みなさん、明けましておめでとうございます!
新年早々、コンピューター業界がとんでも無い事になりましたね~
日本のマスコミは全く?報道していませんがww
知らない人もいらっしゃると思うので、ちょっと騒動の簡単な概略を・・・。
※)自分的には、あくまでも中立的に、自分なりに集めた情報を脚色せず、書いているつもりですが、そもそもそのソースが100%正確とは限らないですし、元々、AMD贔屓(とは言え、この騒動が起きるまではintelをメインで使用していました)なので、intelを信仰(信用や信頼ではない)している人は、精神衛生上、読むことはお薦め出来ません。
新年早々、intelのCPUにバックドア(セキュリティーホール)があることが発表されました。
しかもCPUのモデル限定ではなく、Coreアーキテクチャの根幹部分のバグなので、
なんと1995年のPentiumPRO以降のintel製CPU全てにある欠陥との事です。
そのintel CPUの固有の欠陥は、メルトダウンと命名されました。
同時に、スペクターと命名されたセキュリティーホールも見つかりましたが、
こちらは、対応は難しいですが、CPUにはよくあるエラッタ程度のものなので、
BIOSの更新やOSのアップデートで対応出来、それらの対応をしても、CPUのパフォーマンスには殆ど影響がない(落ちても誤差範囲)との事です。
しかし、メルトダウンに関しては、専門家も「CPU史上最大の欠陥である」と言うほど、やヴぁいものだったりします。
このメルトダウン、BIOSのアップデートとパッチ等の修正対応は、スペクターよりも簡単らしいのですが、
それらの対策をすると、最大でCPUの処理速度が平均30%低下するとの事です。
まだ正式なパッチや対策BIOSも出回っていないので、最終的にどれだけ処理速度が低下するかはまだわかりません。
一般的な利用の個人PCなどでは、「殆ど変わらない」とか「落ちて5%程度」なんて言う人もいますが、
特定のソフトやゲームで「30%落ちた」との報告もあったり、「パフォーマンスはあまり変わらないけど、CPUの使用率が爆上がりで発熱が凄くなったのだが・・・」なんていう報告をしている人もいます。
ちなみに、スペクターの方は、intelだけでなく、スマホやタブレットに使われているARMや、intelのライバルであるAMDの方も影響があるそうですが、AMDに関しては、Googleが徹底的にテストをしていますが、今のところセキュリティを突破出来ていないそうなので、大丈夫そうです。
※)ARMの一部の最新チップにもメルトダウンがあるとの報告もあります。
でも、この問題で本当にやヴぁいのは、個人PCよりもサーバーだったりします。
サーバーの場合、処理速度の低下が30%どころではないなんていう報告が出ているようです。
機種によっては50%低下したなんていう報告も!
