【失敗談】 205マスターシリンダー&マスターバック流用 ③
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
マスターシリンダー取り付け後です。
ブレーキパイプはこのように手で曲げて取り付け。
この上側のブレーキパイプは車体前側に引っ張るようにすれば比較的簡単にマスターシリンダーに入りましたが・・・
2
少し見えにくいですが、リザーバタンクに差し込まれてるコネクターの下側にある短いブレーキパイプ。
これの曲げが尋常じゃなく難しかったです。
202用では真下に向かっているのですが、205用では斜めに向かっているので少しずつ曲げて曲げて・・・
どうにか取り付けられました。
1度目のエア抜きでフルードが漏れてきて、またも半泣きで付け直したのは内緒です←
3
ちょっと見えにくいですが・・・
マスターシリンダーの下側に本来カバーで覆われて見えないはずのプーリーがコンニチワしています。
マスターシリンダーの先とカバーの隙間は0です。
むしろまだちょっと当たってましたが、どうにか取り付けられたのでそのままにしてました。
4
どうにか流用完了、エア抜きを繰り返してフルード漏れが無いことも確認。
満足して、さてどれくらい効き具合が変わったかなとエンジンをかけました。
「シューーーーーーーーー」
と嫌~な音。
タイヤの空気が思い切り漏れているような音。
最初は丸見えになったプーリーから出る音かと思いましたが、エンジンを切ってプーリーが止まってもしばらく続いてたのでこれは違う。
で、要はマスターバックの負圧漏れでした。
スペーサーを噛ませたのがいけなかったのか、ブレーキを踏んでいなくても少しマスターシリンダーのピストンを押している状態になっていたようです。
しかしスペーサーを外すとプッシュロッドがマスターシリンダーのピストンを押すまでに相当な遊びができてしまう・・・
5
何かしら加工をしてどうにかできないかとも考えましたが、潔く全部を元に戻すことにしました。
再び202用マスターシリンダーのインナーキットを取ってオーバーホール。
切ったフロントカバーも新品と交換しました。
またも半泣きになりながらブレーキパイプの曲げ。
こうしてマスターバック&マスターシリンダーは202用のものに元通り。
その後引きずらない程度にブレーキペダルの遊びを調整することで、自分の好みの踏み応え、効き具合にすることができました。
どうも元々の遊びが大きかったのかな。
6
以上、失敗談でした。
キャリパー移植のところに書いたように、人命に直結する部分なので不完全な状態で公道を走れるわけないなと思い、元に戻した次第です。
自分だけが命を落とすならまだしも、他人まで巻き込んでしまったら本当に取り返しがつかないですしね。
流用しようとする人は少ないかもしれませんが
『後期202では205マスターシリンダー&マスターバックは流用できない』
という情報を皆さんに知っていただけたらそれだけで報われます。
要は人柱(笑)
VVT-iプーリーの無い前・中期202セリカであれば流用できるかもしれませんね。
オーバーホールしたばかりの205用マスターシリンダーとマスターバックはひとまず保管しておきます。
欲しい方がいましたら言ってくださいね(笑)
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