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オザミのブログ一覧

2016年12月29日 イイね!

阿讃サーキット(33回目・34回目)2016年走り納め

阿讃サーキット(33回目・34回目)2016年走り納め12月も後半を迎え、やっと冬らしい気温になってきました。

阿讃サーキットは高所のコースらしく、
冬場には雪が降りやすく、また、一旦雪が降ってしまうと
完全なドライになるまで時間がかかります。
低気温、勿論ドライ、そして週末…
そんな好条件が重なるチャンスがなかなかに少ないんですね。

そんな好条件が重なった先日の25日(日)、
そして、阿讃サーキット年内最後の営業日となる29日(木)は阿讃サーキットへ。



先ずは25日(日)の阿讃サーキットです。
GVBでは通算33回目の登山となりました。

8時半過ぎに到着してみると、既に0枠(8時30分枠)を走っている車両が☆
紅い方が青いGC8でアタックされていました。
ご本人曰く 『 もう終わった感じ 』のZESTINO GREDGE 07RRにてベスト更新された様子。
おめでとうございました! でも、もう少し足踏みしておいてください (マテ

尚、当日は早朝こそ数台が来場するのみの状況でしたが、
お昼前くらいには 『 走行会ですか?! 』 って思えるくらいの来場台数になっていました。




さて、ベスト更新への翼を授かるべく、れいのオマージュを済ませてコースに出ます。
(今回はエアインテークの上に置いた儀式としてみました)

今回もZESTINO GREDGE 07RS 265/35R18を履いての走行となりますが、
冷間内圧は、フロントを1.90、リヤを2.05としてあります。

3周くらい流したところでアタックに入りますが、何とも乗れていない。。。
一昨年も昨年もそうでしたが、シーズンに入った直後の阿讃走行にあっては、
コース攻略というか、攻め方を思い出すまでに時間がかかってしまいます。
M字部分なんて、『 あれ? あれれ?? 』って感じで。。。

おまけに、『 なんで? 』って思えるほどにABSが介入しっ放しになってしまいます。
私の普段のブレーキは、制動開始時にガツンとABSを作動させて、すぐに抜いていく感じなんです。
それが、抜きにいっても長々とABSの介入が継続してしまって。。。

まぁ、そんな感じでのアタックですから、自己ベスト更新なんて全く見えない感じで
44.1秒台が精一杯でした(^^;


尚、走行終了後の温間内圧は、フロントが2.4~2.5、リヤが2.3~2.4という状況に。
走行終了間際、フロントの内圧が上がり過ぎてアンダー傾向が強くなっていましたから
温間内圧としては 2.2~2.3 くらいが適正な様子でした。

先の2回のタカタ走行では、温間内圧を2.5~2.6くらいまで高めてやらないと
初期反応がダル過ぎる印象を受けていたんですが、今回は特段のダルさを感じず。

タカタと阿讃とではタイヤへの熱の入り方が全く異なってきますので、
そこらへんの事情もあるのかもしれません。
一度でもキッチリと熱が入ってしまえば、その後は2.2~2.3キロくらいが美味しいのかな。。。
う~ん、難しい。



また、上の画像は走行後のフロントタイヤになりますが、
先のタカタ走行と同様、タイヤ表面がドロドロになるような事態には至りませんでした。
初めて本格的に熱を入れた時のあの 『 GSコンですか?! 』 って状態は何だったんでしょう。
他の方の07RSインプレを拝見しても、あそこまでの状況には至っていないみたいですし。
う~ん難しい。

ちなみに、ドロドロ状態ではないものの、次の画像の通り、スロープのあとはクッキリでした(笑)






さてさて、続いて4日後となる29日(木)、阿讃サーキットの年内最終営業日にも登山してきました。



8時過ぎに到着、それに前後して阿讃な方々が続々と登山して来られます。
4日前にお会いした方(車)もチラホラと…
人のことは言えませんけど、皆さん本当に好きですね(笑)



とまれ、0枠(8時30分枠)を走る白い方を横目に走行準備をします。
当日の温間内圧は、先日の状況を考慮、フロント・リヤ共に 2.2~2.3キロを狙っていくことにします。