現在、世界で使われているサーバーの90%は、intelのXeonサーバーなので、
ある日突然、全世界のサーバーの処理能力が50%~70%になってしまうのです。
かといって、サーバーには、企業の重要な秘密や、国家や自治体の機密、ショッピングサイトの場合は顧客情報やクレジットカードのナンバーが保存されていたりするので、
処理速度の大幅低下を覚悟して、パッチ対応せざるを得ません。
んで困ったことに、メルトダウンのパッチ対応は、あくまでも問題の応急処置でしかない事です。
ハードウェアの穴(欠陥)を、ソフトウェアで塞いているだけなので、
悪意をもったハッカー等が、いずれ破ってくるでしょう。
もちろん、パッチはどんどん強化されていくでしょうが、イタチごっこです。
また今後、それらのパッチによりエラー等が発生したり、さらなるパフォーマンスの低下が発生する可能性だって無いとは言えないでしょう。
なので、完全な対応をするには、intel以外のCPUに交換するしか今のところありません。
Coreアーキテクチャの根幹部分(分岐予測)のバグな為、intelのCPUに関しては、
完全な新アーキテクチャの新型CPUにしないとどうしようもありません。
CPUを1から設計し、生産までこぎつけるには、普通4年ほどかかるそうです。
どんなに速くても、3年はかかるのではないか?なんて予想している人が多いようです。
なので、個人ユーザーの対応としては、以下のようなパターンが考えられます。
1:AMDのCPUに変更する(当然、マザーボードの交換も必要ですし、メーカーPCやノート等は買い替えとなります)
お金は一番かかりますが、手っ取り早く、その後、今回の問題に煩わされなくなります。
※)AMDにも別の深刻なセキュリティーホールが見つかったら別ですがw
2:そのまま無視してパフォーマンス優先!ノーガード戦法でいく。
まあ、悪意を持ったハッカーも、あまりお金にならない一般人の個人PCよりも、企業サーバー等を優先して狙うでしょうし。
但し、仮想通貨のウォレットを持っている人や、株のオンライン取引をしているような人はやめておいた方がいいんじゃないか?と個人的には思います。
すでに某国により、世界中で仮想通貨のウォレット被害が出ているとの話も・・・。
3:intelやマザーボードメーカー、OSメーカーを信じ、BIOSのアップデートとOSのアップデートで対処し、パフォーマンスの低下は我慢する。
一般的な個人PCなら、これでいい気がします。
ただ、一般人がBIOSのアップデートが出来るとは思えないのですが・・・。
てか、BIOSの存在すら知らないのでは?(^^;
但し、今後のパッチの更新等で、更にパフォーマンスが落ちる可能性もありますし、
パッチとの相性で、いきなり起動不能(Win10のブルスク等)になる可能性があります。
※)実際、今回のWin10のパッチで、AMDのAthlonが起動不能になるという問題が発生しました。この件に関しては、すでにMicrosoftがAthlonにはパッチを適用しないように修正したらしいです。元々、Athlonにはパッチがいらないので、intelのとばっちりと言えると思います。
とまあ、騒動の概要はこんな感じです。
まあ自分も詳しい専門家ではないですからねー
ただの自作PC好きで自作PC歴が長い、素人ですから、間違えた解釈をしている可能性もあります。
気になる人は、ご自分で情報を集め、ご自分でどうするか判断して下さい。
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以下は、自分の邪推が強く含まれていますw
〇Googleがメルトダウンについてintelに警告したのが去年の6月。intelのCEOが11月に最低持ち株数以外の株を全て売却。正月に今回の問題を公開。intelは否定しているが、インサイダー取引の匂いがプンプンします。実際、今、専門機関の調査が入っているようです。
〇6月に警告を受けたのに、その後知らん顔して、skylake-XとCoffee lakeを発売。自分も25万の7980XEと14万の7920X、10マンの7900X、5万の8700Kを購入してますよ!!ヽ(`Д´)ノ
しかもこの脆弱性、intelはとっくの昔から気づいていたらしい。
ようするに10年20年、「バレなきゃ大丈夫」的なスタンスで高価なCPUを売りつけていたんじゃないか?なんて予想している人多数。
〇intelは昔から、大企業とは思えないようなエゲツない商売をしているイメージ。
intelは過去、一時的にライバルのAMDにCPUの性能で抜かれた事があります。
intelがpentium4、AMDがAthlon64を出していた時です。
その時にintelがAMD潰しにやった方法→小売店やPCメーカーに、「うちのCPU以外のものを搭載したPCを売ったら、もううちのCPUを供給しないよ!」と脅しをかけた。
