
今日もかなりの暑さでしたが、
予定通り
阿讃サーキット に行ってまいりました。
最初に書いてしまいますが…
色々大変な1日になりました (´;Д;`)
出発前、荷物を車に積み込んでいる段階で汗ダラダラです。。。
朝の7時半に出発した段階で35℃前後ありました ヽ(`Д´)ノ アツイ!
阿讃に到着してみると、山の上とはいえ、さすがに車の外気温計で32℃が確認できました。
『 この状態でヒーター全開で走っても大丈夫だろうか… 』
車内は余裕で40℃以上になるでしょうし、そんな中で心拍数上げて長袖・長ズボンで…
考えただけでも恐ろしくなります (^^; (分かっていて走りに来てるんですけど!)
とりあえず暑さに耐えて1本(25分)のアタックに出ます。
が…
暑過ぎてすぐに気分が悪くなってきました(爆)
それでも我慢してエア圧チェックしながら何とかアタックを繰り返しますが…
集中力がキープできず、運転がかなり雑に…
25分の枠が終了してピットに戻ると指先が僅かに痙攣、若干の吐き気も… (汗)
熱中症の初期症状ですね!!
数年前、真夏の現場作業中に熱中症で倒れ、救急車のお世話になったことがあり…
この後に無理をするとどうなるのか分かっていましたから…
本日は
たった1本で終了!!
気持ち悪いのを我慢しつつ撤収作業をして帰路につきました (´;Д;`)
そんな1本でのベストタイムは、
47.537でした。
何とか前回より0.182秒縮められました。
丁寧な運転が出来ていればもっとタイムを縮められたはずなのに… 次こそは!!
備忘録としての温度・ブーストのピーク値は次の通りです。
水温 約111℃、油温 約106℃
ブースト 約1.54×100kPa(3速全開のオーバーシュート時)
さて、熱中症気味になって大変だったことはもういいとして (笑)
アップデートしてのぞんたパーツのレビュー2種と更なるトラブル話3つを書いておきます。
◇ 水温対策の効果
主にはラジエターの交換とハイパフォーマンスクーラントへの交換の効果についてです。
ラジエターは純正のコア厚15mmのものを
トラストのコア厚50mmの2層のものに交換、
クーラントは
トラストのハイパフォーマンスクーラントに交換してのぞみました。
結論としては、水温の上がり方は純正と殆ど同じイメージながら、
クーリング後の降下温度と降下する速さが格段に向上しました。
アタック時には純正時と似たような感じでガンガン水温が上がります。
但し、クーリングに入った際の温度の下がり方にはかなりの差が確認できました。
前回の阿讃では外気温26℃(今回より-5℃)で105℃くらいからクーリングを行っても
せいぜい95℃くらいまでしか下がりませんでした。
今回は110℃くらいからクーリングに入ると、90℃前後まで下がってくれました。
また、下がる速さも以前より一気に下がってくれる感じで、
水温計の針がカッカッカと下がっていくのが見ていて分かりました。
上手くクーリングを挟むこと、また、ファン・コンを導入して早目のクーリングを心がければ
エンジン負荷をかなり下げることができそうです。
◇ ブレーキの熱対策の効果
前回の阿讃の後、マルシェの3Dディフレクターとコーンプロテクターを装着、
更に自作のブレーキ冷却ダクトを追加してのぞみました。
意図的に前回の阿讃よりもブレーキ負荷を連続でかけてピットインしてみましたが殆どモクりません。
また、ブレーキのタッチも前回ほど変化無く、フカフカになる度合いも常識の範疇に収まってくれたかと。
勿論、クーリングは入れつつ走ることにはなりますが、
以前に比べてブレーキに対する信頼度はかなり向上したんじゃないかと思います。
◆ トラブル話 その一 : まさかのラジエターホース抜け
やばかったです ((((;゚Д゚))))
25分のアタック中、2回ピットに入ってエア圧を調整したんですが、
毎回ボンネットも開けてオイルやクーラントが吹き出していないかをチェックしていました。
最後のアタックをして(枠時間が終了して)ピットに戻ってボンネットを開けると…
なんか白っぽいあとが…
『 クーラントが吹いとるやん!! 』
吹き出した場所はアッパーホースのエンジン側の接続部でした。
画像では分かり難いのですが、ホースが抜けかけになってしまっていて、
アッパーホースを軽く押しただけで、ブシューってエンジン側の接続部から吹き出す状態に!!
やばかったです!! ((((;゚Д゚))))
どうやらアッパーホースのエンジン側接続部のバンド締め付けが弱かったみたいで。。。
水温100℃程度までのテスト走行では問題は無かったんですけど…
こんなこともあろうかと補充用のクーラントを持って行っていたので
水温が下がってからホースを押し込み、クーラントを補充してダマシダマシ帰宅しました。。。
帰宅後、熱中症の初期症状がおさまるのを待ち、
シュポシュポでラジエター上部とアッパーホース内のクーラントを抜き取り、ホースをつけ直し
4日ぶりのクーラントのエア抜きを実施、何とか事無きを得ました (´;Д;`) ヨカッタ
◆ トラブル話 その二 : キャリパー ブリーダースクリューからのフルード漏れ
1回目のピットインでエア圧調整をしていた時でした。
フロントのブリーダースクリューからプクプクとフルード漏れが…
5cmくらい垂れ出たところで漏れは止まり、それ以後は全く漏れ出てこなかったんですが
取り敢えず、高熱状態のキャリパー・ローターに水をかけるわけにもいかず何とかウエスで拭き取りました。
拭き取ったといっても外側の漏れだけで、内側は漏れているのかどうかも分からない状態で…。
ちなみにフロントの左右共に同じ状況でした。 (´;Д;`) ナンデ
そういえば…
自分で最初にエア抜きをした後、規定トルクでブリーダースクリューを締め込むと
最初の(納車の)状態より随分と締め込む形になったんですが、あれがいけなかったのか…。
規定トルクで締めたらフルードが漏れるってどうなんでしょうね。。。
確か、ブレンボのブリーダースクリューからのフルード漏れ(にじみ)はスバルDの保証外だ…
なんて話も聞いたことが… 一体全体、何なんでしょうね… よく分かりません。
◆ トラブル話 その三 : リップの剥がれ
阿讃サーキットの入口付近には車高の低い車がリップをすりそうな場所があるんですが…
本日の帰宅時、軽くリップをすっちゃったんです。
んで、冷却水のホース状態を頻繁にチェックしながら帰宅していたので同時にリップを見てみると…
今回は自分ですったことが分かっているので、自業自得なのかもしれませんが…
こいつ(リップ)はあまりにも簡単に剥がれすぎます。
弱々な両面テープと間隔の広いタッピングで固定されているだけなんでこんな状態になるわけですが…
高速を走っている最中にベローンといかれたら恐ろしい思いをするかもしれませんし、
いっそのこと、こいつ(リップ)は撤去かな… って真面目に思ってしまいました。
以上、備忘録を兼ねまして。
さて… 明後日の16日はまたサーキットに行って参ります。
3年と半年ぶりに広島のサーキットに遠征です。
また暑いんでしょうけど、会社の仲間2人(NA8C & BRZ)と約束しているので行かないわけには…
今度はダウンしなように頑張ってきます! (`・ω・´)