フロントキャリパーオーバーホール

2月に「現状販売、保証無し、納車整備無し」で格安購入したJB5ライフ君。
3月末に車検を通す為整備しているとブレーキキャリパーのダストブーツが膨らんでいるのを発見。
「どうせエアーでも噛んでて膨らんでるだけだろ…」
と思い極細ドライバーでブーツのフチを捲ると…

ドピュッ… っとエッチな音を立ててブレーキフルードが飛び出してきましたΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ

ピストンシール確認しましたが異常は見られなかったのでブーツ内のフルードを除去して終了…。
制動力などはブレーキテスター上は基準値内だったので「反対側のキャリパーピストンが固着気味だったのでそれで圧力が掛かりすぎてピストンシール越えたのでは…？」と思慮しました。

それはそれで精神的に良くないし、JB型ライフやゼストのお約束の深くて効きの弱いブレーキが嫌なので新品ASSY交換…は高すぎて。
というわけでネットでOHベース品を購入しました。

幸い、職場でパーツ検索が出来るので必要なパーツをピックアップして近所のホンダパーツへ。
部品番号が解れば近所のパーツさんは売ってくれるのでちょっと割高ですが会社を通すより手間が省けて楽です(((
OHベース品はピストンやダストブーツ類は付属していないので下記の物を注文しました。
◉ピストン
◉キャリパーオーバーホールキット(「シールキット」で販売されてます)
◉ブリーダープラグ(キャップは再使用します)

そして気づく「パッドのガイドシム注文してない…」また部品番号調べるも面倒臭いので再使用します。

中はすでにグリースアップなどしてあるので組み付けるだけ。
外見が綺麗なのは耐熱シルバーが吹いてある為です。

見栄えはいいけど熱で定着するので手についちゃう…。

ピストンシールとダストブーツをキャリパーに組み付けてピストンと合体。
実はエアツール無しでピストンを組んだことが無いんですよ…。
悩んだ結果、パンク修理キットのエアーコンプレッサーを使って組み付けました。吐出圧力程よく弱いのでやりやすいですね。

もう一個も同様に作業して終了。
GWに前後ブレーキパッド、ローターを交換するのでそれまでは保管します。
欲をいえばマスターシリンダーも交換したいけどタイミングベルトも交換するから我慢します…(((

ブレーキは制動装置なのでオーバーホールは勿論、分解整備に該当します。
というわけで専門知識が無い方が記事を読んでチャレンジしても責任は持てませんので詳細はあえて書きません。
車は走る凶器です、認証を受けた整備工場に依頼しましょう。