パネル黄木目化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
さすがに4回目の車検が近づいてくると大きく「Change! 」したくなりまして…木目塗装に挑戦してみました。
まずはオークションで材料を集めて…パネルを400~600のペーパーで足付け、軽くプラサフを吹いてからベースカラーを付けます。
ネットで集めた情報だと黄色か白が多いようです。
私の場合薄め&明るめにしたかったので白系(ベージュ)を塗りました。
ベースが黒なので一発で発色するか不安だったので一応下地に白を入れています。(写真は白)
2
ベースカラーが乾いたら、水を弾かなくなる程度まで軽く600~800のペーパー掛けを行い、水性絵の具ベースの謎の液体で模様を付けます。
これもネットの情報に習い、水性絵の具にガソリン水抜き剤と界面活性剤(私の場合はメガネの曇り止め)と水を混ぜました。
水性絵の具を水抜きで薄めると粒状になってしまうので、水で溶いてから水抜きと界面活性剤を入れました。
果たしてこの材料が全部必要なのかはわかりませんが…
分量としては絵の具(こげちゃ)を1として、水5、水抜き3、界面活性剤1…ぐらいでしょうか……色を見ながらかなり適当です。
まぁ…リアルを追求すればムラも大事ですから(笑)
ちなみに…写真の絵柄はそれなりにリアルだったのですが規則正しすぎて面白みがないのでその後変更しました。
木目もネットからの情報で、粗めのスポンジで叩くようにつけたり、筆でササッと書いたりで、一番楽しめる作業です。
3
乾いたらスプレーニスを塗ります。色はチークを使いました。
メッチャ垂れます…
ずーっと気になっていた観音開きBOXのフタも今回は塗りました。
シボが消えるまで600位のペーパーをかけてから作業開始しました。
平面なのでかなり塗りやすくイイ色が出ました。
4
一気には出来ないので日を変えて作業したり、垂れやすいので複雑な部分は何度にも分けて塗ったりしたので…色がバラバラです…
結局観音開き部分に色合わせすることにして、他は全部イチからやり直し(>_<)
ニスは表面がメッチャ硬いので、剥離が面倒だと思いイチかバチか足付けだけしてこの上からベース塗料を吹いてみたところ割れもなくちゃんとのりました。
5
新しくオープンしたホームセンターを見ていたら、「パインイエロー」なる色を発見!
濃くなってしまう複雑な形状の部材はベースにパインイエローを濃いめに塗ってからチーク上塗りで調整して仕上げました。
色が決まったら、クリアを厚めに塗ります。
私の場合、クリアだけで3層塗りました。
6
乾いたら2000のペーパーで磨いたあと、コンパウンド掛けしてワックスを掛けて完成です。
目指した観音開き小物入れのフタの色より全体明るく(黄色っぽく)なってしまいましたが…素材の違いもあると言うことを言い訳にして気にしないようにします(笑)
7
車に付けたところ。
ずいぶん雰囲気が変わりました!
私の場合ほとんど塗装の経験が無いのでとても苦労しました。
実際には何度も失敗していて、完成まで3ヶ月位(それでもまだ一部小物は製作中…)かかってしまいました。
挑戦する人は、とにかく焦らないで!
○作業のポイント
1.ラッカー塗装のポイント
ベースは多少ムラがあってもOKです。
木目付けの前にペーパー掛けするのでその時に下地が出ないよう注意!
私はこれで何度もやり直しました。
また、充分乾く前にペーパー掛けすると表面がシワシワになって取り返しが付かなくなります。(下地が出るより最悪…一旦剥離の必要有り。もちろん経験済み(笑))
2.木目付けのポイント
濃い木目に・濃いカラーしたいときは下地をなるべく残さず上塗りなどで濃淡を出す。
逆に薄い木目・薄いカラーにしたいときはベースカラーを見えるようにする。結構飛び飛びの木目でもニスを塗るとそれなりにリアルになります。
濃淡は必ず付けましょう。
リアルにするには規則性と不規則性の混在がポイントです。
木目作業を続けると、そこら中の木目ばかり目に入ってきます(笑)
3.ニス塗りのポイント
ものすごく乾きが遅く、垂れます。
乾かすときも垂れにくい向きに置いておかないと垂れます。
吊して乾かすとかなりの確率で垂れます。
はじめはのりにくい所からとにかく薄く、何層にも塗ることが大事。
但し「次でラスト」という時に厚塗りしないとツヤが出ません…
層を増やすと濃くなるので、ベースに薄い色というのも手かも…
ニスは1日位じゃ乾きません。うす塗りで1.5~2日、厚塗りしたら3日以上経ってからペーパー掛けします。
クリアの前にも1000程度でペーパー掛けした方がツヤは出やすいみたいです。
クリアは垂れるギリギリまで厚塗りした方がツヤは出しやすいですが、垂れないように慎重に!!
当たり前ですが風の強い日は作業しないように…
それと湿気が多い日もニスが乾く際に曇るのでやめましょう。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( 塗装 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク