spitのブログ一覧

カタログとはいえない？
雑誌の広告の切り抜き
なんてゆーのが
旧車のイベントなんかへ行くと
売られて居たりします。

「そんなもの誰が買うの」


私です。（自爆）

フォトギャラリーで見てください

当然のことながら、
自分が乗ってる車のカタログは集めたいわけで．．．。

１９６２年
当時のトライアンフには
「ヘラルド」という１．２Ｌのファミリーセダンがあり、
売れ行きも好調だったのか、セダンにとどまらず、
ステーションワゴン、クーペ、コンバーチブルと
バリエーションを増やしていました。

そこで、スプリジェットに対抗する安いオープンカーを出したいと言うことで、
「ヘラルド」のエンジンや下回りの大部分を流用して、
「スピットファイアー」の誕生になります。


スピットファイアーのカタログをフォトギャラリーにアップしました。

先ほどのＡＵＳＴＩＮと同様の

その当時のフラッグシップカーなんです。

トライアンフの中で。

ＴＲ－３Ａ（ティーアール　スリー　エー）です。

１９９１ｃｃの４気筒。

当時の英国での位置を見るようなカタログです。

「絵まるだし」です。（笑）

そして絵によっては明らかにおかしなバランスになっています。

４つ折のカタログで少し落書きも有るので

１５００円くらいで買えました。

このカタログは、

ＡＵＳＴＩＮ　ＨＥＡＬＥＹ　１００　ＳＩＸ　です。
（おーすちん　ひーれー　わんはんどれっど　しっくす）

こちらは見開きのパンフレット的なものですが、

やはり全編「絵」です。と言いたい所ですが、

コレは高級車なんです。写真です。

でも、相当細かく写実的に描かれた絵と言われれば

「そうかな」とも思えるほど、うそみたいな風景と、

映り込みの少ない車体です。

この車は、２．６３９ｃｃで６気筒エンジン。

ライトウエイトとは言えないかも知れませんが、

それでも空車重量１０９９ｋｇは現代の肥え過ぎた

スポーツカーといわれている車より

はるかに軽いです。

これは、

ＡＵＳＴＩＮ　ＨＥＡＬＥＹ　ＳＰＲＩＴＥ　ＭＫ２
（おーすちん　ひーれー　すぷらいと　まーくつー）

のかたろぐです。

ＭＫ１は、おなじみ「かに目（フロッグアイ）」ですね。

大体私と同い年の車です。

のちにＭＧミジェットと同型車になる車です。

私が持ってるカタログの中では一番高価なものです。

ＭＧやＡＵＳＴＩＮは英国車の本流なので、

人気もあり、高くなります。

この当時のカタログって、

「絵」なんですよね。

当時も車を買うと言うと高い買い物な訳で、

それを、明らかに実車とは異なるバランスの

デフォルメされたこの「絵」を思い描いて

購入に至った訳なんですね。

今みたいに近くにデイーラーも無く、

当然新車発表にも試乗車も無く、

もしかしたら、展示車も無く、

「このカタログだけで」

購入を決める人たちも結構居たんでしょうね。

このカタログを今の時代、コレクションして見ると、

現代には無い味わいがあって、
（モーターショーなどで貰って来るカタログよりも）

満足度もありますね。