ベスト更新を祈念、れいのオマージュも忘れません。
(今回はGTウイング上に置いての儀式としてみました)



ちなみに、走行直前になって置きっ放しのショート缶に気付いて焦りました(^^;



さてさて、1枠(9時0分枠)からコースに出ます。

3~4周を流してグリップ感が出てきたところへアタックを開始。
気温が約3~4℃と良い感じに低く、久々に冬トルクを感じることができました。
間をおかずの走行ですから、コースの攻め方についても少し勘が戻ってきてくれた感じも。

細かいところでは結構なミスもしながらでしたが、何とか 43.833秒が出てくれまして
2月に記録した自己ベストを3/100秒ほど更新することができました。

当日ベストの車載動画は次の通りです。



後でログデーターを確認してみましたが、
2月の(旧ベスト時のデーターと)比べ、ストレートが2~3km/hも遅かったんですよ。
1コーナーと最終コーナーを失敗したのが響いたんだと思いますが、
その遅れを07RSのグリップでもってM字やコークで取り戻した… そんなラップでした。
今シーズン中にもう少しタイム更新できるように頑張りたいと思います。

以上のベストラップの後、フロントの内圧が上がってアンダー傾向が強まってきたのでピットイン、
内圧チェックをしてみると、フロントが概ね 2.35キロ、リヤが概ね 2.30キロになっていました。

ベストを記録したラップの内圧は2.2キロ前後だったと思いますが、
特に初期応答のダルさは感じられませんでしたので、
少なくとも当日の温間内圧としては、2.2キロ前後が適正圧だったようです。

初期応答性の問題から当初は内圧高めが良い… と思っていたんですが、
よく分からなくなってきました(^^;
引き続きグリップ&初期応答性と内圧設定の関係について観察していきたいと思います。


尚、ご参考までに、タカタを10分×5本、及び阿讃5枠走ったタイヤの状態を貼っておきます。
走行日毎に前後でタイヤを入れ替えていますので、
助手席側2本、運転席側2本は各々同じくらいの摩耗状態になっています。


【新品時の参考画像】


【助手席側 その1】


【助手席側 その2】


【運転席側 その1】


【運転席側 その2】


尚、ZESTIONO GREDGE 07RSの特徴として(おそらく07RRも同じと思いますが)、
タイヤのコンストラクションが強くて殆どヨレない点が挙げられると思います。

例えばDUNLOP DIREZZA ZII☆は決してコンストラクションが弱いタイヤではありませんが、
それでも、フロントに履かせて攻め込むと外側のブロックが変形してすぐに角落ちします。
外側のスリップサインマーク(△マーク)まで削げ落ちる事も珍しくないと思います。
ネガキャン4度程度の設定でタカタや阿讃を走ると、間違いなく外側から熱が入っていくんですね。

ところが、ZESTINOですとヨレが出ずに外側の角落ちを起こしません。
街乗りとサーキット走行とで接地面が殆ど変化しないんですね。
また、ネガキャン4度程度でタカタや阿讃を走ると、ガッツリと内側から熱が入っていきます。
とまれ、今後も引き続き本タイヤのレビューを続けていこうと思います。



さてさてさて、ホームコースでのベスト更新という実に気持ちの良い走り納めができました。
25日(日)に29日(木)、現地にて絡んで頂けた皆様、ありがとうございました(^^)



このブログを書いている現在、2016年も残すところ3時間足らずとなっています。
2016年もカーライフを通じて沢山の方々と知り合うことができ、
また、多くの皆さんにお世話になり、楽しく絡んでも頂けました。

来年も引き続きカーライフを楽しんでいきたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。


【29日の自分的ベストショットで〆ます】
Posted at 2016/12/31 21:19:09 | コメント(7) | トラックバック(0) | 阿讃サーキット | クルマ
2016年12月18日 イイね!

