ネイチャーテックをご存知でしょうか。
「ネイチャーテクノロジー」
自然の技術(直訳)!!
ネイチャーテックとは、何か!!??
それは、
従来型の科学アプローチとは異なり、すでに地球史の中で限りない検証と淘汰が行われた、
完璧な自然の循環を科学の眼で観て、人間にとって必要なものをリ・デザインすることによって、
地球への負荷をとても小さくすることができる、まったく新しいものつくりや暮らし方を提案しようとするものです。
(
「エミール石田先生のすごい自然ブログ」より引用)
要は、人の手によって生み出されたものでなく、自然界に存在するすごい技術や素材を科学的に検証し、人間の手によって、人間の暮らしに役立てたい。という感じです。
確かに、自然界には、不思議なモノがたくさん有り、人間にはない技術や能力を持ったモノがたくさんあります!!
ここで、ネイチャーテックの一例をご紹介^^
もしミツバチが人間と同じ大きさだったら・・・・
ミツバチの体重は、
179kgだそうです。この体重で東京―大阪間、直線距離で約400kmを3~4分で飛行する計算になります。まさにスーパーマンのような凄さです。世界最速のジェット機の速度がマッハ2.8。このジェット機でも7分以上の時間が掛かるので、ミツバツの飛行速度は、単純に
マッハ5くらい!!
そんな速度、今の科学では存在しません!!
「まさにスピードの向こう側」です!!
もしグンタイアリが人間と同じ大きさだったら・・・・
一日中、歩き回っているグンタイアリ。それが人間と同じ大きさだったら、
時速120kmで一日中休まず歩き続け、働き続けていることになるそうです。人間はオリンピック選手でも最高速度は40km出るかどうからしいし、それもせいぜい数十秒も持続しません。それを考えると、どんな筋力と持久力を持っているんだと驚きますよね!!
昆虫だけで考えても、人間では計り知れない能力を持っているのです!
また、ハチは一生のうちに5億回以上羽ばたくと言われているそうですが、羽根の付け根の部分に
レジリンという
ゴム状のタンパク質が存在するため摩耗することなく飛び続けることができるそうです。
ハチが羽ばたくのと同じ速さの羽根を人口的に作るとしたら、羽ばたく動作の軸となる継手(間接のようなところ)部に使う素材は、何を使用すればいいのでしょう?
おそらく、ハチの羽ばたきの同じ速さで動作した場合の磨耗に耐えれる物は、ないのではないでしょうか??
このレジリンを科学の手で実用化出来れば、新しい長寿命の高弾性材料が生まれることでしょう!!
このような観点で自然界を見てみると、驚きの連続です!!
自然界にたくさん存在する優れた技術や能力を研究している方が居ます。
これまでに挙げた例もこの方のWebサイトに載っています。
その偉大な方とは、
東北大学教授の石田秀輝氏です。
興味がある方、関連情報のURLにアクセスして、凄い世界をご堪能ください☆
ちなみに、昆虫嫌いな方は、見ない方がいいかも??
Posted at 2006/10/20 21:44:46 | |
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