無い時だけはZIIIを上回れると。ただし、タレが撃速ですが…。

やはり、前述の取りこぼし(ミス)ポイントと合致。



さてさてさて、紅い方からベスト比較の希望がありましたので、以下に徒然と書いてみます。

当日の勝負は(珍しく)私が勝てました。
私のA052は新品。紅い方のA052はUSEDですけどね!


まずは、紅い方のベスト車載。
別々に頂いた動画データとデジスパイスログとを組み合わせたものです。



相変わらずメッチャ丁寧で上手いです。

次に私のGVBとのログ比較(ベスト比較)です。

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私のGVBの方がリアのスタビリティと低速トルクが高いので、低速コーナーのクリップから中速域まではGVBの方が上回ります。
中~高速域の伸びはGC8が上回っています。

タイム差の大半はS字から7コーナーにかけて発生。
私がヒヨって6コーナー後にアクセルを戻しているんですがこれが無ければ、S字~7コーナーで1秒近くの差になりそう。

走り方として一番異なっているのが7コーナー(セナコーナ)でしょうか。
私の場合はボトム重視、一定ステア角でコーナーを長く走るイメージ。
紅い方はくの字よりの走り方と思います。

スリバチ以降は私がアンダーを出して大きく後退。
紅い方の最終コーナーの走り方は秀逸。ボトムは落としてもタイムを出すキレイな走り方と思います。

続いて車載自体を各セクターで比較してみました。
セクター設定は次の通りです。
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1ラップと各セクター(1倍速&1/3倍速)を比較しています。



総じてリアのスタビリティ差が出ている気がします。

最後に両者のセクターベスト&仮想ベストを併記してみます。
①~⑤のセクターは上述のものです。

GVB / GC8
① 13"361 (14"427) / 13"429 (13"585)
② 8"660 ( 8"689) / 8"806 ( 8"806)
③ 14"529 (14"643) / 14"870 (14"894)
④ 13"215 (13"277) / 13"199 (13"325)
⑤ 6"268 ( 6"443) / 6"218 ( 6"348)
仮想ベスト 56"033 (56"482) / 56"552 (56"954)

※( )内はベストラップ時のセクタータイム

盗める部分は盗みたいと思います (笑)
とまれ、もう少しいけそうなので、早いタイミングで再びタカタに走りにいきたいと思います。

当日、お相手頂きました皆々様、楽しかったです&ありがとうございました。



ではでは皆様、本年も種々お相手頂きありがとうございました。
来年も何卒宜しくお願い致します。
Posted at 2020/12/31 12:58:29 | コメント(6) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ

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