もし本当なら、独占禁止法違反。
〇intelは、政治献金等のロビー活動に強く、バックもイスラエルのユダヤなんて言われています。また、広告等にも大金をつぎ込んでいる為、政府や業界団体、マスコミも基本的にintelは叩きません。
なので、あまりPC業界にドップリの人の記事や、マスコミの報道はそのまま信じない方がいいと個人的には思います。
自分なりに情報を調べ、書いている記事がintel擁護ではなく、中立的なもののみ、信じた方がいいと思います。
〇親友のプログラマーにも話を聞きましたが、ソフトウェアによる防壁は、ソフトウェアでいつか破られる可能性があると言っていました。
〇すでに某国のサイバー攻撃隊が、このセキュリティホールを利用して、暗躍中との噂。
〇そもそもこのセキュリティホール、ユダヤかCIAあたりがintelに頼んで仕込んだものなんじゃないか?なんていう邪推もされてたりw それがとうとうgoogleにバレて公開されただけ・・・なんていう話もw
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結局自分は、7900Xは殻割失敗(それでも全コア4GHzで問題なく動いていたけどねw)してるので破棄、7920Xと8700KのPCをバラしました。
今、うちで稼働しているintel PCは、7980XEな水冷PCと、Surface3だけ。
7980XEは、しばらくは基本的にオフラインにして様子見中です。
なので、AMDのThreadripperなPCを増やしました。
現在、1950Xで水冷PCを、1920Xと1900Xで簡易水冷PCを組みました。
今週中にRyzen7 1800XのminiITXなPCも1台組み上げる予定です。
今年はAMDが大攻勢ラッシュなので、もう今年はAMDのみでいいかな?なんて思いはじめています。
7980XEに使用している、メモリやSSDも別のPCに移植して使用するかも知れません。
2018年のAMDの大攻勢
自分は元々AMD贔屓だし、ThreadripparやRyzen7も使用していたので、殆どのPCを、早急にAMDに移行しましたが、今はあまり移行時期ではないと思います。
今春発売されるZen+ベースのRyzen7は、性能的にパッチを当てたintel CPU以上の性能になるんじゃないか?と予想されているので、それらの発売を待った方がいいと思います。
エンスーなPCが好きな人は、今年後半(去年の8月にThreadripperが出たので、今回も8月か?)に出る、Zen+ベースのThreadripperを狙った方がいいと思います。
そんなわけで、今春発売されるZen+ベースのRyzen7を待ちつつ、現在のintel PCにパッチを当てて使い続け、情報を収集し、判断するのが、一番利口なのかな?なんて私は思います。
ちゃんとBIOSのアップデートとOSのパッチ当てをしていれば、少なくとも春まではセキュリティ的にも問題ないでしょう。
時間が経てばたつほど、リスクが上昇していくと自分は考えていますが、杞憂の可能性もあります。
でも、精神衛生上、そういうPCを使い続けるのは嫌だし、intelのやり方にはいい加減腹が立ったので、自分はとっととAMDにメイン環境を移行したわけです(,,゚Д゚)∩
今はまだパニックになったり、焦る必要は、個人PCユーザーには無いと思います。
ただ、企業サーバーは今、大変なんじゃないかな?(^^;
正月早々、SEさん達、大変なんだろうなあ・・・。
いくら自分のPCのセキュリティをガッチリ強化しても、使用しているショッピングサイト等から、パスワードやクレカ番号が漏れる可能性の方がずっと高いような気がします(´・ω・`)
今はそういったサーバーに、個人情報を登録したりしない方がいいでしょうし、
すでに登録してある情報も、削除が可能でしたら、削除したほうがいい【かも】知れませんね。
あと、クラウドサーバー等も、個人情報は置いておかない方がいいんじゃないかなー?
なんて自分的には思います。
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おまけ
現在のうちのThreadripper PC達
●1950X
●1920X
●1900X
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あ!みんカラだし、最後にちょっとだけ車ネタを・・・
MF GHOST面白いね!!頭文字Dとの繋がりが深い作品なので、頭文字Dファンなら楽しめると思います。
しかも、86と718ケイマンSが活躍しそうなよかーん(●´ー`●)
「718ケイマンSを買って良かった・・・」と思ってしまったw
http://yanmaga.jp/contents/mfg
祝)86 300kmオーバー
ようやく突破しましたね^^
https://motor-fan.jp/article/10002303