神坂俊一郎のブログ一覧

先週土曜日に、宇都宮グランドホテルで、ヤナセのメルセデスフェアがありました。
20年ぐらい前に、Sクラスの発表展示会を同じ場所でやったことがあり、それに行った覚えがありましたから担当セールスマンに聞いてみたら、10年ぶりぐらいとのこと。

最初に、これ、凄いんですよ、と紹介されたのは、何故か会場に置かれたオーディオ一式。
Burmester社という高級オーディオメーカーのものだったのですが、値段聞いてぶっ飛びました。
アンプその他で1700万超、スピーカー二つで410万円つまりは、2000万を超えるものだったわけです。
いや、確かにいい音はしていましたが、何故こんな展示をと聞くと、Sクラスのオーディオを担当しているメーカーなのだそうです。
私、一度だけですが、警報の鳴る踏切を気づかずに突っ切った経験がありますから、車でオーディオは楽しみませんと言うと、セールスマン笑っていました。

流石ホテルで、飲み物とケーキを選んでくださいと言うので、紅茶とロールケーキを選んだところ、ケーキの大きさにぎょっとしました。
折角減量したのに、これは敵だと言って、また笑わせました。

でも、ヤナセで思うのですが、やはり、客層が違います。
場所が場所だったので余計だったと思いますが、来場者は、それなりの服装の上品な方々ばかりでした。
また、駐車場に並んでいた車も、Sクラスばかりとまでは言いませんが、メルセデスの他にはマセラティがあったり、レクサスLS600があったり、なかなか凄いものがありました。

折角宇都宮まで来たからと、帰りにレクサスの販売店に初めて寄ってみました。

私、車としてのレクサスは、恐らく世界一洗練されているいい車だと思います。
しかし、客層でがっかりしました。
極端な例ですが、少なくともヤナセには、普段着にサンダル履きで来る客はいないでしょう。
偶然でしょうが、私の前にそんな客が居たのです。
土曜日と言うこともあってか、お客は多かったのですが、きちっとした服装のお客は、高い車なんだから、納得するまでいろいろ聞きたいと言う感じで気難しそうでしたし、ヤナセの客のような上品なおおらかさを感じなかったのです。

ついでにセールスマンといろいろ話をしてきたのですが、レクサスは、メルセデスとは違った方向にお金をかけています。
盗難対策も大したもので、GPSで追跡されることを泥棒の方が知っているので、レクサスは盗まれないそうです。
その分、高価です。値引きも基本的にゼロだそうです。
私、そのセールスマンには正直に言いました。
「車としては、レクサスの方が上だと思います。私のメルセデスE300と、レクサスGS４５０Hは、元の値段でも同じくらいですが、ヤナセは100万値引いてくれましたから、メルセデスにしました。」
正直、今度モデルチェンジしたメルセデスのCクラスはいい車なのです。
今のE300からダウングレードして乗ってもいいなと思うぐらいのCクラスが、レクサスですと、CT200ｈと同等の価格で買えるのですから、明らかにお買い得に思えました。
そして、客層でも、レクサスは敬遠するかなと思ってしまいました。

なかなか興味深い経験のできた一日でした。

愛車も4年目となったので、法定点検を受けたのですが、意外なところでお金がかかりました。

バッテリーとワイパーブレード交換はパスしたのですが、普通のところでオイルとフィルター交換、オイルはモービルワンで8リットル、でかいエンジンですが、こんなに使うと初めて知りました。
オイルとフィルターだけで2万5千円。
それから、変わったところでは、カムシャフトアジャスターのマグネット交換、シリンダ-ヘッドのカムシャフトホールセンサーのガスケット交換、ハーネス交換もあって、こちらも部品代だけで約3万円。
工賃入れて9万を超えるところを、今まで26年間ベンツに乗っているが、いくらなんでもかかりすぎではと文句をたれた結果、〆て8万円までまけてもらいました。

普通の法定点検で8万円もかかったのは初めてでしたが、メルセデスに限らず、コンピューター化されて、正規ディーラーでないといじれないところが増えていますし、予防的交換で、新車なみの調子に戻るところもありますし、元が700万オーバーの車ですから、まあ、リーゾナブルな線でしょう。