
デミオの
ドアミラー 電動格納ユニット交換のためディーラーから貸していただいたCX-30の感想です。
休日のサービス工場はタイヤ交換と年末が重なることがあり受け付けてもらうことができなかったので、代車を出すので平日作業にしてもらえないか提案がありましたので、その予定にさせてもらいました。
MAZDA2のATかな?と予想していたのですが、借りる前に記載する書面には尾張小牧ナンバーのCX-30が。
代車の準備ができたので駐車場へ行くとソウルレッドクリスタルメタリックのCX-30でした!
エンジンをかけると特有の音と6,000回転のタコメーターでディーゼルエンジンのXDということがわかりました。
代車に関する事前情報はなかったので、車検証と車台番号でグレードを検索できる
グレード情報検索サービス を使うと
車名
CX-30
グレード
XD L Package
ミッション
6AT
駆動方式
2WD
装備
【メーカーオプション】
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)+IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
・360°セーフティパッケージ
・ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー
■360°セーフティパッケージの内容
360°ビュー・モニター+ドライバー・モニタリング
ということがわかり、
初年度登録令和1年12月で型式3DA-DM8Pの
XD L Packageでした。
キーに紐付けされたパワーシートの設定が明らかにマツダが推奨しないドライビングポジションだったため、調整に手惑いながらさあ出発!とステアリングを握ると、暖かい!
ステアリングヒーターって素晴らしいですね。
走り出してすぐにマツダコネクトの表示を確認すると2ndステージの平均スコア3.7となっていました。

これは3rdステージに上げて返却しなければと運転しますが、どこにも青も白も緑も表示しません。メーター内のどこに表示されるかもわからなかったのですが、非表示設定にされていました。
2泊3日の期間中、通勤2往復、近場のお出かけ1回、My碁盤左折練習コース1時間と計50km程走っての感想です。
まずは【装備面】
●マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
碁盤左折コースから帰る際に一般道60km/hで使用。0km/hまでの全車速追従初体験のためこの機能には感動です。停止後もボタン1つで再開するのも素晴らしい。(フリードのホンダセンシングでは30km/h以上)
でもブレーキの掛け方は白ランプが多い印象でした。また最後止まる直前の電動パーキングブレーキ音がちょっと気になりました。
長距離運転時にかなり重宝するであろう機能でした。
●クルージング&トラフィック・サポート(CTS)
上記MRCCと同時に作動するステアリングアシスト。車線中央を走るように結構スムーズにステアリングが動きます。あえて車線から外れようと操作しても、しっかり戻されました。
●前側方接近車両検知 (FCTA)
この機能を知らずカタログを見てから後で理解できました。10km/h以下で前側方から接近してくる車両を警告する機能です。見通しの悪い交差点なら有効ですが、そうで無い場合、目視確認した上で警告されるので煩わしく、そのうち警告を無視してしまう気がします。
●360°ビュー・モニター
デミオにも付いている機能ですが、カメラとモニターの解像度が格段に良くなっており、ものすごくクリアに見えました。
●アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
デミオではランプスイッチを「AUTO」にした上でレバーを奥へ倒しハイビームの位置にすると作動します。
手動ハイビームの位置で条件(40km/h以上・街灯が無い)が揃わないとハイビームにならないので、手動ハイビームが使えません。(ランプスイッチを「AUTO→車幅灯→前照灯」に切り替えるか、パッシングを維持するか、みたいなおかしなことになります。)
CX-30ではランプスイッチの先端に独立したALHスイッチがあるので、いつでも手動ハイビームにできるようになっており、使いやすくなっていました。
●LEDルームランプ
デミオはよくある電球交換型の爆光タイプに変えており、夜目立ち過ぎて下品な感じですが、CX-30は必要な部分のみ必要な照度があり、ダウンライトのようでとても上品なルームランプでした。
●シートヒーター・ステアリングヒーター
フルオートエアコンをONするとシートヒーターとステアリングヒーターも自動で付くし、更にシートヒーターは3段階の強弱調整まで自動で、暖かく快適なドライブでした。
●i-DM画面
運転傾向を示す青と白のバーの色が薄くて見にくいと思いました。もっとも白ランプをもらわなければ関係ありませんが😅
次に【動力性能面】
●ディーゼルエンジン
1,500回転くらいから発生する十分なトルクが気持ちいいのですが、それをコントロールするだけの技量を持ち合わせていないため、踏みすぎてしまい、G一定を保つのに苦労しました。
アイドリングはやはり煩く感じます。
●車重
デミオが1,040kgに対してCX-30が1,460kgと1.4倍の車重が、主にブレーキとステアリング操作で重くのしかかる感じがして、なかなか思い通りに操作することはできませんでした。
●ブレーキ
クリープで前に進む力と、ブレーキで止まる力を均衡させないと、停止直前のブレーキがカックンブレーキになることが多く、微妙な力加減が難しく感じました。
●アクセル
減速→旋回→加速の内、旋回中速度維持のためアクセル踏みはじめると、変速中なのかダイレクト感があまり感じられなかった。
トランスミッションのロックアップ領域か否かみたいなところだったのだと思いますが、MTと違う(あたりまえか😅)ので、違和感がありました。
●i-DMスコア
走行終了時の今回スコア5.0が出ない💦
ブレーキの青ランプはいつも通りに出せていますが、アクセルの青ランプは頻度が少なくなりました。
MTの場合、クラッチ→シフトアップ→加速で走行タイプ1の青ランプを付けることができてしまうので、シフトアップの都度出せるイメージですが、ATの場合、発進時以外に狙って出そうとすると、アクセル踏みすぎて速度超過してしまいます。
また普段の通勤ルートで5.0出なくなったのは、クラッチ操作よる躍動カウントのリセットが無いため、そのまま躍動減点されていたのかと思います。
この車に乗って思ったのは
装備面では
最新の技術が盛り込まれていて非常に使いやすいものでした。
動力性能面では
AT難しい🥲
もちろんシフトレバー・クラッチ操作が無い分楽なのですが、思い通りに操ろうとすると思い通りにならない。そんな感じがしました。(慣れなのかもしれませんが・・・)
とCX-30 XD L Packageに乗らせてもらった感想でした。
もし機会があれば、デミオ/MAZDA2以外
のガソリンMTにも乗ってみたいと思います。
久々に軽油のハンドルを握りましたよ。

i-DMチャレンジは3rdステージUPまで。平均スコアは4.8で終了。

これ以上のスコアを出せる気がしないのが本音でした。
返却日はまさかの雪に見舞われ、積雪11cm。

道中たくさん白ランプを付けながらも、無事到着。そのままスコアを見ることなくエンジン切ってしまったので最終スコア未記録でした。
今回お世話になったディーラーはCX-5を新車で購入した時の付き合いですが、その時の営業担当者もすでに定年し、再雇用としてサービス工場で働いてみえましたが、今年度で任期も満了とのことでした。
これまで色々とお世話になりました。また代車を用意いただけた事で貴重な体験ができました。
ありがとうございました。