タカタサーキット(25回目)

タカタサーキット(25回目)ZESTINOを履かれているS2000やGC8がタカタに集結、
壮絶なタイムアタックバトルを展開すると耳にしまして
2週間ぶりにタカタサーキットへ行ってまいりました。

天気予報では、お昼からの気温は高いものの、
朝からドライで走れる感じでした。
ベスト更新を狙うぞ!!と早朝より広島入りです。


いつも通り、世羅からは下道でタカタに向かいますが、すこぶる寒くて良い感じです(笑)

ところが… タカタに到着してみると、まさかの路面ウェット&超のつく濃霧状態。
11時になっても霧が晴れてくれないので路面も思うように乾かず。。。

霧が晴れたら路面のドライアップに協力すべくコースにでようと思っていましたが…
そのままお昼になってしまいました。。。

午前だけの半日走行でベストを更新して帰宅…
そんな甘い考えでいたんですが見事に目論見は外れ。。。

しかしながら、ここで嬉しい誤算だったのが、
速い皆さんのウェット走行をじっくり見られたことでした。
見ているだけで申し訳ない思いもありましたが、
その分、速い方々の走りをガン見させて頂けました。
何せ(タカタに20回以上も走りに来ていて)、
今更ながらに自分の走行ラインの弱点に気付く機会を得ました。
これには本当に感謝でした。





さて、お昼休みに急速に乾いていく路面を確認、
紅い方も午後からは走る様子でしたので(?)、私もいそいそと走行準備に入ります。



前回に引き続き ZESTINO GREDGE 07RS (265/35R18) を履いてのアタックです。

前回のタカタでドロドロに溶けたフロントタイヤをリヤに、
比較的ドロドロ度(?)が低かったリヤタイヤをフロントに履かせます。
今回は温間内圧 2.5キロを狙って、冷間内圧を2.15キロに設定しておきました。

また、某S2000乗りな方の儀式をオマージュ、
ベスト更新へのゲン担ぎもさせて頂きました。



午後の1枠目、気温は12~13℃と高くなってしまいましたが、
路面はマダラにウェット箇所が確認できる程度に回復。

さて、一度溶かした07RSはコースイン直後は全くグリップしないと聞いていたので、
慎重に熱を入れていきます。
実際、インラップはツルンツルンな状況でした。

それでも2周目後半にはグリップ感が出てきたので3周目にアタック開始。
1コーナーと3コーナーの手前の制動箇所で一瞬ウェットの部分がある為、
思ったよりも早くABSが作動してしまう状況ながら、先ずは 58.833 をマーク。

一周のクーリングを挟む僅かな時間で路面が更に乾いていくのを確認、2回目のアタックに入ります。
前回の走行にて攻めっ気が少な過ぎるかな… との自己反省もありましたから、
けっこうガッツリ攻めてみて、その結果がベストまで0.1秒以内となる 58.301 でした。
ここで1枠目を終了。
すぐに内圧を確認すると、フロントが2.6前後、リアが2.5前後になっていました。
ちなみに、内圧は上がっていましたが、タイヤ表面はそれほど熱が入っておらず、
前回のようなドロドロ状態ではありませんでした。
(一旦ドロドロになると、そこからは少し安定するのかな?)


午後の2枠目、日向の気温は15℃近くとなりましたが、路面は完全なドライに。
タイヤは微熱が残る程度だったところへ4輪を2.15キロに設定、コースに出ます。

もっともっと攻めっ気を出してもタイヤが応えてくれそうでしたので、
軽いアンダーが出てもきにせず、(自分的に)オラオラで攻めていきます。

アタック1周目でベスト更新となる 58.160 をマーク。
タイヤ的にもう一周はアタックできそうでしたので、1周のクーリングを挟んでアタック2周目に。
ところが3コーナー進入で全く止まらず、サイドを引いて何とかコース内に留まる感じに。
どうやら、2コーナーで縁石を踏んだ際、ノックバック症状が出ちゃったみたいです。
ダフリを入れるのを完全に忘れていました。。。

