
一部の人からリクエストがあったので書いてみます
今回の開催場所は山中湖。
この大会は三匹の合計重量で競われるが、特別なルールがありハンデ戦になっています。
テコギボートは+1200g
足こぎボートは+800g
親子ペアは+500g
女性参加で+400g
になるのです。
しかもすべて加算されるのです。
いつもの優勝ラインは2500?3000gです。
大場所でキッカーと呼ばれる魚を釣るとだいたいキロフィッシュなので上手い人がキロ三本もしくはキロ二本+放流ってのが優勝ラインと考えていた。
一週間前から各ボート屋のホムペを徘徊し、情報収集してると全然釣れてない

最大で三本って超厳しい

放流ですらまともに釣れてない。
僕はハンデを使うかガチで挑むか悩んでいた。
ま、ガチで行ったところでキロは取れないと思うが

申し込み締め切り日が過ぎても人数が集まらない関係で締め切りまでもギリギリまで伸ばしていたようだ。
ギリギリのギリギリ。
開催日の3日前に正規申し込み

電話連絡で打診だけはしときましたが
で、3日前の情報でもまったく釣れてない

これはハンデを狙うしかないと思い、一番安いテコギボートにしました
狙いはもちろん桟橋。
ストラクチャ(障害物)のほとんどない山中湖は桟橋がかなり有効なのだ。
深場にいけない放流も残るし誰かが釣ってきたナイスバスも残る可能性がある。
一匹だけ釣ればハンデが加算される
放流は小さいからだいたい200?300ぐらい。
ハンデを加算すると1500に届くかどうか。
しかしこれでは勝てない

放流が三つ捕れたら・・・800?900ハンデ加算で2000を越えるライン。
釣れない今回の山中湖では勝負になるかもしれない。
しかし上手なdeep組が二本持ってきたら・・・かなり微妙。
とりあえず桟橋でリミットを揃える覚悟を決めた。
山中湖の朝は寒い
Tシャツにトレーナー着てジャージを羽尾っても寒い。
そのうえに薄いカッパを着た。
気温は低いが水温はそんな下がっていない様子。
6:30過ぎテコギ足コギが先行スタート。
まず人が居ない桟橋を狙う。
足コギも最初は同じ考えのようだ
僕らは先端からはじめて浅い方へ移動してみた。
少し深い方はまったく反応がない
どシャローになる水深30センチくらいの奥にネジ込み早速ヒット

後ろから同じサイズがもう一匹ついてきていた

開始早々顔が緩む
出てきた魚がどこへ行ったかわからないが釣れた場所へ投げる
やっぱ動いてしまったから釣れない
仕方ないのでさらに浅い方へ(爆)
またまた奥へ投げ入れ誘い出す。
太いワイヤーに絡んだ瞬間バイト
二匹目?
と思ったらバレた


やっちまった
釣れないのにバラシてしまいました
座礁しそうなくらい浅いので桟橋の反対側を攻める。反応がまったくない
ちょっとポイントを変え違う桟橋へ。
この大会のルールでわ他店の桟橋は投げるの禁止とのこと。
開催場所のボート屋が持つ3つの桟橋しか許可されていない。
まだ人が入ってない桟橋があったのでそちらの日陰側に移動。
先ほど釣れたのも日陰側。
深い方から浅い方へと流す

二本目の桟橋は深い側は水深50センチほど。
流せる距離は15mくらい

桟橋と水面の隙間がないからキワだけを流す。
すると相方がキャッチしてくれた
これで二本目
浅場までいってしまったから日向側も軽く流す。
やっぱ釣れない
この時点で7:30くらい。
まだエンジン、エレキは出発してない
僕的には早くでてもらい桟橋を静かにしたいのだか

仕方ないから人がわんさかいる桟橋を狙う。
なんか見られてるし、やりづらい。
うーんやっぱダメだ
魚がいるのかさえ不安になる。
そうこうしているうちに動力船が出発した。
桟橋を撃つも反応なし。
と、先ほどついてきた魚を思い出した
あれはまだ掛けてないから釣れるハズ
最初の桟橋に戻り釣れた付近を丁寧に撃つ
やはり奥へブチ込みゆっくり誘ってきたらラインが走るしっかりと走らせてフッキングゥ
三匹目ゲットぉ





リミットメイク達成
まさか八時過ぎで揃うとは
検量時間は13:00からだからそれまで待たなきゃならない。
とりあえずウェイトを計ってみる。
320、340、340合わせてキロくらいだけど少し低めに考えて900gと推測する。
まずまずの展開
テコギの為deepは厳しいから(魚探は積んだが)実績の高い通称ガスト前まで風に流されながら移動。
ウィード付近をうろつくバスを捕らえる作戦
だが、相方が寝始めた

