目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
SAIも3年5万キロ経過しました。今回足回りのリフッレッシュと、ずっと希望してきた乗り心地の向上でサスペンション一式を交換しました。
かねてより18インチタイヤの硬い乗り心地に馴染めず、タイヤはインチダウンし18インチ45扁平から17インチ55扁平に、銘柄もBSレグノにして、だいぶ改善はされていましたが、ついにサスにも手を出します。サスはこれまで興味が無かった分野で、全くド素人です。「減衰力」「バネレート」「単筒・複筒」・・・??さっぱりの言葉に困ったものの、何とか調べあげました。興味の出たものには勉強もはかどります。
2
求めるのはローダウンの見た目とかシャープな走りとかでなく、マイルドな上質の足です。数少ないSAIのパーツから、要求を満たせてくれそうな「TRDスポルティーボ」「KYBエクステージ」の2つに絞られ、ここからは結構長らく悩みました。
TRDはスプリングの「SASC」なる技術がショックの性能を引き出して素晴らしいらしく、評判も上々のようだったのに対し、KYBは評判などの情報が見当たらず、多少の不安はあったものの、こちらのスプリングもSASCが採用されてるとわかって、さらにTRDでは固定の減衰力も細かく調整できるし、エクステージブランド自体、上質プレミアムなコンセプトで、SAIも専用に開発されたものなので、期待してKYBに交換することにしました。
3
前後ショック・スプリング一式で7万円強、工賃は2万+税でした。車高はカタログ数値で前が26mm・後が16mm下がります。ただしタイヤは純正の215/45R18で外径は650mmに対し、今履いているのは、215/55R17、外径は668mmなので単純に車高は純正より9mm程度上がっています。なので数字上では前が17mm・後が7mmのダウンとなります。見た目では言われないと(言われても)下がったとはまず気付きません。
4
交換後、リアはトランクのサイドの内張りを剥がすとショックの頭が見えます、簡単に手が届き、先端の減衰力調整ダイヤルも指で簡単に回せ、調整ができます。リアは内張りを浮かしてさえおけば、前後4本の調整はトータルでも1~2分でできます。
5
フロントはショックの頭が若干奥こまったところにあり、手は入るものの、減衰力ダイヤルを回せるほど力を入れられないスペースなので、オプションで「ダイヤルアタッチメント」を取り付けます。これなら指1本でも回せます。左右分で3千円しますが、調整するなら必需品です
6
さて、肝心の乗り心地ですが、交換した効果は確実に出ています。すでにタイヤを変えた効果は出ていたものの、さらに段差を越えたときの衝撃・音はマイルドで、何より凸凹の路面を走っているときは段差を跳ねてバタついていく感じでなく、タイヤが磁石でくっついているかのように路面に確実に置かれて走っているのがよくわかります。特にリア側が違いがわかります。でも車内への衝撃は和らいでサスが頑張ってるなという感じがよくします。
減衰力は一番ソフトでもフワフワせず、一番ハードでもガッタガタではありません。走りを求めるサスではありませんが、クルマのキャラクターに合った上質感・しなやかさなのに走り反応は犠牲にしていないと個人的には感じました。
減衰力の調整はこれから。ろいろなシーンで走って納得のセッティングを見つけていくのが楽しみです。まだ導入したばかりなので未知の部分がありますが、満足しています。一方のRTDも気になるところで実際に比べられないのが残念ですが、こちらでも充分の性能です。純正18インチタイヤでの乗り心地は結局わかりませんが、効果は充分見込まれると思います。安くない買い物ですが、導入の価値はしっかりあります。
7
10/19初高速試走しました。
今回の減衰力設定は32段階のうち一番ソフトからハード度方面へ10段目へ合わせました。
以前より騒々しさが減り滑らかな感じです。気のせいかもしれませんが若干ノイズが軽減したような気もします。でもソフトだからといって浮いたような不安さや酔うようなふにゃふにゃの揺れは無く、タイヤはしっかり路面を捉えて路面状況が伝わって、ハンドル反応もいいです。
今度はハードにしたり、家族乗せたりしたいですが、自分が助手席や後部座席に乗ってみたいです。
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