既にタイヤの美味しい状態を過ぎたかな… とも思いましたが、
ここで攻めないと本日の更なるベスト更新は難しいと思われ次周で再アタックに。

けっこうアンダーも出ましたが、かなり(自分的に)イケイケで攻めてみて
更にベストを微更新する 58.087 を出すことができました。

そのまま2枠目を終了。
タイヤの内圧を確認すると、フロントが2.5キロ強、リヤが2.5キロちょうどくらいでした。
タイヤ表面は1枠目終了後と同じくドロドロ状態まではいかない感じでした。

2枠目走行終了時、ブレーキにジャダーを感じましたし、タイヤ的にもキツそうでしたので
本日の走行終了としました。

以下は2枠目のアタック2周の走行動画となります。
自分的に記録として残しておきたい箇所があったため、
今回の動画は2ラップ構成にしてあります。



今回、タイム的には微更新でしたが、今更ながらにコース攻略の工夫代を確認することができました。
次回走行以降、更に精進したいと思います。



とまれ、大変に楽しい時間を過ごすことができました。
やはり、タカタサーキットでタカタフリークな皆さんと過ごす時間は最高です☆
当日にお相手して頂きました皆様、本当にありがとうございました。

そうそう… 書き忘れてはいけません。
当日、紅い方に初めて勝つことができました!!

同じZESTINO GREDGEで、紅い方が07RR、自分が07RSと…
実にアンフェアな勝負ではありましたが(ついでに、タカタの来場回数は私が5倍)、
勝てたことは素直に嬉しかったです!!!
(次はいつ勝たせてもらえるでしょう…)

Posted at 2016/12/19 23:31:27 | コメント(13) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ
2016年12月04日 イイね!

タカタサーキット(24回目)& 新タイヤレビュー

タカタサーキット(24回目)& 新タイヤレビューやっと冬らしい気温になってきました。

ぼちぼちと 『好タイムが出た!』 なんて話も
聞こえるようになってきた今日この頃、
皆さん、ステキなカーライフをお過ごしでしょうか。



阿讃の走行ブログをZESTINO Gredge 07RSのレビューを交えつつ書こうとした前回のブログ。
コースインのところで中断と言う… 実に中途半端な状況でしたが今回はその続きを書こうと思います。

ちなみに、タイトル画像は阿讃到着時、ピットロードにポツンと放置されていたEK9のものです。
拝見したことのあるEK9でしたからオーナーはすぐに分かったんですけど…
2時間くらい画像の状態で放置されていたので 『何があったの?!』 って超心配になりました(^^;

EK9のオーナー様、決勝まで約一週間になりましたね。
応援に行けず恐縮なんですが西の空よりご健闘を祈ってます。
頑張ってください☆





さて、1コーナーやM字(特に最後の左)、コークに最終コーナーと、
各コーナーのクリップ前後に水パッチが残る状況でした。
全開で走れない懸念もありましたが、 新タイヤを試したい誘惑に勝てず1枠を走ることに。

尚、新タイヤ(ZESTINO Gredge 07RS)の冷間空気圧ですが、
ZII☆を履いていた時に近い設定として、フロント 1.9キロ、リヤ 2.0キロとしておきました。



剛性が高くてヨレの少ないイメージを持っていましたし、
また、他の方が同じGredgeの07RRで走られているを見ていて、
熱の入りが遅く、内圧の上昇にも時間がかかる印象を受けていました。

そこで、温間空気圧がZII☆の美味しい設定(2.2~2.3キロ程度)よりも若干低くなる様に、
内圧上昇には時間がかかるであろう事も視野に、
上記の通り敢えてZII☆と同じ冷間空気圧を採用してみたわけです。

さて、コースイン後、じわじわとペースを上げつつタイヤに熱を入れていきます。
4周くらい流したところでグリップ感が出てきたので軽いアタックに入ります。

ところが…
ブレーキがヤバいくらい効かず、
また、水パッチが予想以上に邪魔をしてマトモなアタックになりませんでした(^^;

パッドを交換してから最初のサーキット走行だったんです。
事前にしっかり焼入れしたつもりだったんですけど、アタリが出ていなかったみたいです。
特に2コーナー手前では全く止まらず、何度もサイドを引くハメになりました。。。

