
こんばんは☆
先日のスプリングGPで判ったこと…
やっぱりスラダンは必要…(-_-)
スプリングGP4回出場し、おいらは前後スラダンなケロちゃんとフロントリジットなこみはるを2回ずつ走らせてみたけど、こみはるはとにかくデジタルカーブでの減速が酷かったんですよ…( ´△`)
来月から開催されるジャパンカップ2015はデジタルバンクというさらに減速が間逃れないセクションがあるだけに、今回こみはるも前後スラダンにすることにしましたι(`ロ´)ノ
おいらの周りでもジャパンカップに向けてスラダン配備しようと考えてる方がちらほら…
てなわけで、今回はおいらのスラダンをちょこっとだけお見せしようかなと…(ノ´∀`*)ハズカシイ
口で説明するのがめんどくさいので今回公表しますが、スラダンも自作して研究すること約5か月…基本的にはおいら独自の理論ですのでこれはあくまで参考程度にしといてください…f(^_^)(笑)
ちなみに現在のマシンにはおいら独自の理論に、さらに速い方々から教えてもらったとっておきな技術も導入していますが、それは秘密とさせていただきます…( ̄▽ ̄)(謎)
そんなこんなでコテツファクトリーの自作スラダンをご紹介( ^∀^)
おいらは会社でスラダン治具が作れるので、治具を使ってスラダン制作…(爆)
一番重要なのは長穴の精度ですが、治具が無ければホームセンターとかで鉄板買ってきて長穴開ける部分にネジと3ミリ真鍮カラー入れといて、両端に鉄板を挟み込んでやればよいと思います(゜∇゜)
今回は以前作ったバネフタ無しスラダンを改良させることに☆
以前作ったこのスラダンは1.5ミリ直カーボンに2ミリラメ直カーボンを貼り合わせた3.5ミリ厚にして作ったのですが、直カーボンの幅が7ミリに対してバネの径は5ミリ…
そうなると直カーボンは量端1ミリずつしか残らないんで強度が非常に低い…( ´△`)
同じように作ったケロちゃんのフタ無しスラダンは度重なるクラッシュによりバネ受け部から破損、直カーボン仕様のフタ無しスラダンは反ってしまい動きが非常に悪いので使ってなかったんですよ…(-_-)
ですので今回は補強の意味合いで上にフタを貼るとともに、バネをちょこっと加工してみました(  ̄▽ ̄)ノ
純正バネの端を広げて電動ドリルにセット、んでドリルを逆回転させていくと…
5ミリ径なバネが4ミリになりました( ´∀`)
これなら7ミリ幅の直カーボンにバネの穴を開けても両端1.5ミリずつ残せるんで強度も増すことができるんですよ♪
さらにはバネ径を変えることによってバネレートも変わるため、同じバネでも自在にセッティングを変えることができます( ^∀^)
今回は土台にAR用リアマルチカーボンを2枚重ねな3ミリ厚で制作、ローラービス頭が出る可動域部分は4ミリのリーマで掘り込んでみました☆

AR用リアマルチに直カーボンの穴を合わせると、マルチ側には前後にあいた二つの穴の間に来ちゃうんですが、そこは二つの穴を埋めて補強してから直カーボン側の穴と同一線上に穴開け直しています(゜∇゜)
ちなみに画像を見てお判りかと思いますが、コテツファクトリーでは習動面にわざとキズを付けてグリスが残るように加工してますよ☆
これはコテステのエンジンボアアップをした時に見た、シリンダー壁面にオイル溝を作るホーニング加工からヒントを得ました(  ̄▽ ̄)
グリスを残すってのもありますが、面接触より点接触のほうが摩擦は低いっていう意味合いもありますからね♪
あとは3ミリ真鍮カラーを動きとガタを見ながら厚み調整…
3.5ミリ厚で作れば3.5ミリ+αにすればいいんですが、これが長穴の出来によって変わってくるので、なにげにコレが一番大変…( ̄▽ ̄;)
0.01mm違うだけでも動きが変わってくるだけに、コレは何個も作って一番最適なカラーの厚みを見つけるのが重要だと思います(汗)
カラー厚みが決まればグリスを塗ってロックナットで締め付ければ完成☆
以前は軽さにこだわってアルミロックナットを使用してましたが、あれだとすぐ緩んでしまうので、ココだけはフツーのロックナットを使用してますよf(^_^)
重量的にもココだけなら大して変わりませんからね( ´∀`)
んで、たぶん一番大事なのがグリス選定…
どれくらいの固さがよいのかは正直おいらもよく分かっていませんが、ミニ四駆のスラダンはグリスが「減衰力調整」になるんですよね…