そりゃ寝てないからって俺も一緒だし

朝到着してから一時間くらい寝させてやったのに
風がちょっと強く吹いてきてかなり流されるからアンカーを打ってもらったのはいいが・・・一時間半も同じ辺りにいられちゃ俺だって飽きるって
後からわかった話だが二位の人はこの付近でポコポコ釣っていたようだ

ま、ぼくらには(僕には)釣れませんでしたけど
10:30を過ぎオデ雄をタタキ起こし作戦を考える。
主催者サイドが写真を取りにきた時に他の選手の情報を教えてくれる。
なんとどの船も一匹釣れた程度しかないという。
テコギでボート屋に戻ってる最中(30分漕ぎっぱなし)、写真を撮りに行ってたスタッフのひとが戻りついでに一言。
他のテコギも三匹揃ってるよ
(((;゚д゚)))ガーン
他のテコギがどんなウェイトかわからないが、僕らの入れ替えも兼ねて桟橋を叩いて叩いて他の人には釣れないような作戦をとることにした
まずは釣れない桟橋をチェック

やっぱ釣れない
そして釣れるというかバラした魚がいるであろう二匹捕獲した桟橋へ。
この時風がさらに強く(普通に釣りする分にはなんも問題ないが)なっていて、テコギを操船しながらはかなりやりにくかった
僕が二人が撃ち安いようにポジション取ると風に流されてオデ雄が二人分美味しいキャストする。
流されたぶん船を戻してまた二人が撃ち安いようにポジション取るもオデ雄がひとり撃ってる


ペア戦とはいえ操船してるのは僕だけ
残して置いてくれたって・・・










ラインもモモり(こんがらがり)苛立ちはさらにヒートアップ
一人ブツブツ文句垂れてました
するとオデ雄がヒットしちゃった
こっちは嬉しいやらにくたらしいやら
と思ったらバラしやがった
せっかくの入れ替えだったのにぃ

釣れても文句垂れ、バラしても文句垂れ。
あ?ぁ、俺ダメじゃん
風がさらに強く吹いたのでもう諦めて操船だけすることにした
おまー、俺がエレキよりも上手に操作してやるから絶対釣れよな
といい、投げ入れ安いようにポジション取りながらサポートに回った。
太陽が雲で覆われ朝日向だった側も影ってきた
周りには・・・テコギが近くにいる
ヤツラか
でも、どうみても素人っぽい
しかし、桟橋付近で1日粘れば釣れててもおかしくない
ヤバい、ヤバいぞ
あ゛wwwいま、ヒットしてんじゃん
水入れ替えてるよ
ヤバい、着実にウェイト伸ばしてるよ
こっちもマジで入れ替え出来ないとわからなくなってきた
オデ雄もより丁寧に撃ってる
ついにオデ雄にキタ---(・∀・)---
バラさないように慎重にネットイン
二人して喜んだ
ウェイトは・・・350g
一番小さい魚をリリースして30gのアップだ
しかし・・・
今釣った魚がいきなりひっくり返ってる




大ピ?ンチ(;□;)!!
さっきの逃がしちゃったじゃん
三匹いないと上位絡めないよ
検量時間まであと一時間弱。
なんとか入れ替えるか蘇生させないと


ビルジ(水の循環器)の水流をエラに直接当たるようにし、酸素を十分に送り込む
エラの動きが弱い
やっべー
しばらくすると裏向きは治った

しかし、いつポックリ逝くかわからないので検量時間五分前で降りる桟橋を撃っていた。
桟橋までおよそ50センチ。
これじゃまるでオカッパリ(岸釣り)だわな(爆)
すぐに帰着申告を済ませ、検量に向かう。
良かった?

なんとか無事だったよ
気になるウェイトは
1044g

ボートの上で計ったのとほとんどかわらずキロ越えしてた
ハンデを加え、2244g
片付けをしながら他のペアを見守る
近くにいたあのテコギペアが来た
恐る恐るウェイトを聞いて見ると・・・1290g
負けたwww

やっぱり入れ替えしてたのか
と、思ったら・・・
ん
あれ
ハンデ込み
ってことは・・・90g(´ω`)???
エライビックリこきましたよ
あとは他のペアも検量してたけどもうどうでもいいやってなっちゃいました
キロ近いネイティブが持ち込まれたのはわずか二匹だと思います。
さすがです
ね、キクラゲさん
今回の大会にみんカラを通じてお知り合いになった方がなんとビッグフィッシュをゲットしてたのは帰った後知りました
受付からずっと探してましたがお互いメールとかやってないとわからないもんですね
長い長い文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
携帯でこれだけ書くのはやはり大変ですね