VTR250レギュレータ交換

新品バッテリーに交換した直後にツーリング中にまさかのバッテリー上がりでエンジンかからず、なんとか近くにあったバイク屋さんで満充電してなんとか帰宅。帰宅後アイドリング状態でバッテリーの電圧をみても変化なく、どうやらレギュレータが故障しているようです。ということで自分で交換してみることにしました。

レギュレータはタンク下の右フレーム裏に二本のネジで止まっているのですが、これを外すにはタンクを外さないといけません。FI車なのでレスキューコックがないので、そのままタンクを外します。

タンクの外し方は、こちらのWEBを参考にしました。本当によくまとまっており、ひたすらこのページを読み返しながら実施します。
https://banpakumade.sia2syo.com/fi-tank-out

手順としては
①シートを外し、タンク下のカウルを外す
②タンクを止めているボルトを外す（前8mmボルトｘ2本、後T40トルクスx1本）
③カプラーを外す
④クイックコネクタを外す（これが一番難しい）
⑤ドレンホースとブリーザホースを引き抜く

このクイックコネクタを外すには、Webの手順通りではありますが、このクイックリテーナという緑のパーツをプライヤで挟み込んみながら、ぐりぐり回して引き抜く感じです。クイックリテーナは交換するつもりで予備部品を買ってから進めることをお勧めします。

またガソリンが漏れるので、ウェスなりを下にひいておきます。

レギュレータですが、この赤枠の裏側になります。アクセスするためにはリアブレーキマスターカップを外し、結束バンドでまとめられているカプラ類を全部外して、フレーム裏側にアクセスできるようにします。

こちらのWebが参考になります。
https://ameblo.jp/saes-cafe/entry-12500422640.html

レギュレータは2本の9mmボルトで固定されていますが、小さめのラチェットがないとおそらく作業になりません。逆側からラチェットでアクセスして、少しづつ緩めていきます。

緩めた後、右側のボルトにはアース線、左側はケーブルをまとめる金具が固定されていたので、無くさないように保管しましょう。

新品のレギュレータですが、Amazonなどで互換品が売られているようですが、
「ホンダ純正 レクチファイヤーASSY レギュレーター 31600-MFM-701」を買うようにしましょう。14000円ほどします。
互換品で安いものがありますが、違うものが届いたので、私は返品しました。
新しいレギュレータにつなぎなおし、また元の場所につけなおしてボルト2本を締めなおします。非常に狭いので我慢強く少しづつ締めることがポイントです。

終わればカプラをすべて元に戻し、リアブレーキマスターカップを戻し、最後にタンクを戻します。

さきほどのクイックコネクタとゴムは新品にいれかえてタンクをもとに戻します。Webにも書いていますが、ゴムをつけたあと、クイックコネクタは車両ホース側につけて押し込むのがポイントです。

https://banpakumade.sia2syo.com/fi-tank-out

さて、すべてをもとに戻して緊張の瞬間。エンジンをかける前は12Vのところ、エンジンをかけてアイドリングにしたところ、14.14Vの電圧を確認。ちゃんとエンジンから発電をしてバッテリー側に14Vが供給されるようになりました。