パワステフルード交換

パワステフルードは定期交換師指定されていないので、車検に出しても交換されずに帰ってきていませんか？
距離を走っている方は交換をお勧めします。

というのもパワステベーンポンプもダイハツ車のウイークポイントの一つだからです。

簡易交換方法もあるのですが、やはりやるからには徹底的に！　という事で全量交換にチャレンジです。

用意する物は
*パワステフルード（最低でも500ml以上）
*スポイド（無ければシャンプーのポンプ）
*500ccのペットボトル
*プライヤー
*紙コップ(無ければケミカルスプレーのキャップ）

パワステフルードリザーバータンクのキャップを外す。
スポイド等でフルードを吸いだせるだけ吸い出す。

プライヤーでリザーバータンクから出ているリターンパイプ（パワステラックから戻ってきているほう）のホーズバンドを外しパイプも外す。

リザーバータンク内に残っているフルードが若干出てきますので紙コップ（ケミカルのキャップ）等で受けて下さい。

外したパイプをギュと500ccのペットボトルに突っ込む。（ペットボトルは立てておいて下さい。）。よく雑誌等ではホースを散水ホース等で延長するとありますが、ネイはリターンホースが長いのとエンジンルーム内にスペースがあるので、ペットボトルを立てかけられるので大丈夫です。

エンジンを１０秒くらいだけ掛けてすぐ切る（あまり長いとポンプが傷みます）
ペットボトルに古いフルードがたまってますので、色と沈殿物をよく観察して下さい。

ホース類を基に戻して、新しいパワステオイルを規定量まで注ぎ、キャップを締める。

近所を走り回る（ハンドルを左右に切ってエア抜きをする）ジャッキと馬を持ってる人は走り回らないで、フロントタイヤを浮かせてハンドルを左右に切ってエア抜き。
エアが出てきて減った分だけフルードを補充


注：ネイキッドのパワステリザーバータンクの形状が特殊で、なかなかスポイドでフルードを吸い出せない構造になっているので、簡易交換はあまりお勧めできません。全量交換がおすすめです。

でも全量って何cc?と思うでしょ。サービスマニュアルには書いてなかったんです。　
でも間違いなく350mlでは足りません。

交換後ステアリングがだいぶ軽くなった気がします。（プラシーボ効果かもしれませんが、精神衛生上、非常に満足してます。）

作業自体は簡単だけど、その後のエア抜きに手間取る場合もあるので、難易度は”中級”にしたいました＾＾