にわかF1ファンなんですが、友人に誘われるがままに鈴鹿までF1日本GPを見に行ってきました。
(前に富士で行われたルノー・ピットパティーというイベントに行ったことがあるので、生F1はこれで二度目になるのですが、本格的なGPを見るのは初めての経験でした)
かなり長文になりますが、その観戦記録です。
金曜にプラクティス、土曜に予選、日曜日に決勝の予定ということで、金曜の深夜から移動を開始して土曜日の朝に鈴鹿入りして、土曜の朝一番から日曜の決勝が終わるまで鈴鹿に滞在するという感じで行動してきました。
鈴鹿での寝泊りは車内泊ということで、車内泊が可能な友人の車で鈴鹿まで行ったのですが、移動中から雨が降り出してきまして・・・予選が行われる土曜日は一日中豪雨という結果に・・・
天気はこんな感じ・・・
それでも練習走行・予選を見る為に駐車場から徒歩でサーキットを目指したのですが、ここで「観戦には帽子(キャップ)が必要(雨よけにもなるし、日差しよけにも日射病対策にもなる)」という事を聞きまして・・・そこで重要になるのが、「どのチームを応援するのか?(つまり、どのチームの帽子を買うのか?)」という事でした。
にわかF1ファンの私には、特に応援しているチームは無く(笑)、TVで見てる時は基本的に日本人ドライバーを応援している感じでした。
今シーズンの日本人ドライバーは、ザウバーの小林可夢偉選手と、ヒスパニアの山本左近選手の二名なので、そのどちらかの帽子を買うのが妥当かな?と思ったのですが、別にそのチームを応援しているわけでは無いし、なんかミーハーな感じがしたので、日本人以外のお気に入りのドライバーということで、フェルナンド・アロンソ選手か、ロバート・クビサ選手を応援しようと考えていたところ、日産大好きっ子の私は、日産の親会社でもあるルノーも好きなワケで(無理やりな理由やな・・)、、、お気に入りのロバート・クビサ選手が丁度ルノーのドライバーってことで、今回のGPではルノー&クビサを応援することにしました。
私が応援しようと心に決めたクビサ選手(黄色いレーシングスーツの左側)
で、予選を待ち続けて、やっと予選開始時間(14時)になったのですが、雨が止むこともなく、とりあえず30分間だけ予選の開始を遅らせるというアナウンスが・・・・
雨の影響で気温も下がってきて、ガクガクしながら30分間待っていると、「荒天の為、再度30分遅らせる」とのアナウンスが・・・
その間にも、各チームのドライバー達は、観客を楽しませようとピットロードに出来た水たまりに即席で作った船を浮かべて遊んでいました。・・・が、観客は以前として寒い観戦席で待ち続けることに。。。
で、30分(合計したら1時間)経過後・・・「再度30分遅らせる」とのアナウンスが・・・
結局、大雨の中1時間30分待った挙句に予選の順延が決定して、土曜日のサーキット観戦はここで終了しました。
その夜は、お好み焼き屋「道頓堀」でお腹を満たせて、車内泊でぐっすり寝ました・・・
車内泊の様子・・・・間違いが無かったことを祈りたい・・・
って、男四人での車内泊で間違いがあるワケがない!!(笑)
そして、待ちに待った決勝レースが行われる(予選も順延になったので、予選も行われる)日曜日を迎えました。
天気は良くなり最高気温27度の予報が・・・昨日と違って暑くなりそうな朝を迎えました。
10時から予選開始ということで、間に合うように移動を開始!!
前日とは大違いの良い天気!!
人の多さも前日の倍くらいに感じました。
鈴鹿は、いつも見ている富士スピードウェイと同じくらいの豪華さでした。
余談ですが、前日のうちにルノーの帽子をカバンを買っておいたので、決勝日の自分の姿は確実にルノーファンになりきっていたと思います。(笑)
そして、予選開始!!