水パッチの方は、M字後半の左とコーク、そして最終コーナーのものが絶妙な位置にありまして、
クリップを過ぎたあたりで大カウンター大会を楽しむことになる始末。

結局、進入も脱出も甘々で走らざるを得ませんでした。
気温が高いこともあって、少しまともに走れた周回も44.8~44.9秒程度しか出せず(^^;

ともあれ…
次回の参考とする為、タイヤの熱・内圧の上がり方とグリップ感の変化を確認するため、
クーリングも含めて15周程を走って当日は終了となりました。



上記の通り、甘々な15ラップ程の周回ではありましたが、
当日を走ってのZESTINO Gredge 07RS (265/35R18)に関するレビューは次の通りです。

①初期応答性が極めて悪い?(保留)

総じてアジアンタイヤ全般に言えることだと思いますが…
国産ハイグリップラジアルに比べると、ステアを入れ始めた際の応答性が極めて悪いです。

コーナー進入時、フロントタイヤのグリップと相談しながらジワーっとステアを入れていくわけですけど、
かなりの舵角にならないと鼻先が入っていきません。

ちなみに、当日はそのままZESTINOを履いて自宅まで帰ったんですが、
街乗りでも小舵角時の応答性が悪いのが気になりました。
とにかく初期応答は極めてダルなタイヤだな… という印象だったわけです。

ただし、内圧を上げていけば異なる特性が出てくる可能性もありますので、
ここでは結論は出さず、次回サーキット走行時の確認項目として保留することにしました。

②高い横グリップ

初期応答は非常にダルなんですが、一旦旋回を開始するとヤバいくらい横に粘りました。

ステアをジワーっと入れていく際、
上記の通り初期応答がダルかったので進入開始時には 『 曲がらない?! 』 ってなるんですが、
そこから大きくステアを入れると 『 曲がるぅ!! 』 って感じになって…
何とも不思議なフィーリングでした。
ますます上記した内圧を上げての走行をしてみたくなりました。

NANKANG NS-2R (TW80)とは比べるまでもなく、
純粋な横グリでしたら、おそらくDUNLOP ZII☆の285/30R18よりも上と感じました。

ちなみに縦グリも低くはない印象でしたが、甘々な脱出しかしておらず判断材料不足となりました。

③熱・内圧の上昇は思った以上に早い(遅くはない)

前述の通り、冷間内圧をフロント 1.9キロ、リヤ 2.0キロにコースに出ました。
クーリング及び甘々な走行約15周を終えた直後の温間内圧は、
フロント 左 2.3キロ / 右 2.4キロ、リヤ 左 2.3キロ / 右 2.3キロでした。

ZII☆ほど初期から熱・内圧が上がってくれるわけではありませんが、
熱・内圧共に思った以上に早く上昇するようです(走り方やコースのタイプに大きく影響されますが)。

④対磨耗性は良くはないが未知数

甘々なアタックしかしていませんので、ガッツリとタイヤを使って走れてはいませんが、
以上の走行を終えたタイヤ4本の画像を以下に貼っておきます。


【右フロント : 阿讃では(私の走り方ですと)一番負荷が高いタイヤになります】


【左フロント : 阿讃では(私の走り方ですと)三番目に負荷が高いタイヤになります】


【右リヤ : 阿讃では(私の走り方ですと)二番目に負荷が高いタイヤになります】


【左リヤ : 阿讃では(私の走り方ですと)一番負荷が低いタイヤになります】

甘々な走りしかしていませんので、リヤが全然使えていないのが分かって頂けると思います。
リヤの磨耗状況は参考にならないにしても、右フロントの状況から低いTWはダテではなさそうでした。



さてさて、こんな情報だけでは(何より私自身にとって)まともなタイヤレビューになりません。
阿讃とタカタの占有予約の入っていない週末をチェック、数日前に今度はタカタを走ってきました。

