AMGパドルシフター取り付け【自力編】後編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
概要などは「AMGパドルシフター取り付け【自力編】前編をご覧ください。
AMGパドルシフター取り付け【自力編その1】ではステアリングパーツの取り外しまでを説明しましたがここからが本番の取り付け作業です。
まず、画像赤枠のカプラー(パドルシフター用)を取り外してください。
次に緑枠のネジを外してください。
画像では黒のネジですが、ベンツ純正パドルのネジはシルバーのトルクスネジですのでご注意を!
これで純正パドルシフターが取り外せます。
2
次に第二の難関、ステアリング加工です。
ステアリングを加工するにあたって、穴を広げるためにステアリングを削る必要があります。
もちろん失敗はできませんので慎重に丁寧に加工してください。
また、加工時はステアリングを付けたままでも作業はできますが、ステアリングを取り外したほうがやり易いので取り外したいという方はセンターロックを外して、ギア位置を確認の上、取り外しを行ってください。(ギア位置がずれていると当然ハンドルセンターが残念なことになります。)
ちなみにこちらが加工後の画像です。
おもに固定するナット穴を中心としてAMGパドルがはまるように溝を広げていく作業です。
特にステアリング外側は純正とAMG製の形状が異なっているため、ガリガリ削る必要がありますが、削りすぎると大変なことになりますので少し削っては当てはめてみて、を繰り返し行ってください。
また、左右の削り幅や削る深さが異なっていると押したときのフィーリングが変わってきてしまうので必ず左右対称になるよう、丁寧にかつ繊細に大胆に、を心がけてください。
3
加工できましたら実際にパドルをステアリングに取り付けていきます。
まず、画像緑枠の穴から配線を通します。
次に本体をステアリングに取り付けてビス止めを行いますが、ビスは純正のものではサイズが合わないため、AMGパドル用に用意する必要がありますのでご注意ください。
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パドルをステアリングに取り付けれたら次にパドルシフターのカプラーに刺さっているコードの位置を変えていきます。
パーツの製造年によってカプラーに刺さっているコードの位置が違うようで、自分のものはそのままの位置では反応しませんでした。
そのため、ベンツ純正のカプラーと見比べてコードの位置を付け替えました。
画像が左パドルの付け替え後のコードの位置です。
W176型の場合、おそらくすべてこの位置で問題ないと思います。
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そしてこちらが右パドルのコードの位置ですのでご参考に・・・
コードの位置を修正したら元のカプラー位置へ差し込んでください。
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そして配線を元のように整えます。
あとは取り外しと逆の手順でパーツをはめてください。
エアバッグはカプラーを差したあと、両端のバネツメに合わせてはめ込んでください。
この時、誤ってホーンを鳴らさないように注意してください。
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完成写真です。
うん、カッコ良い!
ここまできましたら最後に動作確認をして、作業終了です。
お疲れ様でした!!
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ちなみに・・・(おまけ)
最初のエアバッグの注意を怠ると、こうなりますので気をつけてください。
こうなってはディーラーか整備工場でしかフォルトは消せませんし、ディーラーでは何を言われるか保障できません(笑)
以 上!
もし皆様のお役に立てればW176型仲間として幸いです。
(もし参考に役に立てていただきましたらコメント入れていただけると飛び跳ねて喜びます。)
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