あっという間に順位が決まっていき、ザウバーの可夢偉選手はセクター3の失敗で14位に・・・一方、私が応援しているルノーのクビサ選手は非力なマシンながら予選4位につけるという大健闘!!(予選3位のマクラーレン・ハミルトン選手がギアボックス交換ペナルティの為、実際には3位からのスタート)
もう、ルノー1色に染まっている私としては大喜びな結果でした。
その後、ポルシェカップ、レジェンドカーのデモ走行などがありました。
にわかファンなので、マシン名不明・・・レジェンドカーのデモ走行を行うヒスパニアのブルーノ・セナ選手
こちらもマシン名不明・・・後ろのマシンのドライバーは現在インディで活躍中の佐藤琢磨選手
そして、遂に決勝レースがはじまりました。
シグナルがブラックアウトし、それと同時に左の壁にクラッシュした黄色いマシンが・・・
黄色と言えば、私が応援しているルノーのマシンなんですが、、、、と思いながら心配していると、クラッシュしたのはルノーのセカンドドライバーのペトロフ選手と分かり、とりあえずは一安心。
1コーナーでも事件がありましたが、私が応援しているクビサ選手・可夢偉選手・左近選手は無事にスタートをきることができました。
異次元の速さを見せ付けるレッドブルの二台!
スタートでうまくジャンプアップし2位走行中のクビサ選手!!
ザウバーのマシンを駆る可夢偉選手
ところが、開始して数週・・・観客からどよめきが・・・設置されたモニターに目をやると、黄色いマシンからホイールが外れてランオフエリア停止してる映像が飛び込んできました・・・
既に、黄色いマシン2台のうちの1台はスタートでクラッシュしているので、映像に映し出されているマシンがクビサ選手のマシンだとすぐに分かりました・・・・
ということで、スタートして数分で応援しているチームのマシンを全て失うという結果に・・・(笑)
もう、ルノーの帽子もカバンも身につけているのが恥ずかしくなってきました・・・(にわかファン的発言)
こうなったら日本人ドライバーを応援しようと思い、ルノーの帽子を被りながら、今シーズン絶好調な可夢偉選手を応援しはじめました。
スタートでうまくジャンプアップできなかった可夢偉選手は、レースペースが遅いマシンに引っかかり、なかなかペースを上げることができません。
トロロッソのアルグエルスアリ選手を猛追中の可夢偉選手
ところが数週後、ヘアピンでインに飛び込み、アルグエルスアリ選手をパスし、次に待ち構える、フォースインディアのスーティル選手もパス。
母国GPでものすごいオーバーテイクショーを見せてくれる可夢偉選手!
その後、一時は6位を走行するも、タイヤ交換義務の為、タイヤ交換後に12位まで転落しましたが、ここからが面白いレースの始まりでした。
前を走行してる、スーティル選手・バリチェロ選手・ハイドフェルド選手を次々とヘアピンでオーバーテイク!!その度に観客席からは大歓声が!!
その間に、ロズベルグ選手がクラッシュし、スーティル選手がエンジンブローでピットに消えた結果、なんと可夢偉選手が7位に!!
可夢偉選手の素晴らしい走りに観客全員が拍手してました!
そのままのペースで行けば、6位走行中のシューマッハ選手にまで追いつきそうな勢いでしたが、ここでレースが終了!
優勝はレッドブルのベッテル選手でした。
予選から決勝まで全て1位で鈴鹿を制しました。
ウイニングランをしているレッドブルチームの二台ワンツーフィニッシュ!
マクラーレンのジェンソン・バトン選手
そしてウイニングランの可夢偉選手!母国GP&大活躍ということもあってか、低速で周回してくれました。
いつもはテレビでのみ観戦していたのですが、ホンモノを見れるというのはまた違った感動がありました。また可夢偉選手がこれだけ活躍したレースを生で見ることができたのは幸運でした。
ルノーは・・・・非常に残念な結果でしたが・・・
ということで、帰りに横綱ラーメンを食べて帰ってきました。
もちろん、お持ち帰りのラーメンも2袋購入!!
可夢偉選手が活躍していく限りは、これからの鈴鹿チケットはヘアピンが一番最初に売り切れるんだろうな・・・と思いながら、帰宅しました。
車内泊などは非常に疲れましたが、初のF1観戦ということで楽しむことができました。