そもそも「スラダン」って略さず言えば「スライドダンパー」のこと☆
商品名のごとくスラダンって「ダンパー」なんですよ(゜∇゜)
おいらも最初は分からず長穴あけてバネ入れて左右に動けばよいと思ってたんですが、それはただの「スライドバンパー」ですからね…f(^_^)(笑)
ダンパーってことは車のサスペンションと同じように「減衰力」が重要になってくるんです☆
バネは同じでもグリスの種類で特性は大きく変わってきますからねΣ(;゜□゜)
硬いほうが良いのか柔らかいほうが良いのかはマシン速度やコースレイアウトによってさまざま…
いちおおいらは自分の持ってる山チャリを参考にしたスラダン減衰力にしています☆
おいらの山チャリサスペンションは基本のバネレートに、縮み側と戻り側の減衰力が独立調整…
とりあえずは自分の身体で体感してきた調整具合をミニ四駆のスラダンにフィードバックさせています(゜∇゜)
ちなみにミニ四駆のスラダンでも縮み側と戻り側の減衰力は独立調整できるんですけどね(  ̄▽ ̄)(謎)
そんなこんなで先週末は宝島の大会に出場してきました☆
店舗主催レースではこのレイアウトに右奥コーナー手前にウォッシュボードが配置…
こみはるライトダッシュで挑んだものの、一位完走したのに他の二台が絡むコースアウトで何故かおいらも走行妨害再レースになってしまい今度はコースアウトして予選敗退…(-_-)
おいら的には納得いかず、これでかなりやる気が無くなりましたがその後は宝島常連さん主催のチャリティーレースに出場することに…f(^_^)
このレースでは手前テーブルトップ着地が3枚から2枚となり、ちょいと厳しいレイアウト…( ̄▽ ̄;)
案の定、こみはるライトダッシュでTTカタパルト発射で予選敗退となりました(笑)
今回作ったスラダンの減衰力セッティングがまだまだのようですね…( ´△`)
んで、その後は有名なチャンピオンズさん達が主催するレースに出場☆
チャンピオンズさんは店舗レースでは次元の違う速さで走られていましたΣ(;゜□゜)(驚)
チャンピオンズさん主催のレースではさらにレイアウトが変わってTT着地4枚にウォッシュ無しという超高速レイアウト…( ̄▽ ̄;)
今日のこみはるじゃもうダメなので、ケロちゃんハイパーダッシュプロで挑んでみましたよι(`ロ´)ノ
チャンピオンズさん主催レースは公式大会みたいに並んだ順にレースを行うというルールΣ(;゜∇゜)
しかも勝てば薄紙がもらえます( ´∀`)(爆)
このやり方は初めてだったので楽しかったですよ( ^∀^)
結局ケロちゃんは二次予選で敗退…f(^_^)(笑)
さらにその後はチャンピオンズさん達と身内メンバーだけが残って、同じレイアウトにウォッシュボードがいろんな場所についたバージョンで再びレース(汗)
このレースでは見事ケロちゃんライトダッシュプロで3位になることができました♪ヽ(´▽`)/
ケロちゃんとこみはるは実はスラダンの減衰力をそれぞれ変えてるんですよ…
今回のレースで減衰力のデータはけっこう取れたんじゃないかと思います(  ̄▽ ̄)
そして何より今回はチャンピオンズさんやタスキ常連な強豪レーサーさん達と一緒に走れたのが一番の収穫でしたね( ^∀^)
レイアウトが変わるごとにどうゆうセッティングに変えてくるのか、そして実戦さながらの緊張感を味わうことができましたよ☆
愛知県でも有名な方なので今まで顔や名前は存じ上げていましたが、それだけレベルの高い方に声をかけることなんてできませんでしたけど、話せば優しくて楽しい方々でしたし、今回は本当にありがとうございました(⌒‐⌒)
そんなこんなでスラダンの話しに戻りますが、スラダンの中にはバネとグリスだけじゃなく夢と希望も入ってるんですよ( ´ー`)(謎爆)
この単純だけど奥深い装置でミニ四駆の走りは大きく変わってきますからね(゜∇゜)
3レーンコースに前後スラダンは必要なのか賛否両論ありますが、とりあえずおいらは導入して来るジャパンカップ2015に向けて今から調整していきますよι(`ロ´)ノ
さぁて今週末は幕張で日本初開催なレッドブルエアレースを撮影しに行ってきます(*´∇`*)
とりあえず二日通し券を買ったんですが、たぶん土日のどちらか一日しか見ないので、残る一日はタミヤ本社で開催されるオープンハウスでジャパンカップ2015のコースを一足早く見学して、あとは関東でミニ四駆修行してこようかな( ̄∇ ̄*)ゞ