去年に引き続き、国交省の森と湖に親しむ旬間の一貫で行われる岐阜県内のダム見学会に参加するため出かけてきました。
前回は丸山ダムコースでしたが、今回は小里川ダムコースに参加、小里川ダム⇒矢作ダム⇒阿木川ダム(経由地)⇒大井ダムと廻ることとなりました。
どうせ行くなら前回見られなかったダムとかも見てしまおうと思い12時前後に出発。
圏央道から中央道に入り、飯田山本ICで高速を降り国道153号線に入り豊田市方面に向かいました。
何でこのルートなのかというと、この道筋にハイドラCPが多いのと、矢作ダムの上部ダムである、黒田ダム及び富永ダムを見たかったからです。
いくつかCPを潰しつつ夜明け頃に富永ダムに到着。
しかしここで問題発覚!
デジタルカメラ、持ってくるの忘れた!!(TT)
正確にいうとデジカメ及び予備電池やら充電器やらを入れたカバンを家に置き忘れてしまいました。
夜中、出発前に荷物を積み込む際、ドタバタしてて積み込むのを忘れてしまったようです。
帰宅したら、タイヤスタンドの上にカバンが置いてあるのを発見しました。(^^;
仕方ないので、動画撮影用のビデオカメラ(JVC GZ-RX130)の静止画モードで代用することにしました。
富永ダム。中部電力(株)管理の発電用重力式コンクリートダム。
堤高 32.5m、堤長 337m。
このダムは二段式揚水発電所の下池及び上池となっており、上池にあたる黒田ダムの黒田貯水池との間で揚水発電(奥矢作第1発電所)を行っています。
また下池にあたる矢作ダムとの間でも揚水発電(奥矢作第2発電所)を行っています。
つまり、こんな感じになってます。
ダム湖は富永調整池というらしい。
天端は徒歩で通行可能。
何かね、デジタルビデオカメラの静止画像って、やはり暗いとボケボケになりやすく、まともに映らないんだよね。
あんまり写りが良くなくて申し訳ないっす。
続いて上池にあたる「黒田ダム」に行ってみました。
黒田ダム。中部電力(株)管理の発電用重力式コンクリートダム。
堤高 45.2m、堤長 332m。
天端への通路は通行止めで入れませんでした。
ダム湖名は黒田湖。
堤体左岸脇にあるインクライン。
クレストゲートは2基のラジアルゲートを装備。
黒田ダムを後にし、近辺にあるハイドラチェックポイントを潰していきます。
大体、小さなアースダムが多くて、いちいち確認するのも時間が掛かりすぎるので、今回は近くを通り過ぎCPだけ取ることにしました。
途中、一か所だけ比較的大きいダムがあったので立ち寄ってみました。
木瀬ダム。愛知県管理の洪水調節・河川維持・上水道用重力式コンクリートダム。
堤高 33.0m、堤長 192m。
天端から下流域の眺め。
天端は徒歩で通行可能。
ダム湖名はしらさぎ湖。昨夜の雨で満水の模様。
時間的に小里川ダムに向かわないといけない頃になったんで、CP潰しはここまで。
8時過ぎに小里川ダムの横にある、道の駅「おばあちゃん市・山岡」に到着。
日本一大きいという水車を見つつ、しばし休憩。8時30分に集合場所の小里川ダム管理所に向かいました。
小里川ダム。国土交通省・中部地方整備局管理の洪水調節・河川維持・発電用重力式コンクリートダム。
堤高 114.0m、堤長 331.3m。
ダム湖名はおりがわ湖。
展望台から下流域の眺め。
見学会の様子。参加者は子供連れの家族が多かったです。
というか、夏休みの自由研究向け見学会か、これ?
矢作ダム。国土交通省・中部地方整備局管理のかんがい・洪水調節・工業用水・河川維持・発電・上水道用アーチ式コンクリートダム。
堤高 100.0m、堤長 323.1m。
キャットウォークからオリフィスゲートを眺める。
あいにくの雨で、これ以上先に出られず残念!
やはりキャットウォークからクレストゲートを見上げる。
テンダーゲート4基を装備。この位置から見ると迫力ありますね。
ちなみに下はこんな感じになっている。
監査廊っす。
矢作ダムからバスに乗ってまたまた移動。昼食をとるために「阿木川ダム」まで移動です。
阿木川ダム。水資源機構管理の洪水調節・工業用水・河川維持・上水道用ロックフィルダム。
堤高 101.5m、堤長 362.0m。
ダム湖名は阿木川湖。
ゲート部のアップ。中央の青いのが摺動式高圧ラジアルゲート、その左右の銀色のが堤頂越流ラジアルゲート、画像では切れちゃってますが、そのまた左右にフラップゲート2基を装備している模様。
昼飯はあらかじめ頼んであった「阿木川ダムカレー」です。(^^)
阿木川ダムは昼食休憩のために寄っただけなので、見学は無し。
大まかな説明を受け、ダムカード貰っておしまいでした。
昼飯を終えてから、また移動です。
向かった先は木曽川に架かる発電用ダム「大井ダム」です。
まず初めにダム直下にある「大井発電所」の見学です。
バスの窓越しに見る水圧鉄管。4本あります。
この発電所は大正13年12月運用開始した、日本初のダム式発電所です。
発電機です。4基あり発電機は東芝製、水車は三菱製らしい。
天井部。
さて発電所の次は大井ダムを見学です。
大井ダム。関西電力(株)管理の発電用重力式コンクリートダム。
堤高 53.4m、堤長 275.8m。
ラジアルゲートが21基も並んでる!ゲートの色は黒でした。
ダム湖は恵那峡。
取水口。
天端は徒歩で通行可能でした。
天端から見た発電所。手前が新大井発電所、奥が見学した大井発電所。
大井ダムの見学で今回の見学会は終了。バスで小里川ダムまで戻り解散。
雨が降ってたり、ダム堤体の撮影が自由に出来ないとか、ちょっとストレスがたまる見学会でした。(^^;
(バス移動だし、時間が限られてるんで・・・)
今回もらったダムカード3種。
去年もらったのと同じバージョンで変わり映えしないっす。
ただし・・・
何と、大井ダムのカードが復活!(^^)v
以前、関西電力では大井ダム、笠置ダム、兼山ダム、今渡ダム等の独自仕様のカードを発行していたんですが、残念ながら平成25年8月を最後に配布終了されておりました。
今回、大井ダム及び大井発電所の見学記念に新たなカードをいただきました!
Ver.2(2016)となっています。
表面。
旧バージョンのカードを持っていないのですが、ネット上にアップされている画像と比較すると
Ver.1(2011)で、関西電力株式会社 東海支社と記載され、その下に関電のURLが記述されていた点が違いかな?
裏面。
裏側は旧バージョンと同じみたいですね。
関電の人の話だと、ダムや発電所の見学会にみえた人に記念品として配布しているようで、以前の様に管理所に行けば貰えるというものではないようです。
推測ですが、前のようにダムを訪問した人に無条件でばらまくとすぐに在庫切れになり、増刷しないといけないので、制限するため条件付きで配布してるんじゃないかと思います。
大井ダム以外のカードも復活したのかは、聞き忘れました、スマンっす!(^^;