以下、タイヤレビューを交えてのタカタ走行について書きたいと思います。

当日は早ければ朝9時位から雨が降るかも・・・ って天気予報だったんですが、
今回もまた新タイヤを試したいという誘惑に勝てず(笑)
1時間でも走れれば・・・ という思いでタカタへ。
路面のキレイなタカタであれば、ノイズの少ないタイヤチェックができるだろうとウキウキでした。

結局、11時くらいまで天気はもってくれて、2時間程度をドライで走ることができました。
4班に分かれての走行になりましたので、実際にはドライにて3枠を走ることになりました。
お昼には下の画像の様に、土砂降り状態になりましたが(^^;



そうそう、当日はVABでタカタを走られている ひろぽんさん が見学に来てくださいました☆
若い方なんだろうなってイメージはしていたんですが、予想を超えた若さに驚かされました(笑)

とってもカッコいいVABも拝見できましたよ。



殆どノーマルのVABでありながら、数回のタカタ走行で既にタイムは62秒をきられているとか。
若いながらもVBAのオーナーとして本気でサーキットを走られている・・・
素晴らしいと素直に思いました♪



さてさて、先日の阿讃走行を踏まえて
走行前の冷間タイヤ内圧をフロント 2.3キロ、リヤ 2.4キロに設定してコースに出ます。
温間で4輪が2.6~2.8キロくらいになることをねらってみました。
前回の阿讃走行から初期応答性が向上、それでいて高いグリップを発揮してくれれば・・・
という思いでした。

さすがにインラップは大人しく走ってみますが、のっけからグリップが出ている感じです。
次周では部分的にですが進入・脱出共に軽く攻めてみますが、既に 『準備OK』 になっていました♪

インラップを含めて3周目には少し控え目でにですがアタックに入ってみます。

いきなりですが、ZESTINO Gredge 07RS は 『 鬼グリップ 』 でした!!!

進入ではグイグイと頭が入っていきますし、脱出でも殆どテールは出ません。
シーズンに入ったばかりでリハビリ状態の自分のドライビングでは限界が分からないレベルでした。

概ね四輪がベッタリ路面に貼り付いた感じなんですが、
進入姿勢さえ作ってやればそこからはアクセルをガバっと開けても
ヌルヌル~ってフィーリングが持続して簡単にコントロールもできます。

前回は大いに不満に思った初期応答性のダルさも、高目の内圧にしたらビンゴ!!
進入時のステアリングインフォメーションが段違いに改善されました。
僅かな舵角でもちゃんと鼻先が反応してくれる状態になりました。

3周目に少し控え目に走ったアタックにて簡単に59秒フラットが出ました。
『 あんな走りで 59秒フラットが出ちゃうの?? 』
と言うのが素直な感想でした。
尚、その後のアタックは58秒台後半が続いて1枠目は終了ということに。

ピットに戻ってすぐに温間内圧をチェックしてみます。
フロントが左右共に 2.7キロ、リヤが左右共に2.6キロでした。

続いての2枠目ですが、敢えて内圧調整を行わず、約30分後にコースインしました。
前述の通り、シーズンに入ったばかりで乗れていないながらも
のっけからアタックに入り、自分なりに頑張って攻めてみた結果が当日ベストとなる 58.674秒。

そのベストラップの車載動画をアップしておきます。



横も縦もグリップが余っている感じなんですよねぇ(^^;
(とまれ、このタイヤのグリップに慣れて、もう少し気温が低ければ自己ベスト更新もできるかも☆)

さて、1周のクーリングを挟んでアタックを続けてみますが、
フロントが逃げるようになってきてアンダー気味に。
タレてきた感覚と内圧が上がり過ぎた印象でした。
ピットに戻って再度の温間内圧チェックを行うと、
今度はフロントが左右共に 2.85キロ、リヤが左右共に2.75キロでした。
どうやら2.6~2.7キロ位の温間内圧設定がこのタイヤと自分の走りに合っているようです。



この後は、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況になってきましたので
個人のアタックは終了、助手席を取り付けなおし ひろぽんさん を横に乗せての同乗走行に。
(ひろぽんさんに参考になる同乗走行になったなら良いのですが)

