AutoExe マスターバックブレース
初代アテンザのAT車の特権!
マスターバックブレース装着しました。
取り付け作業は、大変でした。
二度とやりたくありませんし、
外したくもありません…;
効果、体験できました。
踏めば踏むほど硬質なペダルタッチで、
制動の立ち上がりが素早くなりました。
ペダルのストローク量・速さに応じて、
けっこうリニアに効くようになるので、
シビアでピーキーだと感じるときもあります。
人によっては慣れが必要でしょう。
安心感と車への信頼感がプラスされます。
もともと「23Z」は、
純正でブレーキが強化されているので、
このパーツを装着すれば、
正直、ブレーキの効きも、コントロール性も、
ワインディングちょこっと流す&街乗りだけの人であれば、
純正パッド&ローターでも、…もはや十分だと思います。
詳しい(長ったらしい)インプレは下に記載しますので、
購入前にイメージを膨らませたい方、商品を詳しく知りたい方、
お時間が有る方はご覧くださいませ。
■■ はじめに ■■
吸気・排気・ECUなどの、
エンジン関係のパーツでパワー特性を変えても、
そのパーツの恩恵に与れる、
または使えるシチュエーションは限られ少ないです。
が、それに比べれば、
ブレーキを使う機会は遥かに多いですし、
安全・安心に大きくつながる部分なので、
このブレースを購入しました。
なにより、わたしは、
車の操作の中でブレーキングが一番好きなので。
23Zの純正の場合、
制動力の最大値と高い温度域の効きの維持に不足を感じるだけで、
他に対して不満は無いのですけれども^^
■■ インプレッション ■■
※インプレ時の仕様
パッド:純正(4万キロ使用)
ローター:純正(同上)
フルード:純正
■■ 体感できた効果 ■■
5~20km/hの速度粋で、
そっと、浅く踏む程度だと、
「分かるっちゃー分かる」レベルの小さい変化。
ペダルの “遊びの先” から少し、硬質感が出ている。
けど、変化を探ろうと意識しないと、分からない程度ですね。
でも、この微低速でも、「ドンっ!」と踏めば、
フィーリングの変化は分かりやすいです。
30km/h~あたりの制動からは、
軽く踏んだだけでも、変化は感じられます。
ブレーキペダルの「“ゴム板”を薄く」、
ペダルストロークを多少重くしたような感じに。
ブレーキで強弱の幅をつけられるようになる、50km/h以上の速度域では、
踏力を上げた場合や、踏み込む速度を上げる(ガツンと踏む)と、
装着の効果は明瞭になります。
強く踏めば踏むほど、
ペダルから伝わってくる剛性感が増す感じ。
ペダルの横幅が広くなったような、
そんな印象が伝わってきます。
100km/h付近での高速(道路)での制動は、
『おおっ、違うわ、これ…!』
と感じられるほど、
踏み始めから制動力の“立ち上がり”が強く、速いですね。
という感じなので、
街乗りレベルでの速度域だと、
急ブレーキ以外、このパーツの恩恵には、あまり与れないです。
でも、制動力の【立ち上がり】が良くなったので、
“安心感”は増しました。
また、住宅街での一時停止が多いエリアなどの、
ストップ&ゴーを繰り返すところでは、
装着による効果は感じやすく分かりやすいですし、
歩行者、自転車等の急な“飛び出し”に対して、
ペダルの反応に制動力が即座に答えてくれるので、
【安全性】も高まっているかと思います。
と言いましても、
ブレーキの 【最大制動力値】 が変わるわけではありません。
…が、上記のとおり、
このパーツの効果は、
効きの “過渡期” の変化です。
純正(パッド&ローター)の場合、
『ドンっ!』と踏んでも、
コンマ0.5秒遅れて「ダラ…」と効いてくる感触なのが、
ブレース装着後は、
『ドンっ!』と踏むと、
コンマ0.2秒ぐらいで「ぐふ!」と効きます。
よって、ABSの効き始めは、
純正より “意図的” に速くできます。
逆に言えば、悪路によっては、
ABSの介入が早まります。
踏んでいるときのフィーリングの変化を例えると、
装着前…やや固めの「低反発まくら」を踏んだような感じ。
装着後…その低反発まくらの中に、「薄い木の板」を入れたような踏み心地。
…うまく例えられないのですが(苦笑)、
つまり “速く、かつ踏み込むほど”、
ペダルフィーリングが硬質に変化しているのが分かる。
という感じです。
ABS作動時のペダルフィーリング変化は、
未装着が「ッンゴゴゴゴ!」という感じが、
装着によって「ッンガグググ!」
……見たいな感じになります。
コントロール性(ペダルの踏み方と実際のブレーキの効きの関係)が変わったので、
踏み方を少しアジャストする必要はありました。
ただ、色々、踏み方の強弱を試しつつ慣れれば問題ないかと。
整備手帳に記載しましたが、
取り付けは、かなり困難で、
決して、【お手軽なポン付けパーツ】ではありません。
取り付けに苦労した割りに、
劇的な変化を体感できるものでもありません。
ですが…、
法定60km/h~走行可のワインディング、バイパス。
高速道路。
一時停止の多い住宅街。
では、効果を感じやすいですし、
【安心】/【安全】を買えると思えば、
コストパフォーマンスは低くないかと思います。
■■ 幾つかのデメリット(不満点など) ■■
●製造品質が “雑”
・本当に見えるところしか、クリアを吹いていない。
・製造環境が悪いのか、“鉄粒”が多く付着している。
うるさい消費者なら、
取替えを要求したくなるほどの、
見た目での品質は悪く、品質管理が雑です。
※取り付け精度には、問題ありません。
※気になる方は、「フォット・ギャラリー」の
『【残念すぎる】 AutoExe マスターバックブレース』をご覧ください。
→http://minkara.carview.co.jp/userid/1879928/car/1403699/3677674/photo.aspx
●ペダル “リリース”の変化
「踏み込む」のは、
意図したとおりに効いてくれるようになったので、
すぐ慣れるんですけどね。
“リリース”に関して最初のうちは、
リリースの「タイミング」と「速度」の感触が掴み辛いかな…と。
良くなったのか、悪くなったのか、
すごく微妙です。
というか、個人的には、
「荷重の後方への戻し方」が、
ややシビア……ピーキーになったような印象です。
ターンインで、
繊細にリリースコントロールしないと、
意図したものではない荷重の動きになり、
挙動が乱れます。
●車体のフロント部の“剛性”バランスに、若干の崩れ。
右フロント(運転席側)だけ、如実に剛性が上がった。
逆に言うと、左フロントの剛性が下がったようなフィーリング。
ゆえに左コーナーは、踏ん張りに“硬質感”があるのに、
右コーナーは、“砕けて”、コーナリング中に“突っ張る”感じに…。
さらに言えば、
ボディ・センター部の剛性も不足しているようなフィーリングに…。
このブレースは、
バルクヘッドとアッパーマウント横を斜めに繋げますが、
それが運転席側だけなのが…原因でしょうね…。
右フロントだけ、剛性値が上がっているようです。
この“斜め”の部位って、
…剛性において、“効いちゃう”んですよね…。
対策、考え中です。
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お暇でしたら下記もご覧ください
【観察してみよう】
→http://minkara.carview.co.jp/userid/1879928/car/1403699/3677632/photo.aspx
【取り付け…EGルーム編】
→http://minkara.carview.co.jp/userid/1879928/car/1403699/2482086/note.aspx
【取り付け…室内編】
→http://minkara.carview.co.jp/userid/1879928/car/1403699/2482210/note.aspx
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