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NHK大河「光る君へ」、そしてアンコール「篤姫」。

共に最終回、やっと観ました。
録画して見る派なので。

平安王朝期ってーと、あんまし流行らなかったですかな。

昔から、道長とかやったら面白いのでは？と思ってたので、ワタシ的には面白かったのですが。

強いて言えば、三条帝の時期をもう少し多く描いてほしかった気がします。

一条帝の存在がデカいのは当然ですが、三条の時期も面白いんですけどね・・・。

キャラ的なことだと、藤原実資は、もう少しライバル心アリアリなイメージなんですけどね・・・

小野宮流は、道長家の九条流より本家筋だという意識を持ってたような。




さて、「篤姫」の方。

15年ほど前に一度観てるわけですが。歳喰ったせいか少し見方が変わりましたかね。



大河ドラマには、歴史ドラマを描きながらもその時の世相に合わせた主題、主眼があるものですが。

このドラマの主眼は、「家族」「故郷」といった個人のアイデンティティの大切さだったと思うのですが。

15年前は見えなかった部分も見えてきたというか、気づいたというか。

それぞれ様々な形で表現している感が違う角度で見えてきました。


ドラマに限らず本などでも、歳喰ってからだと若い頃と感じ方が変わる、違った角度で見られる、ってーのはよくありますね。

だから、考えなくても楽しめるものより、考えて楽しめるモノが楽しく味わいがありますな。


キャラ的なこというと・・・



堀北真希が、どーしても和宮向きじゃないような。

バッチリ目すぎて、皇族、お公家さんの顔じゃない〜とイメージが。
それこそ宮﨑あおいの方が顔つきとしては向いてるような。


ところで。

来年の大河ドラマアンコールは、「独眼竜政宗」だそうな。

・・・それ、何年か前にやったよね？

またやるの〜？ 違うのが見たいな〜。

どーせならミスター大河な西田敏行さんモノで、「八代将軍吉宗」とかいいのではないか？

大河本編も戦乱の過ぎた江戸時代だし。

最近の歴史番組の傾向。

大河ドラマ「光る君へ」の影響でしょう、平安時代ネタが多い。

と言っても平安文学や王朝貴族ネタばかりじゃなく、こんな反乱なども取り上げられる。
チョイ前は、源頼信とかもやってましたな。
蝦夷のアレコレとか・・・

古代史が結構好きなので、この傾向は喜ばしい。

普段だと、やっぱし戦国やら幕末やらが多いですからね〜。

ソレはソレで楽しいのですが、やっぱしそればかりだとね〜。

視聴率はあがるでしょうけど。


それでも今年は平安ネタ多いのは。

大河と同じ時代だと関心持って、見ようかな？って気になりやすいからなんでしょうねぇ。

大河ドラマアンコール「篤姫」。

楽しく見ています。


見ていて思うこと。

瑛太さん演じる小松帯刀が、大久保利通に見えて仕方ない。

当時はそんなこと、思いもしませんでしたが。

平成30年でしたか？、大河ドラマ「西郷どん」で、大久保利通やってるんですよね。

戦国とか鎌倉とか、違う時代ならばそんなこともないのでしょうが。

幕末で、しかも薩摩〜なので、どーしてもそれとかぶってしまうような。

キャラ的には、全然違うんですけどね〜。

大河ネタ続きで。

12月という変なタイミングから再放送始まった、「篤姫」。

幕末モノとしては面白い観点で、歴代でもいい作品かと。


特にワタシ的には、小松帯刀がクローズアップされてるとこが好き。

幕末薩摩ってーと、西郷さんが中心で描かれることが多く、小松帯刀はその他大勢みたいな扱いですが。


でも西郷さんって、いくら人望や能力があっても、下級武士なんですよね。

いくら異例の抜擢をされても、やっぱし下級武士には違いない。

なので、西郷さんたちがその意思を反映、実現させるには、上との間を結ぶ誰かがいないと不可能。

その中心となるのが、小松帯刀なわけで。

つまり、小松さんがいないと西郷さんたちは活躍する場すら得られないはずなんですよね。

実際、西郷さんはでしゃばりすぎて2度も遠島になって死にかけてますからね。
遠島って、死罪の一歩手前ですから。


それだけじゃないですけど、なかなか見どころのある作品かと。


なんで、この作品の見所は、宮﨑あおいが可愛い❤だけじゃないんですよね〜。

今年の大河ドラマ「光る君へ」。

平安摂関期という今までやってない時代なので、個人的にはとても楽しみにしてたんですよね。

昔から、この辺のヤツやったら面白いよな〜と思ってましたし。
できれば、藤原兼家のもう一世代前からやるとなおいいのですが。

槍や刀もってドンパチって時代ではないので、世間一般ウケは良くないかもですが。
例えば「直虎」も、合戦シーンが少ないとウケがイマイチだったようですし。



で、見始めの感想。

キャスティングがいい得て妙〜って感じ。

兼家と藤原三兄弟は、こんな感じだよな〜とハマった印象。

長男道隆は、もう少し腹に一物ありそうでもよいかな？

次男道兼が、ちょっと粗暴過ぎやしないか？って感じもしますが。

まぁ、まだ若い頃ですしねぇ。これからか。




花山天皇も、そうそうこうなんだよ〜と。

この人、後々の絡みもありますからね〜。
道兼とか、伊周とか。


一応、主役は紫式部ってことになってますし、道長と繋がる伏線として、ラブロマンス的な要素も絡めてはいますが。

お遊び程度で関係は持ったかもしれんが、アレはドラマだよね〜と。

職業選択の自由もない、宮中での出世が全てな時代、それに対するメリット抜きで、感情だけでパートナーを選ぶことはありえんので。



どんな風に描かれるか、今後の展開が楽しみですな。