とまれ、この同乗走行の枠が終わったあたりから雨が降り始めたので、
色々と良いタイミングでした(^^)

さて、今回のタカタ走行(※)を終えてのZESTINO Gredge 07RS(265/35R18)の再レビュー下記します。

(※)個人でのアタックが約6~7周、同乗走行でのアタック(59秒台半ばの周回)が3周。
   以上の計10周のアタック走行を行った上でのレビューです。

①タイヤ温間内圧は(自分としては)少し高目の2.6~2.7キロ位が良い

低い内圧では初期応答がダル過ぎる傾向。
2.6~2.7キロの(自分としては)少し高目の設定であれば不満に思うダルさは感じられず。

②鬼グリップ

ラジアルとして使ってOKなのかな・・・ と思ってしまえる位に鬼グリップだと思います。
少なくともDUNLOP ZII☆の285/30R18よりもグリップ力は上と感じています。
縦も横も各々がハイグリップなわけですが、縦から横への変化にも寛容な感じで無理もきくと思います。

グリップ面での総評になるかもしれませんが、
かなり簡単にタイムの出せるキャラとグリップ力と思います。

③熱が入った後は2~3周目にはタレが出る

焼肉やお鍋のタレではありません (スイマセン

一旦熱が入ると、そこそこ早くタレが出る印象を受けました。

1時間くらいの休憩では表面はネチョネチョのままなんですが、
走行後40分くらいでフロントをスロープに載せてジャッキアップすると、
スロープがタイヤに貼り付いて一緒にジャッキアップされるレベルです(笑)

このネチョネチョ状態でタカタを(自分の走り方で)走りますと、
2周目の後半あたりから少しタレを感じました。
タイムを出すなら(他のハイグリップラジアルでも似たようなものですが)
軽くない車両の場合、基本的には1発勝負と思います。

④対磨耗性はグリップ力から 『お察し』 のレベル(溶けまくりです)

先の阿讃走行後と同様、走行後の4輪についてタイヤの画像を貼っておきます。


【右フロント : タカタでは(私の走り方ですと)二番目に負荷が高いタイヤになります】


【左フロント : タカタでは(私の走り方ですと)一番負荷が高いタイヤになります】


【右リヤ : タカタでは(私の走り方ですと)四番目に負荷が高いタイヤになります】


【左リヤ : タカタでは(私の走り方ですと)三番目に負荷が高いタイヤになります】


以上の画像、いかがでしょうか?
タイヤカスの出方、付着量がとんでもないことになっています。

減り方も特徴的で、タイヤパターンやタイヤサイドの角は殆ど落ちず(欠けず)、
全体が一様に溶けていきます(溝が浅くなります)。
左フロントに履かせたタイヤは明らかに浅溝になってしまっていて、
凄まじい減り方なのが分かります。
前後ローテーションしないと、下手したら走行会2回はもたないかもしれませんね。

ちなみに、参考情報ですが私のGVBはフロントが約4度、リヤが1.5度程度のキャンバー設定です。

あと、こんな画像も撮っておきました。



走行直後のフロントタイヤ内側です。



スロープが貼り付いた跡も確認できますね(笑)

国産ハイグリップラジアルよりも安価であるとは言え、磨耗レベルが凄まじいです。
速さ(タイム)に対するコスパは極めて高いと言えますが、
走行量に対するコスパは高くないと思われます。


さてさて、ZESTINO Gredge 07RS (265/35R18)のレビューは以上なんですが、
更に値段が安くてTREAD WEARが180となる07RRも試してみたくなりました。

とまれ、今シーズンも週末のサーキット走行を楽しんでいこうと思います。

阿讃・タカタと当日にお会いできた皆様、
今シーズンにご一緒することになる皆々様、
ありがとうございました & 宜しくお願いいたします(^^)
Posted at 2016/12/08 22:55:56 | コメント(9) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ

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何シテル?   08/15 12:29
2013年、13年間乗り続けてきたS2000(AP1)からWRX STI (GVB) SPEC Cに乗り換えました。 乗り換えをきっかけに10年間くらいご無沙...
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